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Atariが設立50周年。PongやAtari 2600などでゲーム市場を黎明期から支えてきた老舗は,新たにGoogle Stadiaとの提携をアナウンス
Atariについては,40周年を迎えた際に「奥谷海人のAccess Accepted第349回:Atariの歩んだ,栄光と苦難の歴史」で,その軌跡を詳しく紹介したことがあるが,ノーラン・ブッシュネル(Nolan Bushnell)氏とテッド・ダブニー(Ted Dabney)氏によって設立された,アメリカに名前が残るゲームメーカーとして古い歴史を持つ企業だ。
一世を風靡したテーブルテニス風のゲーム「Pong」や,1977年にローンチした家庭用ゲーム機「Atari Video Computer System」(のちに「Atari 2600」に改称)などでゲーム市場の黎明期を支えたが,1983年には前年比でゲーム市場の97%が消滅するという,俗に言う“アタリショック”以降,台頭した任天堂の影で苦難の道を歩んだ。
また,今回の50周年記念に合わせて,Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」との提携をアナウンスし,Stadia Proユーザーであれば自由に同社のラインナップを遊べるようになっているという。
さらに,50周年に合わせて,海外ゲームメディアIGNがエクスクルーシブ映像(リンク)を公開し,創業者のブッシュネル氏に対して,ウェイド氏がインタビューするという動画を制作。また,公式販売サイト(リンク)では米国時間6月28日まで,「Atari VCS」を50ドルオフで販売するというセールも開催中なので,気になる人はチェックしておこう。
It's been a great 50 years building memories with you. ?
— Atari (@atari) June 27, 2022
Let's celebrate Atari's anniversary together with some classic fun! pic.twitter.com/OBTENFTWPQ
Atari
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