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「Company of Heroes 3」のデベロッパ,Relic Entertainmentがセガからの独立を発表
リリースによれば,ヨーロッパ地域におけるコンシューマゲーム分野の事業環境の変化が急速に進み,それに対応するための構造改革の一環とのこと。中期ラインナップの見直しや固定費の適正化なども実施するという。
欧州構造改革の実施及び損失の計上についてのお知らせ
1997年に設立されたカナダのRelic Entertainmentは,「Company of Heroes」(2006年)に続くシリーズ作品や,「Warhammer 40,000: Dawn of War」(2004年)といったRTSタイトルで知られるデベロッパだ。親会社だったTHQが2013年に倒産したことにより,Sega Europeに売却され,その後,「Age of Empires IV」(2021年)などを開発。2023年2月には待望のシリーズ最新作となる「Company of Heroes 3」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)をリリースしたが,発売の約3か月後にセガは,Relic Entertainment従業員120人以上を対象にしたレイオフを発表している。
セガサミーホールディングスの発表に合わせるようにRelic Entertainmentも公式X(旧Twitter)にポストし,今後は独立したスタジオとしてゲーム開発を続けていくと述べている。そのうえで,これまでのセガの支援に感謝するとともに,セガのビジネスからは離れるが,我々は友達同士であり同僚であるとしている。
売却と独立,ニュアンスは若干異なるが,いずれにしろ今後は独自にゲームを作っていくことになるようだ。「Company of Heroes 3」については,4月にアップデート1.6.0をリリースするとのこと。
Important Update from Relic Entertainment pic.twitter.com/nCcF8olDaC
— Relic Entertainment (@relicgames) March 28, 2024
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