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[インタビュー]推し活グッズ「fanfancy+」ブランドマネージャーに推しへの「好き」という気持ちに寄り添った商品づくりのこだわりを聞いた
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印刷2024/11/27 12:30

インタビュー

[インタビュー]推し活グッズ「fanfancy+」ブランドマネージャーに推しへの「好き」という気持ちに寄り添った商品づくりのこだわりを聞いた

 フクヤが展開する「fanfancy+」は,推しとの日々を彩る痛ゆめかわグッズを展開する推し活ブランドだ。
 もともとはオンラインサイトのみで販売されていたが,近年はリアル店舗「fanfancy+ with GiGO」(東京:原宿,池袋/大阪:道頓堀/台湾台北)を展開している。

画像集 No.001のサムネイル画像 / [インタビュー]推し活グッズ「fanfancy+」ブランドマネージャーに推しへの「好き」という気持ちに寄り添った商品づくりのこだわりを聞いた

 東京都池袋で2024年11月9日,10日に開催されたアニメイトガールズフェスティバル2024(AGF2024)にも出展し,大きな注目を集めた「fanfancy+」のブランドマネージャーの佐山詩織氏にお話を聞くことができた。本稿では商品づくりのこだわりや,リアル店舗の魅力などをうかがったインタビューをお届けする。

AGF2024の「fanfancy+」ブースの様子。かわいらしい商品の実物が展示され,イベント限定アイテムを含む商品を購入できた。また,推しグッズと撮影できるフォトスポットも人気を集めていた
画像集 No.002のサムネイル画像 / [インタビュー]推し活グッズ「fanfancy+」ブランドマネージャーに推しへの「好き」という気持ちに寄り添った商品づくりのこだわりを聞いた


推しがより魅力的に見える推し活グッズ


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 さっそくですが,「fanfancy+」のコンセプトを教えてください。

佐山詩織氏(以下,佐山氏):
 “推しと過ごす日々にプラスするアイテム”をコンセプトにしております。アイドルやゲーム,アニメのキャラクターなど,皆さんの推しをかわいく飾るためのアイテムやファッショングッズを展開しています。

4Gamer:
 推し活と言えば,メンバーカラーやモチーフカラーを連想する人が多いと思います。グッズの色には,やはりこだわっているのでしょうか。

佐山氏:
 そうですね。皆さんの推しのカラーに合うように,カラーバリエーションを展開しています。商品によっては,20色展開しているものもあります。

4Gamer:
 かわいいアイテムはパステル調だったり,大人っぽいものは落ち着いた色だったり,同じ色のなかでもさらにバリエーションがありますよね。

佐山氏:
 お客様のどんな推しにでも対応できるように,さまざまな系統と色合いのものを用意しています。

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4Gamer:
 公式サイトを拝見して,おしゃれでかわいいデザインのアクリルフレームやバッグが多い印象を受けました。デザインで特に注意されていること,意識されていることはなんでしょうか。

佐山氏:
 さきほどお話した色の話にも関わるのですが,お客様の推しを入れたときに,より魅力的に見えるデザインを意識しています。
 また飾ったり,手に持ったりすることを想定しているので,手に取った時にテンションが上がるという点もポイントになっているかなと思います。
 嬉しいことに,お客さまからも自分の推しをアクリルフレームやバッグに入れたとき,魔法にかかったようにかわいく見えるというお声をいただきます。そういうシーンを,これからも演出していきたいです。

4Gamer:
 確かに,魂が入るといいますか,それぞれの推しが入ることで完成するアイテムですからね。お客様の声も届くとのお話でしたが,推し活グッズを手掛けていて嬉しかったことを教えてください。

佐山氏:
 やはり,喜んでいただいているお声を聞けることが1番です。推し活は昨今のトレンドにもなってきていますが,「(弊社のアイテムで)推し活がもっと楽しくなりました」「こんな使い方があるのを初めて知りました」と言っていただくことが多いです。ほかにも「唯一無二のデザインですね」との声もいただきました。
 また,AGF2024のようなリアルイベントに身に着けて来てくださったり,SNSでアイテムの画像とともにポストしてくださっているのを見たりすると,本当に嬉しくなります。

4Gamer:
 使われてこそのアイテムですからね。

佐山氏:
 はい。痛バックにアクリルフレームを入れる方もいれば,アクリルフレームそのものをさらにデコレーションされている方もいて。皆さんのアイデア豊富な使い方を見ていると,嬉しくなりますね。

4Gamer:
 逆に苦労されていることをおうかがいしたいです。

佐山氏:
 デザインで新しいものを作りたいという部分には,かなりこだわっています。そのため開発に時間がかかってしまうので,もっとスピード感を持って,皆さんにお届けできたら……と思っています。

4Gamer:
 ちなみに商品を手掛ける制作陣のなかにも,推し活をしている方は多いのでしょうか。

佐山氏:
 そうですね。アイドルやキャラクター,キャストと,興味の幅が広いメンバーが多いと感じています。開発中もいろいろな意見が聞けるので,とても面白いです。


今後はリアル店舗ならではの体験も充実させていく予定


4Gamer:
 特に人気のあるアイテムは何でしょうか。

佐山氏:
 特定のデザインというわけではないのですが,アクリルフレームは1番人気で,ブランドの代表的な商品です。
 そのなかでもカードサイズのものが,持ち歩けて,鞄にもつけられるということで特に人気が高いです。

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4Gamer:
 かわいいだけでなく,推しグッズを守ってくれるところも魅力的ですよね。

佐山氏:
 守ってくれているというお声は,よく届きます。そして,アクリルフレームを守るアイテムも欲しいというお声も実はいただいています。本当に嬉しいです。

4Gamer:
 デザインがキレイなので,大事に使いたいという気持ちもよくわかります。今のシーズン,オススメのアイテムがあれば教えてください。

佐山氏:
 これからの時期の服装にも似合う,ツイード素材の痛バッグです。最初は一般的なA4サイズで発売したのですが,大きな反響があり,秋にビッグサイズとショルダーバックタイプも販売したのですが,こちらも好評をいただきました。

4Gamer:
 痛バッグは,推しカラーのものが多いイメージです。ツイード素材も,おしゃれでかわいいですね。

佐山氏:
 ありがとうございます。おっしゃるように,通常は推しカラーで選ばれている方が多いです。ツイード素材の痛バッグはホワイトグレーが1番人気で,どんな推しやファッションにも合わせやすいからかなと思っています。

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4Gamer:
 最近ではリアル店舗「fanfancy+ with GiGO」も展開されています。反響はいかがでしょうか。

佐山氏:
 もともとオンラインサイトで始まったブランドだったので,実際に商品を目で見て,手に取って買えることを喜んでいただけました。
 また“推しと遊びに行ける”をコンセプトに,フォトスポットがあったり,飲食可能な店舗があったり,体験型のスポットになっているのもリアルショップの魅力かなと思います。フォトスポットは定期的に変わるので,それに合わせて来店してくださる方もいます。
 店舗では,好きな組み合わせで文字パーツを選べるカスタマイズアクリルフレームもご用意しています。このような店舗ならではの試みは,これからも充実させていきたいです。

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フォトスポット
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4Gamer:
 店舗と言えば,台北にも店舗を出店されましたが海外での反響についてもおうかがいしたいです。

佐山氏:
 9月に「fanfancy+ with GiGO Garden City台北」を出店しました。最初はお客様が来てくださるのか不安もあったのですが,オープン初日から多くの方が集まってくださって,びっくりしました。痛バックを持ってきてくださる方も多くて,推し活は万国共通なんだなと感じました。

4Gamer:
 お話しいただける範囲で,今後の展望を教えてください。

佐山氏:
 リアル店舗が増えてきたので,店舗でできる体験も充実させていきたいです。また,もっといろいろな都市で皆さんが「fanfancy+」に触れる機会を作りたいですし,お客さまに感謝をお伝えするイベントもできないかなと考えています。

4Gamer:
 最後に推し活を愛する皆さんに,メッセージをお願いします。

佐山氏:
 「fanfancy+」は,皆さんの愛や熱意に寄り添うブランドでありたいと思っています。皆さんの好きという気持ちを自分らしく,ステキに表現できるアイテムをこれからもお届けしていきたいので,チェックしていただけると嬉しいです。

4Gamer:
 ありがとうございました。

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「FUKUYA ONLINE(フクヤオンライン)」公式サイト

「fanfancy+ with GiGO」公式サイト

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