RED STORM Entertainmentの"Rainbow Six"シリーズは,対テロリスト特殊部隊のRainbowチームがテロリストを殲滅していくコンバットシムだ。「Eagle Watch」や「Urban Oparation」などの追加ミッションパックや,バージョンアップ版のような位置づけの「Rogue Spear」など,トム・クランシー原作のシリーズモノとしてはかなりの数のタイトルがリリースされている。現在でもRainbowシリーズは国内/海外問わず根強い人気を誇っており,驚くばかりのリアルさ,マルチプレイ時のバランスのよさがその要素の一つだろう。
そのシリーズに,ミッションパックの
「Tom Clancy's Rogue Spear:Black Thorn」(以下,RSbt。画面は上段3枚)と,続編となる
「Tom Clancy’s Ghost Recon」(以下,GR。画面は下段3枚)が追加される。
RSbtでは
アジア圏が舞台となっているようで,和風家屋に突入しているシーンがある。追加される武器やミッション数はいまのところ不明だが,舞台がアジアということで,いままでとはひとあじ違ったミッションが追加されるかもしれない。
一方GRでは
特殊部隊Ghostチームのリーダーとなって,各種ミッションをクリアしていく。チームメンバーへの細かな指示や突入のタイミングはすべてプレイヤーが担当し,テロリストから人質を救出していくという基本的なゲームシステムはRainbow Sixと同じだが,新しい3Dエンジンを採用したグラフィックスが特徴的だ。またコンピュータAIも改良され,テロリストの行動パターンがバリエーション豊かなものになっているとのこと。
実際にブースで公開されていたデモでは,壁がリアルに表現されていたり敵に倒されたときのモーションが滑らかだったりと,新グラフィックスエンジンの素晴らしさを味わうことができた。M-136対戦車ロケットを撃つシーンも,反動が伝わってきそうなほど雰囲気満点。
どちらも発売は
2001年第4四半期を予定しているが,RSbtのほうが先にリリースされるようである。
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