タクティカルFPS「Rainbow Six」シリーズ最新作「Rainbow Six：Raven Shield」（以下，RvS）の対戦大会が，プレイヤー主催で開催されることが決定した。

　大会名は「RAVEN SHIELD JapanCup 2003」で，主催はRvSの一プレイヤー「AFiNA」氏。メーカーなどの企業や団体が介在しない，あくまでもプレイヤーとクランが中心となって運営する対戦大会だ。以下に，大会概要を記載しておこう。

■「RAVEN SHIELD JapanCup 2003 −戦競−」
開催日程：
　2003年6月20日　エントリー受け付け開始
　7月1日（0：00）　　エントリー締め切り
　7月5日　 ルール確定
　7月中旬　使用マップ発表
　8月　　　　大会開催

ルール：
　・「3 on 3」のトーナメント形式
　・ルールは「Team Survival」
　・デスカメラは同チームのプレイヤー（一人称視点）のみ
　・ボイスチャット使用可
　・チート，バグ技の使用不可
　・「Remote Charge」と「Claymore Mine」使用不可
　※使用禁止アイテムは，今後増える可能性あり
　※なお上記の内容は，7月5日のルール確定日までに変更される可能性あり

　「こちら」にオープンしている公式サイトを覗くと分かるが，本大会にはRvSのデモ版や製品版にDedicated Serverを提供しているクラン「OMEGA JAPAN」を始め，有名なクランがこぞって参加を表明している。
　CPL（Cyberathlete Professional League）やWCG（World Cyber Games）などの比較的大規模な大会はあるものの，基本的にはクラン活動か，または個人プレイヤーによる"野良プレイ"が中心となるFPSゲーム。しかも現状では，大会の使用対象となるタイトルは「Counter-Strike」がほとんどだ。これについて大会の運営側は，

「現在，FPSといえばCounter-Strikeが代名詞となっています。しかし，いつの日にかそれがRvSとなるようにしたいと思っております」

とのことで，確かに現状パッとしない（？）RvSプレイヤーの活動が活発になることも望んでいる。"スポーツシューティング"という意味で，CSに取って代わる可能性をもつ「RvS」。参加表明は「こちら」の掲示板から随時行えるので，興味がある人は，まずは気軽に覗いてみよう（Gueed）