ジェネラル・サポートは本日(2013年6月5日),PC用シミュレーションゲーム
「鋼鉄の騎士II 文庫版」を7月12日に発売することを発表した。価格は3150円(税込)。
今回発表された文庫版は,2005年に発売された
「鋼鉄の騎士II」の廉価版を簡易パッケージ化したもの。
プログラムが新たにWindows 2000/XP/Vista/7に対応したほか,
既存の戦車兵を美少女キャラクターに変更したキャンペーンシナリオ「とくべつばん」が収録されている。なお,従来のバージョンで行えたオンラインマルチプレイは,
「現在のネット環境にそぐわない」という理由で廃止されたものの,LANを利用した対戦は可能とのこと。
「鋼鉄の騎士II」は,第2次世界大戦時における戦車部隊同士の戦いを描いたシミュレーションゲームだ。プレイヤーはドイツ,イギリス,アメリカ,ソ連,フランス,イタリア,ポーランド,ハンガリー,日本の9か国の中からいずれかを選び,自軍を指揮して勝利へ導くことを目指す。登場する車両は171種類で,戦車砲の貫徹力,車体と砲塔の装甲厚,エンジンの故障率など,細かなデータまで網羅されており,戦車やミリタリーものが好きな人にはたまらない作品といえそうだ。
|
|
■『鋼鉄の騎士II文庫版』製品概要■
『鋼鉄の騎士II文庫版』は弊社が2002年に発売しSLGファンに好評を博した戦車戦シミュレーション『鋼鉄の騎士II』を簡易パッケージ版としてお求めやすい価格にて発売するものです。
プログラムはWindows2000/XP/Vista/7対応の最新バージョンで、キャンペーンシナリオ1本を新たに追加収録しました。
なお文庫化にあたり、旧版で搭載されていたインターネット対戦機能は現在のネット環境にそぐわないため廃止となりました。
(LAN対戦機能は従来通り搭載しています)
『鋼鉄の騎士II』は第二次世界大戦時に於ける戦車部隊同士の戦いをシミュレートした戦車戦SLGです。
プレイヤーは戦車部隊指揮官(中隊規模)として指揮下の戦車1両ごとに移動方向や射撃目標などを指示しながら敵戦車部隊と戦いを繰り広げます。
各車種には車体と砲塔の装甲厚および傾斜角(前面、側面、背面を別個にデータ化)、標的面積、戦車砲の貫徹力、砲塔の旋回範囲、エンジンの故障率など詳細なデータが盛り込まれ「高性能だが故障しやすいパンターD型」「車高が低く待ち伏せ向きのIV号駆逐戦車」といった特性を余すところなく再現します。
その他にもキャタピラへのピンポイント射撃や足回り(装軌、半装軌、装輪)による走破能力の違い、悪路でのスタックなどもルール化。
天候の変化に伴い視界範囲も刻々と変化するので「砂嵐に紛れて敵に接近を図る」といった作戦も実施可能。
HEAT弾や乗員脱出などもルール化しています。
ゲームに登場する国家はドイツ、イギリス、アメリカ、ソ連、フランス、イタリア、ポーランド、ハンガリー、日本の9カ国。登場車両は各国の戦車、突撃砲、駆逐戦車、ハーフトラック、装甲車など171車種に上ります。
例えばドイツ軍の場合、大戦初期のII号戦車からIII号、IV号戦車は言うに及ばずIII号突撃砲やエレファント重駆逐戦車、そしてティーガー2なども登場。パンター戦車ではD型、A型、G型、ヤクトパンターの各タイプはもちろん試作に終わったF型やパンター2まで様々なバリエーションをデータ化しています。
ドイツ以外にもM4シャーマン、クロムウェル、ルノーR35、T34、スターリン、トルディ、97式中戦車、特二式内火艇、T35多砲塔戦車など各国車両が多数登場。更に超重戦車マウスやトータス、5式中戦車など実戦に投入されなかった幻の車両も多数収録しています。
またデータ変更機能も充実しているのでクルスク戦などの史実戦シナリオにこれらの車両を登場させることも可能です。
キャラクターはビットマンやバルクマン、カリウスなどのエース搭乗員をはじめ各国の戦車兵が多数登場。キャンペーンシナリオでは戦闘経験による能力アップなどRPG的な要素も楽しめます。
更に本ゲームにはデータベース機能を搭載しておりゲームに登場する全車種について開発経緯や全長全幅などの実測値、生産台数など膨大なデータが記載されています。
シナリオは西部戦線、東部戦線、北アフリカ戦線、太平洋戦線を網羅したショートシナリオとプレイヤーが自由に部隊を編成できる対戦専用のフリーセットアップシナリオ、独ソ戦を通してプレイするキャンペーンシナリオを収録。
更に今回の『文庫版』では、既存の戦車兵を美少女キャラクターに変更したキャンペーンシナリオ「とくべつばん」を追加収録しており、シナリオ本数は24本に上ります。
なおショートシナリオとフリーセットアップシナリオはLANを使用した人間同士の対戦プレイも行えます。
(対戦プレイは非サポートです)
■『鋼鉄の騎士II文庫版』動作環境■
■対応OS:日本語版Windows2000/XP/Vista/7(WindowsRTには対応していません)
■PC :上記のいずれかのOSがインストールされており、かつ快適に動作するもの
■HDD :1GB以上の空き容量が必要(セーブデータ含まず)
■ディスプレイ:800×600以上 Full Color
■ドライブ:CD/DVD/BDドライブ
■サウンド:GM規格対応のMIDIデータを再生可能な音源(BGMなしでもプレイ可)
■その他 :
マウスが必要
マニュアル(PDF形式)を見るためにはAdobe社の「Adobe Reader」が必要
LAN対戦を行う場合TCI/IPによるローカルエリアネットワーク環境が必要(LAN対戦はサポート外)