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ファンタジー3D RTS「BESIEGER」がMYSTIXより発売決定
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印刷2003/12/17 18:06

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 ファンタジー3D RTS「BESIEGER」がMYSTIXより発売決定 - 2003/12/17 18:06


 MYSTIX STUDIOSは,Primal Software社制作のファンタジー3D RTS「BESIEGER」を,日本語化して発売することを発表した。発売予定日は2004年3月11日で,価格はオープンプライス

 本作は,BESIEGER(攻囲軍)というタイトル名が示すとおり,"攻城戦"の要素を重視したストラテジーゲーム。ヴァイキングなどが闊歩する中世北欧の世界観を背景に,「ユニット対建物」をコンセプトにした独特の戦闘システムを搭載している,なかなかにユニークな作品である。
 いわゆる"ヒストリカル"な作品ではなく,魔法やモンスターなどといったファンタジー的な要素もふんだんに盛り込まれている点も大きな特徴。資源を集めて街を建設するという,オーソドックスなRTSのスタイルの中に,マップ中を徘徊するモンスターを退治していくという要素が盛り込まれているところは,どことなく大ヒット作「Warcraft III」の影響が感じれる部分だろう。ユニットにレベルやクラスチェンジの概念があり,戦闘を重ねるたびに成長していくユニットシステムなどRPG的な要素も用意されており,昨今流行した要素を満遍なく網羅している点が本作の特徴だ。
 またヴァイキングの戦士を主人公として展開されるシングルキャンペーンでは,徘徊するモンスターを倒しながら広大なマップを探索し,イベントやミッションを達成していくという,一見するとRPGにも似たゲームスタイルが用意されている。もちろん本作のコアな部分のゲームシステムはRTSそのものなのだが,山岳部や森林,砂漠など起伏に富んだマップをうろうろと歩きまわる様子は,RPG的な"冒険"の感覚を喚起させる。霧がかった山のふもとや遠くに薄く見える滝など,マップの巨大さという面では,本作は3D RTS随一の規模かもしれない。昼夜による変化や天候の変化などといった,マップ(世界)のディテールが細かく表現されている点も注目だ。

 RTSに属する本作だが,個人的にはむしろシングルキャンペーンにある"冒険的な面白さ"(RPGというほどではないが)のほうが気になるところ。日本語版の発売予定日が2004年3月11日とのこと(英語版の発売が2004年第2四半期予定らしいけど,日本語版は本当にこの発売日なのだろうか)だが,作品のさらなる情報が入り次第,続報をお届けしたい。(TAITAI)



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