2004/08/27 23:50 |
今年で誕生10周年を迎えた,工画堂スタジオの「パワードール」シリーズ。未来の植民惑星を舞台に,女性パイロットだけで構成された特殊部隊の第177特務大隊(通称DoLLS)が,ロボット兵器"パワーローダー"を駆って活躍するというSFストラテジーゲームだ。
パッと見の印象と異なる硬派なプレイバランスで,多くのプレイヤーに愛されてきた同シリーズだが,10周年を記念した書籍「パワードール第177特務大隊設定ファイル」が,新紀元社より本日(8月27日)発売された。初代「パワードール」から「パワードール2」「パワードール2DASH」を経て最新の「パワードール6」にいたるシリーズ全作品を対象に,ゲームの主役である第177特務大隊の軌跡を追う。
同書籍には,ゲームの舞台となる惑星オムニとその歴史,総計65名におよぶ歴代隊員達の設定画とプロフィール,25種類のパワーローダーと各種兵装,支援兵器についての解説などが掲載されている。 表紙はオフィシャル制作スタッフによる描き下ろしで,ビジュアル要素としてイラストレータの高荷義之氏が手がけてきた全作品のパッケージアートや,すべてのミッションコンプリートCG,そのほかの関連グラフィックスも多数掲載する。また,作画担当をはじめ制作スタッフのコメントや,作品に関連したグッズの紹介も収録されている。
B5判で全184ページ,価格は税込みで2100円だ。なお同書籍は書店で販売されるほか,「こちら」にある工画堂スタジオの直販サイト「OMNI SHOP」でも取り扱われ,同サイトで購入した人のうち抽選で1名に「パワードールピンバッチセット(5種)」がプレゼントされる。
それ以前の作品と設定年代が(したがって登場人物も)異なる「パワードール3」以降については,アートワークが本格的にまとめられるのは今回が初めてとなる。オールドファンのみならず,近年の作品でパワードールの世界に入った人も,ぜひ注目してほしい。(Guevarista)
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