このゲームの読者の評価
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今まで遊んだFPSで、五指には確実に入るゲーム 95 - 投稿者:Pt(男性/30代)
- 投稿日:2012/03/04
- 良い点
- 正直、「良い点は挙げるとキリがない」と言っても良いほど私はこのゲームを気に入っています。その一番の理由は「自由度の高さ」です。
通常のFPSは“限られた範囲内での行動選択”しか出来ず、一度通ったシナリオをもう一度やると「もっとこうしたいのに…」とか「それは罠なんだけどな〜」とか思ってしまいます。 しかし、このゲームは最初の隊員の装備から突入場所、建物の中に入ってからどのように探索するか、犯人をどうするかなど、一度ゲームを始めてしまえばもう一切の選択を邪魔をする要素は無く、高い自由度でゲームをプレイできるのです。
次に魅力的なのはゲーム全体を通して感じられる『リアルな雰囲気』です。
特に私は幼いころアメリカに住んでいたことがあるからなのでしょうか。2面の住居突入ではアメリカ独特の雰囲気というものを強く感じられました。
どのマップも本当に使われていそうな造りになっていて、ストーリーの後半にいくにつれて探索しにくく犯人が自由に動き回れるような構造になっていきます。そしてそれがまたプレイしているスリルと興奮を掻き立てるのです。 - 悪い点
- 悪い点、というよりも個人的な不満なんですが、敵AIがなんとも何を考えてるのか理解できずしばしばその謎な行動に翻弄されてしまいます。
例えば隊員が部屋に突入してきたとき、ビビって犯人は逃げ出そうとしますが部屋の出入り口が1箇所しかない場合、SWAT隊員が待ち構えている出口に向かって突っ込んで、隊員たちを押しのけて逃げようとします(まず、捕まりますが)しかしこんな時、逃げている犯人を射殺すればペナルティなのでテイザーなどの非殺傷武器で制圧しなければならず、思わずメイン武器で撃って減点になることがよくあるのです。
他にも、投降を呼びかけてそれに応じた場合、犯人は武器を捨ててひざ立ちになります。ほんとはそこから手錠をしなければならないのですが、ここで手錠をせずに探索を続けても犯人が再度武器を取り抵抗するようなことはなく、おとなしく手を上げて待っててくれているのです。
このようなAIの粗も、そもそも敵AIが普段の場面でなんか賢い行動をしているから奇行が目立つというだけで、このゲームのAIの水準は高いほうなんですけどね。 - 総評
- このゲームはFPS・シューティングが好きな人はもちろん、それに加えて戦略シュミレーションや雰囲気ゲーが好きな人はもうほんとにハマると思います。そしてヤリコミ要素が高く、一つのステージをクリアするのにもわりと時間がかかるので、なんならこの先もずっと遊べるゲームになるでしょう。
一方で、必然的に慎重なプレイを求められるゲームでもあるので、我慢強くなければ難しいかもしれません。 そして慎重に進んで行っても銃弾1発が命取りになるこのゲームでは、敵と出会った瞬間に即死というのもよくある話で、やはり忍耐力が求められるのではないかなと私は思います。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 5 -
文字通りの埋もれた傑作 90 - 投稿者:まうまう(男性/40代)
- 投稿日:2008/11/05
- 良い点
- SWAT隊長として人質の命を守り、犯人を殺さずに拘束するというシステムこそがシリーズ最大の特徴だ。
グラフィックは現実の家屋を丁寧に描写しており、犯人AIも家屋をぐるりと回りこむように移動して、プレイヤーであるSWATを翻弄する。
忘れてならないのはBGMで、死と隣り合わせの緊張感を盛り上げるために、しかし敵の足音などを探る邪魔にはならないよう配慮されている。 - 悪い点
- 移動速度がかなり抑えめなので、ラン状態にしても早歩きくらいの速さしかでない。
このもっさり感と暗めの背景のせいで初心者には敬遠されてしまうのだろうか。
また敵に比べると味方AIが妙に弱いため、撃ち合いになるとすぐにやられてしまう。
戦闘結果で高評価を目指すと、味方はドアの見張りなど裏方を任せて、自分一人で敵を制圧するしかない。 - 総評
- シナリオ数も多く、シングルFPSとしては最高レベルの傑作だろうと思うのだが、なぜか日本では評価が著しく低い。
日本語版はすでに絶版だし、拡張版にいたってはもともと発売すらされていない。
よく「SWATシリーズは人を選ぶ」と言われるが、それにしてもあまりに日本での評価は低すぎる……。
個人的にはCoDシリーズと並ぶほどのタイトルだと思うのだが。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 5 5 -
SWAT4 日本語版のプレイを終えて 90 - 投稿者:r7d(男性/50代)
- 投稿日:2008/10/08
- 良い点
- 硬派のリアル系FPSがプレイしたかったので本タイトルを選択しました。日本語版でプレイしました。音声は英語で日本語字幕が表示される仕様です。難易度Eliteのみでクリアしました。特殊部隊独特の緊張感がBGMの効果も相まってうまく表現できていると思います。Fキーで威嚇を行うと「Get Down!」とか「Hands up!」とかプレイヤーキャラが叫ぶのですが声の本気度が高くこちらの気分も自然と高揚してきます。あと犯人や人質にペッパーボールガンやペッパスプレーでの攻撃をあびせたときの反応(せきをしながら叫びます)が妙にリアルです。犯人はこちらの突入を察知すると逃げ回ったり、こちらに迫ってきて攻撃してきたりするのでドキドキしますが非常にやりがいがあります。硬派のリアル系FPSが好きなら是非プレイをおすすめいたします。
- 悪い点
- 1周しかプレイしておりませんので完全に操作を熟知しているというわけではありませんが、2チームをうまく使いこなすのが難しい仕様でプレイヤー1人で進めてしまうというか1人で進めないと味方がどんどんやられていってしまうのが残念なところです。RavenShield以前のRainbowSixのように事前にタクティカルマップで各チームの突入プランが立てれるとより深みのあるゲームとなるのではないかと思います。
- 総評
- RainbowSixがVEGAS以降コンシューマーよりな仕様になってしまった現在、硬派のリアル系FPSはかなり希少な存在となってしまいました。戦場ものではアームドアサルトががんばっていますが、現在プレイできる特殊部隊もののリアル系FPSでグラフィックは最高レベルですので存在価値の非常に高いタイトルであるといえると思います。SWAT5の発売を切望しつつ難易度Easyで犯人殲滅プレイでもしようかと思います。
- プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 2 5 4
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