MMORPGの「アッピーオンライン」や「ミックスマスター」でお馴染みのブロードゲームは，コミュニティ育成ソフト「ジョイナラ」のオープンβテストを2004年5月27日に開始すると発表した。

　ジョイナラは，自らのアバターを作成し，チャットしながら友達を作ったり，その友達とミニゲームなどで遊んだりできるハンゲームライクなコミュニティ育成サポートソフト。アバター用の着衣は400種類以上あり（組み合わせは3万通り以上あるとか），また機能面では，通常チャットや"ささやき"チャット，インスタントメールなど，この手のソフトに必要なものはひと通り実装している。

　本作は，2003年10月31日よりプレオープンテストとして一般に公開されていて，今回のリニューアルではプレイヤーのフィードバックを反映しつつ，いくつか新機能が加えられた。
　新機能のほとんどはブロードゲームの共同事業主となったケイ・オプティコムによるコンテンツ追加で，同社がカスタマイズした関西エリアの特徴をもつ新マップ「eoランド」の実装，また同社の音楽/映画/イベント関連のサービスを紹介するNPCの配置などだ。

　そのほか，既存のマップで購入できる新アイテム7種，またeoランドでのみ購入可能なアイテム10種の追加などが行われた本作。最近は，自分の顔やプロフィールを公開しながら雪だるま式に友達を増やしていく"ソーシャルネットワーキング"と呼ばれる方式が全盛ではあるが，匿名性の高いアバターシステムも，周辺サービス次第でコミュニティツールとして十分機能するはず。
　実際にテストプレイが可能になるのは5月27日だが，すでに「こちら」で無料のユーザー登録とクライアントのダウンロードが可能なので，気になる人は混雑を避けて，今のうちに登録しておこう。（Gueed）

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