プレイレポート
プレオープンβテスト開始直前!「メイフマスターズ」先行プレイレポートを掲載
今回プレOBTを間近に控えた本タイトルを先行プレイする機会が得られたので,その概要とメイフ達の魅力を改めてお伝えしよう。前回のCBTに参加した人も,まだメイフマスターズを知らない人も,ぜひ一読して欲しい。
オーソドックスなインタフェース
細かな操作性は改善に期待
キャラクター作成では顔パターン5種類,頭(髪型)15種類,髪色10種類を選んで組み合わせられる。試しに女性キャラクターを作成してみたのだが,石器時代というモチーフを意識してなのか,ヘアピン代わりに獣の骨が頭から飛び出ていたり,禿頭やら弁髪やら,なんとも強烈なインパクトのヘアスタイルが多く,“可愛い”キャラクター作りには思いのほか時間がかかってしまった。また,テストプレイ時には背と体型が変更できず,キャラエディットの自由度はちょっと低く感じた。ここはぜひとも,OBTまでに実装してほしいところである。初期ステータス値にはSTRかINT,DEXかVITのどちらかにスライドバーを動かすことで,ボーナスポイントの割り振りができる。メイフマスターズの世界にはファイター,ハンター,ミュージシャンといった職業が存在するので,育成方針を最初に決めてからキャラクターを作るのが良さそうだ。キャラクタースロットは五つあるが,すべてがOBTの時点で開放されるかどうかは不明である。
凛々しい立ち姿の男の子キャラクター。石器時代なのにやたら現代風パンツをはいているが,それはそれ。石器時代のファンタジーということで,全力で見ないふりをすべきだろう |
テストプレイには女の子キャラクター,テストちゃんを採用。最初は下着に棒きれ1本という姿でゲームが始まる |
メイフマスターの世界には先ほど紹介した三つの職業があるが,最初はみんな「ルーキー」からスタートし,まずはこの世界のルールやら操作方法を覚えるためのチュートリアルをプレイすることになる。頭上にアイコンが出ているNPCに話しかけ,指定アイテムを集めたり別のNPCに話しかけるといった,MMORPGではよくある基本的な内容なので,とくに分かりにくいものはない。操作方法は移動を含めほとんどすべてがマウスクリックで行え,ショートカットに設定したスキルやアイテムは対応する1〜12のキーを押すという,これまたオーソドックスなインタフェースを採用。戦闘方法は,対象モンスターをダブルクリックすれば,近寄って相手が倒れるまでオートで攻撃し続けてくれる。少々残念なのはW/A/S/D移動と,Tabキーによる対象ターゲットの選択に対応していない点だ。細かいことだが,プレイの快適具合に大きく影響するポイントなので,この2点についてはぜひ実装してほしい。
メイフの成長は食育が決め手?
さて,プレイヤーのペットというよりは共に冒険してくれる仲間,メイフはどうやって手に入れるのか? 基本的にメイフは卵の状態で,モンスターのドロップから入手できるのだが,初めてのメイフはチュートリアルを兼ねたクエストで「アーゴンの卵」か「ターラの卵」のうち,どちらか1個をもらえる。卵を選んでダブルクリックすると,アイテムインベントリとは別に孵卵器が画面上に表示され,大切な卵の孵化が開始。しばらく時間が経過すると待望のメイフ誕生だ。そのままではメイフはインベントリに入った状態なので,「召喚」ボタンを押すことで足元に出現する。一度孵化させたメイフは最大5匹まで格納できるが,召喚できるのは1匹だけだ。また,卵の状態であればアイテムインベントリに空きがある限りいくつでも所持できる。
チャット欄右上に見えるの白いものが,卵を温めている最中の孵卵器である。いったん孵化が始まると,もう途中で卵に戻すことは出来ない |
えーと,見えるだろうか,テストちゃんの足元に見える肌色っぽい小さなおまんじゅうが? これが孵化したばかりの乳児メイフの姿なのだ |
プレイヤーと一緒に戦うことで経験値を獲得し,やがてレベルアップしていくメイフだが,そもそもメイフには「昆虫」「恐竜」「動物」という3つのタイプが存在している。さらに,一定のレベルごとにメイフは成長段階を迎え,その姿を変えていく。生まれたばかりのメイフは「乳児メイフ」と呼ばれる第1段階で,どのタイプでも手のひらに乗りそうなミニサイズだ。メイフのステータスを見て空腹ならばエサを与えるのだが,エサにはバナナや肉類などの種類があり,肉だけで育てるのかベジタリアンにするかなど,エサのあげかた次第で,メイフがレベル10になったときに進化する第2段階への方向性が決まっていく。つまり,食育次第で外見や性格が決定づけられるわけだ。乳児メイフからの進化パターンがいくつあるのか,どれだけ分岐点があるのかなどの情報は当然シークレットなので,プレOBTで与えるエサの種類をいろいろと変えつつ研究してみてほしい。
メイフのレベルをどんどん上げれば,攻撃や補助スキルを専用NPCから購入して覚えさせることもできる。また,一部のメイフは大きくなったときにプレイヤーが背中に乗れる,騎乗可能タイプのメイフになる。騎乗中のプレイヤーは攻撃できないが,メイフが覚えた攻撃スキルはそのまま使えるので,移動中はスピードが上がる代わりに何もできない……ということはない。
とあるメイフを第2段階まで成長させると,頭でっかちな恐竜タイプになった。バランスが悪くてすぐ転びそうなんですけど |
第3段階まで育てた立派な大人メイフの姿。顔つきがずいぶん凛々しくなった。このタイプは騎乗可能なメイフだ |
さっそく背中に乗って移動してみる。騎乗中は移動速度もほんの少し速くなる。メイフの種類によって速度増加率も異なるとのことだ |
ゲームバランスやメイフとプレイヤーの成長速度,プレイスタイルにあったメイフの種類などについては,もう少しじっくり時間をかけて遊ばないと未知数なところが多いが,テストプレイをした限りではテンポも良く,ストレスを感じたり分かりづらい部分はとくに見当たらなかった。実際にメイフを育てていくとどうなるのか,についてはプレOBT開始以降にお伝えするので最新情報を待っていてほしい。
- 関連タイトル:
メイフマスターズ
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