「Windows 8環境でBF4がクラッシュする問題」に対処した「Catalyst 13.11 Beta V8」リリース

　北米時間2013年10月30日，AMDは，Catalyst 13.11シリーズの公式最新β版グラフィックスドライバ「Catalyst 13.11 Beta V8」（※もしくは「Catalyst 13.11 Beta8」。AMD内部でも表記が揺れている）を公開した。28日の「Catalyst 13.11 Beta V7」からわずか2日での更新となったわけだが，これは，V7版βドライバに，

• Windows 8環境において，状況再現性のない形で「Battlefield 4」がクラッシュする問題

があり，それに取り急ぎ対処してきたためだという。

　幸か不幸か，日本版「バトルフィールド4」の発売日は11月7日なので，日本のRadeonユーザーがV7版βドライバの問題を“喰らった”ケースはほとんどないと思われるが，ともあれ，11月7日の到来を指折り数えているような人は，ひとまず導入しておいてはどうだろうか。
　ただし，AMDはゲーマーに対して公式β版ドライバの導入を推奨する一方，「現状渡しの無保証版」とも位置づけているので，ドライバのインストール作業はくれぐれも自己責任でお願いしたい。

　というわけでダウンロード先は以下のとおり。「Display Driver」のバージョンは「13.250.18.0000」（1310300023-13.25.18-131029a-164333E-ATI）で，同「13.250.18.0000」（1310281025-13.25.18-131025a-164159E-ATI.2）となっていたCatalyst 13.11 Beta V7以前のCatalyst 13.11シリーズにおけるアップデート内容はすべて含まれるとされている。

→Windows 8.1・8・7用Catalyst 13.11 Beta V8


＃＃　以下，英文リリースハイライトまとめ　＃＃

●Catalyst 13.11 Beta V8の対応製品

• Radeon R9 290・280・270シリーズ
• Radeon R7 260・250・240シリーズ
• Radeon HD 7900・7800・7700シリーズ
• Radeon HD 6000シリーズ
• ATI Radeon HD 5000シリーズ
• Radeon HD 8000Mシリーズ
• Radeon HD 7000Mシリーズ
• Radeon HD 6000Mシリーズ
• ATI Mobility Radeon HD 5000Mシリーズ

●Catalyst 13.11 Beta V8で解決した問題
Windows 8環境において，状況再現性のない形で「Battlefield 4」がクラッシュする問題