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「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3」登場。「Total War:WARMAMMER II」と「Forza Motorsport 7」最適化版として
第2弾である「Radeon Software Crimson Edition 17.9.2」からわずか1週間での再アップデートとなる今回は「Total War: WARHAMMER II」および「Forza Motorsport 7」に向けた最適化版という扱いだ。WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」なのは変わっていない。
リンク先は以下のとおり。今回も,Radeon RX Vegaシリーズとそれ以前のGPUとで入手先が分かれている一方,ダウンロードできるインストーラは同じであることから,4Gamerからのリンクは1つに集約しているので,その点はご注意を。
→64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.9.3
→32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.9.3(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.9.3
→32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.9.3(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.9.3
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.9.3(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.9.3
→ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.9.3(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
※2017年9月時点でAMDは,「Radeon R9 FuryシリーズとRadeon Pro Duo,Radeon RX 400シリーズでは64bit版Windows 10・8.1・7に対応,Radeon RX 500シリーズでは64bit版Windows 10・7に対応」というスタンスだ。Windows 8.1用ドライバは,64bit版が「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.7.1」,32bit版が「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.1.2」を最後に更新されていない。
「Display Driver Package」のバージョンは「17.
なお,17.9.2ドライバの紹介記事で指摘した「AMDがCrossFireのことをなぜか『マルチGPU』と呼んでいる件」だが,確認したところ,「CrossFireはDirectX 11世代までに向けた技術であるため,DirectX 12世代ではマルチGPUと呼ぶ」という回答が得られた。リリースノート上や回答メール上の表記が「multi-GPU」「mGPU」「MGPU」と揺れているため,落ち着くまでの間,4Gamerでは「マルチGPU」と表記したいと思うが,ともあれそういうことのようなので,呼び名を気にするタイプの人は押さえておくといいのではなかろうか。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ####
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3の対応GPU
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.2)
- Display Driver Package:17.30.1011-170922a-318283E-Crimson
ReLive -Crimson ReLive (←17.30.1091 -170918a2 -318192E -CrimsonReLive) - Radeon Settings:2017.0922.1659.28737(←2017.0918.1943.33661)
- 2D Driver:8.1.1.1614
- Direct3D:9.14.10.01304
- OpenGL:6.14.10.13492
- OpenCL:22.19.677.257(←22.19.677.1)
- Mantle:9.1.10.0220
- Mantle API:102400
- Audio Driver:10.0.1.1
- Vulkan Driver:1.6.0
- Vulkan API:1.0.51
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3における最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.2)
- 「Total War: WARHAMMER II」「Forza Motorsport 7」に向けた最適化
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3における新要素
・マルチGPUサポートの拡張
- 「Total War: WARHAMMER II」用マルチGPUプロファイルの追加
・Radeon Chillの拡張
- 「Total War: WARHAMMER II」用Radeon Chillプロファイルの追加
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3で解決した問題
- Radeon RX Vegaシリーズ搭載環境で,Radeon Settings上にある「Enhanced Syncを有効化するためのドロップダウンメニュー」が表示されないことのある問題
- RyzenベースのシステムでRadeonのマルチGPU構成を採用していると,Radeon ReLiveを有効化した場合,アイドル時の動作クロックが高くなることのある問題
- Radeon RX 580のマルチGPU構成時に「F1 2017」で(シングルGPU構成時よりも)フレームレートが低下することのある問題
- 関連タイトル:
AMD Software
- 関連タイトル:
Total War: WARHAMMER II
- 関連タイトル:
Forza Motorsport 7
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