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「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.3」公開。「Sea of Thieves」など3タイトルへ向けた最適化が入る
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印刷2018/02/23 11:27

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「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.3」公開。「Sea of Thieves」など3タイトルへ向けた最適化が入る

 北米時間2018年2月22日,AMDは,2018年2月版グラフィックスドライバの第3弾となる「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.3」(以下,Adrenalin 18.2.3)をリリースした。
 18.2.2ドライバに引き続いてWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版となる今回は,クローズドβテスト中の「Sea of Thieves」と北米時間2月22日発売のVRタイトル「Brass Tactics」に向けた最適化版,そして,18.2.1ドライバで一度最適化が入った「FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE」へ向けて再度の最適化が入ったバージョンという位置づけになっている。

 すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。ただし,「Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics」APUは,今回もサポート対象に入っていないので,その点はご注意を。

64bit版Windows 10用Adrenalin 18.2.3
32bit版Windows 10用Adrenalin 18.2.3(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 7用Adrenalin 18.2.3
32bit版Windows 7用Adrenalin 18.2.3(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用Adrenalin 18.2.3
ノートPC向けの32bit版Windows 10用Adrenalin 18.2.3(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 7用Adrenalin 18.2.3
ノートPC向けの32bit版Windows 7用Adrenalin 18.2.3(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

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 「Display Driver Package」のバージョンは「17.50.25.01-180219a-324524E-RadeonSoftwareAdrenalin」。「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2」の「17.50.17.04-180206a-324065E-RadeonSoftwareAdrenalin」からは相応に上がっているが,それもあってかどうか,今回は前回なかったバグ修正がいくつか入っている。例によって英文リリースノートの翻訳を試みて本稿の最後にまとめたので,興味のある人はチェックしてもらえればと思う。

 ドライバの導入作業は自己責任となるので,その点は注意してほしいが,対象製品のユーザー諸兄諸姉は,ひとまずインストールを検討してみてはどうだろうか。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Adrenalin 18.2.3の対応GPU
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon R5 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ


●Adrenalin 18.2.3の対応APU
  • リリースノートに記載なし


●Adrenalin 18.2.3が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.2)
  • Display Driver Package:17.50.25.01-180219a-324524E-RadeonSoftwareAdrenalin(←17.50.17.04-180206a-324065E-RadeonSoftwareAdrenalin)
  • Radeon Settings:2018.0219.2048.37430(←2018.0206.1847.33779)
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D:9.14.10.01316
  • OpenGL:6.14.10.13507(←6.14.10.13506)
  • OpenCL:23.20.15025.1004(←23.20.15017.4003)
  • Mantle:9.1.10.0237
  • Mantle API:102400
  • Audio Driver:10.0.1.6
  • Vulkan Driver:2.0.14(←2.0.1)
  • Vulkan API:1.0.65


●Adrenalin 18.2.3における最適化
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.2)
  • 「Sea of Thieves」に向けた最適化。一例としてRadeon RX Vega 64搭載環境で解像度3840×2160ドット条件において最大29%,Radeon RX 580搭載環境で解像度1920×1080ドット条件において最大39%
  • 「Brass Tactics」に向けた最適化
  • 「FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE」に向けた最適化。一例としてRadeon RX Vega 56搭載環境で解像度2560×1440ドット条件において最大13%,Radeon RX 580搭載環境で解像度2560×1440ドット条件において最大20%


●Adrenalin 18.2.3における新要素
  • リリースノートに記載なし


●Adrenalin 18.2.3で解決した問題
  • Webブラウザ「Chrome」上でのビデオ再生時,FreeSyncの挙動が断続的におかしくなり,結果としてビデオがちらついて見えることのある問題
  • マルチディスプレイ構成時にFreeSyncを有効化すると,最小値と最大値の間でフレームレートが急速に入れ替わり,結果としてフルスクリーンでのゲームプレイ時にスタッター(stutter,カクつき)を生むことのある問題
  • FreeSync対応ディスプレイと接続した環境でEnhanced Syncを有効化した場合,Radeon Overlayの「performance」メトリックがちらついて見えることのある問題
  • VulkanベースのゲームをプレイしているときにRadeon Overlayを利用すると,表示が若干ちらつくことのある問題
  • 「Fortnite」でグラフィックス設定プリセットを変更すると,照明や霧の表現がおかしくなることのある問題(※どのプリセットが対象かは明らかになっていない。原文は「Fortnite may experience lighting or fog corruption on some graphics quality presets.」)
  • Radeon ReLiveのインスタントリプレイで断続的にサウンドが若干歪むことのある問題
  • 「Middle-earth: Shadow of War」をUniversal Windows Applicationとして起動するとクラッシュすることのある問題
  • 「For Honor」のアプリケーションが起動時にクラッシュすることのある問題
  • 関連タイトル:

    AMD Software

  • 関連タイトル:

    Sea of Thieves

  • 関連タイトル:

    FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE

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