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「Radeon Software Adrenalin Edition 18.7.1」登場。「Earthfall」最適化版は「Fortnite」がハングするバグにも対処
また,日本でプレイヤー数の多い「Fortnite」バトルロイヤルでスタートしたばかりの「シーズン5」においてアプリケーションがハングする問題へ対策してあるという点でも,要注目のリリースと言えるだろう。
WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版という扱いで,単体GPUのみの対応となるが,ともあれ,入手したい人は下に示したリンクを利用してもらえればと思う。
→64bit版Windows 10用Adrenalin 18.7.1
→32bit版Windows 10用Adrenalin 18.7.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 7用Adrenalin 18.7.1
→32bit版Windows 7用Adrenalin 18.7.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用Adrenalin 18.7.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用Adrenalin 18.7.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 7用Adrenalin 18.7.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 7用Adrenalin 18.7.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
「Display Driver Package」のバージョンは「18.20.19.01-180711a
ゲーマーに対してOptional版リリースの導入を推奨しているので,対象となるRadeonのユーザーにはインストールをお勧めしておきたい。もっとも,ドライバの更新作業は自己責任なので,その点はご注意を。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ####
●Adrenalin 18.7.1の対応GPU
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Adrenalin 18.7.1の対応APU
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 18.7.1が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.6.1)
- Display Driver Package:18.20.19.01-180711a
-330897E -Radeon Software Adrenalin (←18.10.21.01-180607a-329759E -Radeon Software Adrenalin) - Radeon Settings:2018.0711.1421.24002(←2018.0607.712.11137)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01350(←9.14.10.01334)
- OpenGL:24.20.11000.14523(←6.14.10.13521 ※表記ミスの可能性がある)
- OpenCL:24.20.12019.1010(←24.20.11021.1000)
- Mantle:9.1.10.0268(←9.1.10.0254)
- Mantle API:102400
- Audio Driver:10.0.1.7(←10.0.1.6)
- Vulkan Driver:2.0.33
- Vulkan API:1.1.73
●Adrenalin 18.7.1における最適化
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.6.1)
- 「Earthfall」における性能向上。一例として解像度2560
×1440ドットのRadeon RX Vega 56搭載環境最大28%,Radeon RX 580搭載環境で最大22%。また解像度1920 ×1080ドットのRadeon RX 560搭載環境で最大27%
●Adrenalin 18.7.1における新要素
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 18.7.1で解決した問題
- Radeon搭載環境で「Fortnite」バトルロイヤルのシーズン5を実行した場合,手裏剣が画面に映るとアプリケーションがハングすることのある問題
- Radeon搭載環境で「Hellblade: Senua’s Sacrifice」を実行すると画面がちらついたり画面表示がおかしくなったりすることのある問題
- ディスプレイの解像度またはリフレッシュレートを設定するとき,(特定の)ディスプレイモードが「利用できない」と表示されることのある問題(※丸括弧内は筆者推測。おそらくこういうことではないかと思われる。原文は「Display modes may sometimes appear as not available when setting resolution or refresh rates of a display.」)
- 「CorelDraw」で性能が出ないことのある問題
- デスクトップ解像度や表示リフレッシュレートを変更すると,メモリクロックが高どまりしてしまうことのある問題
- ディスプレイとDisplayPort経由で接続していると,OS起動時,画面に何も表示されない状態が連続して発生して画面が黒くちらつくことのある問題
- 関連タイトル:
AMD Software
- 関連タイトル:
Earthfall
- 関連タイトル:
フォートナイト
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