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「AMD Software Adrenalin Edition 22.4.1」がリリース。Unreal Engine 5の技術デモ「City」に対応
本バージョンはWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,「Unreal Engine 5」とその技術デモ「City」(関連リンク)に対応したドライバだ。
gamesindustry.biz Japan Editionでもお伝えしたとおり,Epic Gamesは,4月5日に最新の同社製ゲームエンジンとなるUnreal Engine 5を正式にリリースした。Cityサンプルは,リリース同日に提供されたUnreal Engine 5の機能や性能を体験するための公式デモである。
Unreal Engine 5とCityサンプルを試してみようと考えているRadeonユーザーは,AMDが動作を確認済みのAdrenalin 22.4.1をあらかじめインストールする必要がありそうだ。
そのほかにも,Adrenalin 22.4.1では,Horizon Zero Dawnで生じていた不具合などが修正されている。AMDはゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば導入してみるといいだろう。
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。
●Adrenalin 22.4.1の対応GPU
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 600・500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
- Radeon 600シリーズ(OEM向け)
●Adrenalin 22.4.1の対応APU
- Ryzen 5000Gシリーズ,Ryzen PRO 5000シリーズ
- Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
- Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
- Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
- Athlon PRO 200GEシリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Radeon 600シリーズ(Ryzen 6000 APU)
●Adrenalin 22.4.1が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 22.3.2)
- Display Driver Version:21.50.21.01-220331a-378
260 E - AMD - Software-Adrenalin-Edition ( ← 21 . 50 . 19 . 01 - 22 03 22 a - 37 78 67E - AMD - Software-Adrenalin-Edition) - Radeon Settings:2022.0331.1531.27951(←20
22 . 03 22 . 17 25 . 31 367) - 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01520
- OpenGL:29.20.11000.14800
- OpenCL:10.0.3380.6(←記載なし)
- AMD Windows Driver:30.0.15021.1001
( ← 30 . 0 . 150 19 . 1005 - Audio Driver:10.0.1.23
- Vulkan Driver:2.0.220
- Vulkan API:1.3.206
●Adrenalin 22.4.1おける最適化
- 記載なし
●Adrenalin 22.4.1における新要素
- Unreal Engine 5とCityサンプルに対応
●Adrenalin 22.4.1で解決した問題
- Radeon RX 6800 XTなど一部のAMD製グラフィックス製品で「Horizon Zero Dawn」プレイ中に視覚的なゴミ(アーティファクト)が表示されることのあった問題
- 「Horizon Zero Dawn」などにおいてカーソルがずれたり,「Radeon Super Resolution」の解像度が変わってしまうことのあった問題
- デスクトップ上でウィンドウを左右にスナップすると,Performance Metric Overlayの位置がずれることのあった問題
●Adrenalin 22.4.1における既知の問題
- Radeon RX 5700 XTなどの一部のAMD製グラフィックス製品でFreeSync対応ディスプレイを使用すると,4K解像度,リフレッシュレート120Hz表示ができないことがある
- Radeon(※RX?) 570など一部のAMD製グラフィックス製品で,ゲーム終了後に「Performance Metric Overlay」のGPU使用率が100%に固定されてしまうことがある
- Windows 10ユーザーの一部でAero Grassの透過効果が失われることがある
- 「Radeon Performance Tuning」のOpinionsで,プロファイルのインポートやリセットをすると,CPUのオーバークロック設定が変更されることがある
- 2560×1440ドットのディスプレイで,Radeon Super Resolutionを有効化すると,システムがハングアップすることがある。ディスプレイスケーリングモードを「フル」に設定することで,この問題を一時的に回避できる
- 一部のゲームやPCで「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる
- Radeon Softwareの「Performance Metric」やログ機能が,異常に高いメモリクロックを断続的に報告することがある
- 関連タイトル:
AMD Software
- 関連タイトル:
Unreal Engine
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