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「AMD Software 23.5.1」リリース。なぜかRadeon RX 7600用は専用版に
まずは汎用版について説明したうえで,Radeon RX 7600版については,後段で説明しよう。
汎用版のAdrenalin 23.5.1は,「The
リリースノートによると,LotR: Gollumを4K解像度でプレイした場合,Radeon RX 7900シリーズにおいては,前バージョン「AMD
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。
●Adrenalin 23.5.1の対応GPU
- Radeon RX 7900シリーズ
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 600・500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
- Radeon 600シリーズ(OEM向け)
●Adrenalin 23.5.1の対応APU
- Ryzen 7000シリーズ
- Ryzen 6000シリーズ
- Ryzen 5000Gシリーズ,Ryzen PRO 5000シリーズ
- Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
- Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
- Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
- Athlon PRO 200GEシリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Graphics
- Athlon Mobile Processors with Radeon Graphics
- Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Graphics
- Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Graphics
- Radeon 600シリーズ(Ryzen 6000 APU)
●Adrenalin 23.5.1が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 23.4.3)
- Display Driver Version:22.40.57.02-230512a-392064C
-AMD -Soft ware -Adre nalin -Edi tion (←22.40 .51.05 -230 420a -391 252C -AMD -Soft ware -Adre nalin -Edi tion) - Radeon Settings:2023.0210.1918.1963
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01525
- OpenGL:23.03.230121_8e1c912
- OpenCL:31.0.14057.2005(←31.0.14051.5006)
- AMD Windows Driver:31.0.14057.2005(←31.0.14051.5006)
- Audio Driver:10.0.1.24
- Vulkan Driver:2.0.262
- Vulkan API:1.3.246
●Adrenalin 23.5.1における最適化
- The Lord of the Rings: Gollumへの最適化
●Adrenalin 23.5.1における新要素
- 記載なし
●Adrenalin 23.5.1で解決した問題
- プロ向けポストプロダクションソフトウェア「DaVinci Resolve Studio」で動画を再生すると,アプリがクラッシュしたりドライバのタイムアウトが発生することのあった問題
- Radeon RX 6700 XTなど一部のAMD製グラフィックス製品で,ゲームと動画のウインドウを切り替えると一時的に表示が乱れることのあった問題
- 「The Last of Us Part I」初回起動時のシェーダコンパイルにおいて,想定以上にメモリを使用することのあった問題
- Radeon RX 580など一部のAMD製グラフィックス製品で,「Call of Duty: Modern Warfare II」プレイ中,システムが断続的にクラッシュすることのあった問題
●Adrenalin 23.5.1における既知の問題
- Radeon RX 7900シリーズに高解像度,高リフレッシュレートに対応する一部のディスプレイを接続すると,アイドル時の消費電力が高くなることがある
- Radeon RX 7900シリーズを搭載したマルチディスプレイ構成の一部で,ゲームや動画再生時がカクついたり,性能が低下することがある
- Radeon RX 7900シリーズにおいて,VRゲームやVRアプリの一部で想定よりも性能が低いことがある
- Radeon RX 5700 XTなど一部のAMD製グラフィックス製品で,「RuneScape」プレイ中に断続的にクラッシュすることがある
「AMD Software Adrenalin Edition 23.5.1 for Radeon RX 7600 Series Graphics」(以下,Adrenalin 23.5.1 for RX 7600)は,Radeon RX 7600専用のAMD Softwareである。
Radeon RX 7600シリーズ専用版という形態がいつまで続くのかは不明だが,Radeon RX 7900シリーズ発売時に,AMDは,2か月以上も専用版を提供していたので,同じようにしばらく続く可能性もある。
Radeon RX 7600シリーズを購入する予定のゲーマーは,ドライバのダウンロード先に対する注意してほしい。
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support/graphics/amd-radeon-rx-7000-series/amd-radeon-rx-7600-series/amd-radeon-rx-7600
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
英文のリリースノートから,初回リリースのポイントをまとめておこう。
●Adrenalin 23.5.1 for RX 7600の対応GPU
- Radeon RX 7600シリーズ
●Adrenalin 23.5.1における既知の問題
- 一部のVRゲームやVRアプリで最適な性能が得られないことがあり,断続的なスタッター(画面のカクツキ)が発生することがある
- 統合3Dグラフィックスソフトウェア「Blender」仕様時に,アプリが断続的にクラッシュしたり,ライティングの破綻が生じることがある
- 関連タイトル:
AMD Software
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