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[G★2006#33]「君主」の開発元NDOORSによるカジュアルアクション「KoongPa」がプレイアブル出展
操作性が及第点であるのに加え,キャラクターのモーションにメリハリが利いており,キャラクターを動かす気持ち良さを感じられた。
この系統のアクションゲームは,複数のキャラクターが密集すると戦闘が大味になってしまいがちだが,本作の場合は横ラインを複数並べることで対処している。要するに,対戦格闘ゲームの「飢狼伝説」のようなシステムだ。
本作は最大4人でのマルチプレイに対応しているのだが,このシステムを採用することにより,前述のような大味さを回避すると同時に,画面の奥行きを使った駆け引きを楽しめるようになっている。
ここでユニークなのは,変身後のヒーローが,ランダムで選ばれる点だ。しかも運が悪いと,ヒーローではなく「亀」に変身してしまい,一気に弱くなってしまうのだ。つまり,対戦相手が変身しそうになって,もう負けか……と思っても,亀に変身してくれたおかげで形勢逆転! というケースもあるわけだ。
そのため,試遊台でプレイしていた最中も,最後の最後まで勝敗の行方は分からず,緊張感を持って遊べたのは好印象だった。
率直に言って,時間が経つのも忘れて熱中してしまうようなタイトルではない。だが,なんとなく遊び続けてしまうようなタイトルではある。
なお4Gamerでは,NDOORSのCEO,Cho Seong Won氏および,KoongPaの開発ディレクターであるJeon Hong Joon氏の2名にインタビューを行っている。この模様も掲載予定なので,お楽しみに。(ライター:川崎政一郎)
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KoongPa
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