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[TGS2005#14]FFXIの次期拡張ディスク「アトルガンの秘宝」発表
同社のブースは,2005年8月に"スクウェア・エニックスパーティ2005"(関連記事は「こちら」)を開催したばかりのためか,今回のTGS2005では,例年に比べ規模が縮小された感じとなっていた。そのスクウェア・エニックスパーティでは,プロデューサー田中弘道氏が追加ディスクに関して「そう遠くない未来に発表できると思います」とコメントしていたのが記憶に新しいが,実際にTGS2005に合わせて正式発表されたというわけだ。
ただ,デモ機はマイクロソフトブースに展示されているので,17日,18日に会場に足を運ぼうと思っている人は留意しておこう。
マイクロソフトブースという部分でピンと来た人もいるかと思うが,そこではXbox 360版「ファイナルファンタジーXI」がプレイアブルで出展されているのだ。さすがにアトルガンの秘宝関連は,プロモーションムービーとスタッフが行うデモンストレーションのみだったが,それでも情報第一段としては興味津々だろう。
ちなみに,ブースでは近接撮影が行えないという制限があったため,画像が極端に少ないことをお断りしておく。会場に足を運べる人は,実際に見てみるのがいいだろう。
さて,プロモーションムービーとデモンストレーションで得られた情報をまとめてみると,以下のようになる。
●新ジョブは最低でも「青魔道士」が含まれる
青魔道士といえば,ファイナルファンタジーシリーズではお馴染みのジョブ。基本的には白魔道士,黒魔道士,赤魔道士の魔道士系に連なるジョブで,モンスターの特殊攻撃を習得する「ラーニング」という技が特徴。実際にプロモーションムービーでも,火炎を噴出するなどの特殊攻撃を行っていた。
またプロモーションムービーでは,アーティファクトがフル装備状態のキャラクター映像があり,一目でそれと分かる青を基調としたカラーと,顔の下半分を布で覆い隠すような占い師風のスタイルが印象的だった。
ジョブは,拡張ディスク第一弾の「ジラートの幻影」で,それまでの11ジョブから4ジョブ追加されて,計15ジョブとなっている。つまり,2003年4月のリリースから2年以上が経過しているわけで,ジョブのバランスはバージョンアップで修正されてきているものの,パーティ内での役割や戦術といったものは,プレイヤーの間では周知の部分が多い。今回の青魔道士の追加は,そのバランスを変えることになるわけだ。また単純に,人気が出そうなジョブでもある。今後発表されるであろう詳細情報は,注目しておきたい。
●新エリアは,最低四つ追加
一つめは,ボヤーダ樹を連想させるうっそうと茂った草木と,ウガレピ寺院のような建物が存在するエリアで,結構大きなエリアのように思えた。
二つめは,巨大な幽霊船で,機船とは異なる印象を受けた。おそらくは,アトルガンの秘宝で追加されるミッションやクエストなどで訪れるのだろう。
三つめは,紅葉が美しい,ミザレオ海岸のようなエリア。草原が広がる開けた場所となっているようだ。
最後は,新しい機船航路。周囲の風景が異なっているので,既存航路と異なることは用意に推測できたが,それ以上は不明だ。ノーグからの航路となる可能性もあるだろう。
我々がブースを訪れたときに,偶然プロデューサーの田中氏に出会え,そこでアトルガンの秘宝がどのような方向性を持っているかなどの話を聞くことができた。そのインタビューは後日掲載するので,楽しみに待っていてほしい。
ともあれ,「プロマシアの呪縛」の発売日(2004年9月16日リリース)からちょうど1年後に正式発表された,アトルガンの秘宝。"秘宝"というからには,トレジャーハンティングができるエリアの追加が期待されるが,ここに関する情報も今のところ不明だ。新ジョブの追加などで,パーティ戦術も大きく変化することが予想されるだけに,期待が自然と膨らむのは仕方がない。新情報が公開されるのを首を長くして待っていよう。(Seal)
- 関連タイトル:
ファイナルファンタジーXI アトルガンの秘宝
- 関連タイトル:
ファイナルファンタジーXI
- 関連タイトル:
ファイナルファンタジーXI ジラートの幻影
- 関連タイトル:
ファイナルファンタジーXI プロマシアの呪縛
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