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[E3 2006#110]「Dungeon Runners」,2006年下半期に正式サービス開始
Dungeon Runnersは,2006年2月の「Taipei Game Show 2006」で発表された,オンラインアクションRPGだ(関連記事は「こちら」)。用意されているクラスは,近接攻撃を得意とするWarrior,魔法の使い手Warlock,そして弓矢の扱いに長けるRangerの3種で,各クラスとも,フェイスタイプや髪型など,簡単なカスタマイズができるようになっている。
ゲームシステムは,オンラインRPGとしては非常にオーソドックスな,クリックタイプが採用されており,いわゆるハック&スラッシュ形式のプレイが楽しめる。
買い物やプレイヤー間トレード,パーティ編成などができる拠点(街)はMMO形式,冒険エリアはMO形式が採用されているので,システムのシンプルさとも相まって,誰もが自分のペースで冒険できる気軽さが魅力なのだ。
プレイアブルバージョンを実際に遊んでみたが,第一印象は「可もなく不可もなく」。これは決してネガティブな意味ではなく,ゲームとして普通に「遊べる」という意味だ。冒険エリアがランダム生成されるので飽きがこないし,気軽にマルチプレイが楽しめ,操作系統もシンプルだから,ゲームに不慣れな人を誘って遊ぶのも容易だろう。コアなゲーマーからしてみれば,若干物足りない内容ではあるが,基本プレイ料金は無料だし,実に(ゲームポータルとしての)PlayNCに適したタイトルだといえよう。
日本でのサービス展開は今のところ未定だが,日本語版が用意される可能性はかなり大きい。オンラインRPGの入門編として,そして大作MMORPGの息抜き用として,日本語版の登場に期待したいところだ。(大路政志)
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Dungeon Runners
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