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GDHオンラインゲーム事業から撤退,ゴンゾロッソ株式を売却へ
平成20年3月期におけるゴンゾの営業利益は34億9300万円の赤字。DVDの販売不振,版権獲得のための投資,金融危機により予定していた増資が不可能になったことなどが原因とされている。ゴンゾでは,アニメーション事業への集中のため,オンラインゲーム事業を行っていた連結子会社のゴンゾロッソを切り離した。同期のゴンゾロッソの経常利益は3600万円,純利益600万円と前年比で見ても縮小してはいるものの,黒字営業を続けており,オンラインゲーム事業の不振というわけではなさそうだ。
ゴンゾロッソの全株式を売却したものの,ゴンゾ本体は4月1日付けで東証(マザーズ)の管理銘柄入りとなっている。
問題になるのは,ゴンゾロッソが売られた先なのだが,中小企業サービス機構株式会社という,中小企業向けの各種サービスを行う中小企業振興ネットワークの一員で,サービス業向けのコンサルタンティングなどを行っている会社のようだ。直接オンラインゲームの運営に乗り出すとは思えないのだが,インキュベーションの一貫で管理を行い,さらに売却先を探すなどの展開は考えられる。
現状を見ると,ゴンゾ本体は上場廃止が濃厚で,かなり危なそうな気配となってきているが,ゴンゾロッソはそこから切り離されてむしろ安泰となったのかもしれない。ゴンゾロッソから公式な声明は出ていないので今後の展開は不明だが,サービスそのものに影響が出ないことを祈りたい。
GDH IR情報
http://www.gdh.co.jp/ir/中小企業振興ネットワーク
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