イベント
「AION」の次期大型アップデート“Episode 4.0 新たな翼”が公開に。“エヌシージャパン ユーザー感謝祭 2013”2日目をレポート
■関連記事:
感謝祭の2日目は,「The Tower of AION」のオフラインイベントが実施され,4月30日に実装予定予定の次期大型アップデート“Episode 4.0 新たな翼”の紹介や,来場者参加型のイベントなどが行われた。これらの模様はニコニコ生放送を通じてライブ中継されたほか,AIONの一般サーバーと連動したイベントも行われたので,会場に足を運べなかったファンも,オンライン上で参加できたのではないだろうか。
AIONのカンファレンスでは,新たにディレクターに就任したFSドガノフこと栗原氏が登場し,実装が半月後に迫った次期大型アップデート“Episode 4.0 新たな翼”の紹介を行った。
今回のアップデートにおける最大の見どころは,AIONのサービス開始以来初となる新クラスが,一挙に2種類追加されることだ。会場では,マジックガンとマジックキャノンを使い分ける遠距離アタッカー「バレットウイング」と,ハープを手に攻撃/回復/サポートと幅広く活躍できる「メロディウイング」の魅力が,栗原氏によりあらためて紹介された。
また,新クラスの追加に向けて企画された,武器デザインコンテストの結果も発表された。韓国NCsoftのデザイナーチームと協議したうえで,バレットウイングとメロディウイングに,1種類ずつの武器を実際に開発したそうだ。
ウォータースピリットをモチーフにしたハープは,メロディウイングの華やかなイメージにぴったりのデザイン。だが,続いて紹介されたバレットウイング用のマジックガンのモチーフは,なんと“輪ゴム銃”だ。韓国NCsoftのデザイナーチームに,この独特な意匠を伝えるのに,栗原氏はかなり苦心したとのことだ。これらの武器が今後どのような形で登場するのか,プレイヤーは楽しみにしていてほしい。
なお,今回の新クラス追加に伴い,アカウント内に作成できるキャラクターのスロットが“1枠”追加されることが明らかになった。コアプレイヤーの中には,既存の6スロットがレベルキャップのキャラクターで全部埋まっている人もいるかもしれないが,まずはどちらのクラスから育成するか,今から頭を悩ませることになりそうだ。
新クラスに続く形で紹介されたのは,新たに登場するインスタンスダンジョンのラスボスだ。「ルナディウム」に登場する「ウィッチ グレンダル」は強力な範囲攻撃,そして「カタラマイズ」に登場する「ヒペリオン」は強力単体攻撃を繰り出してくるという。
新たに追加される広域エリアでは,3か所で“要塞戦”が行われるそうだ。北カタラムの“シルス要塞”は,内部から外部へとワープが行え,奇襲作戦が可能とのこと。南カタラムの“バッセン要塞”は,久々の追加となる飛行可能地域。そして同じく南カタラムの“プラデス要塞”は地形が四角構造となっており,多彩な戦術が試せるそうだ。
感謝祭はベルサール秋葉原の地下1階で行われたが,1階にはEpisode 4.0が適用された試遊台が設置されており,来場客は一足早く体験できた。新クラスのプレイフィールをはじめ,広域エリアのカタラムや,リニューアルされたUIなどを入念にチェックしていたようだ。日本版のEpisode4.0は,韓国における“1次アップデート”と“2次アップデート”を併せた大ボリュームとなっているので,特設サイトでの続報にも期待したいところだ。
最初に実施されたのは,Episode4.0で追加されるインスタンスダンジョンを舞台にしたPvPアトラクション「The Tower of Battle スティールローズEDITION」。来場者が天族のキャラクター24名,魔族のキャラクター24名を操作し,敵対種族の本拠地にある“守護塔”を,30分間の制限時間内に何本破壊できるかを競うルールだ。
アトラクションが始まると,まずは両勢力が真正面からぶつかり合い,ライン戦が繰り広げられる。しかしアトラクションの勝利条件を意識し,敵対種族の守護塔を狙うキャラクターが次第に目立ちはじめ,スティールローズ号の全域で激しいPvPが展開された。
ただし,守護塔の前には強力な“神長”が待ち受けているほか,守護塔自体も反撃してくるため,攻略は一筋縄ではいかない。そのため,近くに座っている来場者同士がお互いに声を掛け合う姿も見られた。
続いて行われたアトラクションは「The Tower of Mission スニーキングMASTER」。来場者はレベル60のボウウイングを操り,敵対種族のエリアへ潜入し,ダッシュで目的地を目指すという内容だ。ちなみにこのキャラクター,攻撃関連のスキルはすべて使用不可。トラップ系のスキルと,敵から身を隠す“ハイド”だけが使用可能で,つまり,いかに敵をやりすごすか(=スニーキング)がポイントとなる。
このアトラクションの開催地は,シエルワールドであることがあらかじめ告知されていた。ニコニコ生放送の影響もあり,アトラクションが始まる際は,相当な数の一般プレイヤーが手ぐすねを引いて待ち構えていたようだ。結果,攻撃スキルが使えないボウウイングは,次から次へとハイドを見破られ,バタバタと餌食に……。会場の参加者には少々分が悪かったかもしれない。
その後は恒例のジャンケン大会が行われ,エヌシージャパン ユーザー感謝祭 2013はつつがなく終了。
2日間の感謝祭で大規模なイベントが行われた「The Tower of AION」「リネージュ2」「リネージュ」は,それぞれ4月末にかけて,大型アップデート順次行われる。既存プレイヤーを中心に大きく盛り上がることは間違いないが,各タイトルには無料プレイ範囲がたっぷりと設けられており,新たに始める人にとっても絶好のタイミングといえよう。興味を持った人は,この機会にプレイしてみてはいかがだろうか。
「The Tower of AION」公式サイト
- 関連タイトル:
The Tower of AION
- この記事のURL:
The Tower of AION(TM) is a trademark of NCSOFT Corporation.
Copyright (C) 2009 NCSOFT Corporation.
NC Japan K.K. was granted by NCSOFT Corporation the right to publish, distribute and transmit The Tower of AION(TM) in Japan. All rights reserved.