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[韓国ゲーム事情#539]Yedang,「Priston Tale II」「Audition」の日本でのサービス提供に関する契約をE3会場で締結
Yedang Online,「Priston Tale II」「Audition」の日本国内でのサービス提供に関する契約をE3会場で締結(2006/5/11)
Text by Kim Dong Wook特派員
E3 2006に出展する韓国メーカーとしては珍しく,独自にブースを構えているYedang Online。同社は本日(5月11日),「Priston Tale II 2nd Enigma」と「Auditon」(邦題 Ryzme)の2タイトルについて,日本国内でのサービス提供に関する契約を,E3会場のあるアメリカ・ロサンゼルスで締結したことを明らかにした。Priston Tale II 2nd Enigma(以下,Priston Tale II)についてはNHN Japanと,Auditionについてはネクソンジャパンと,それぞれ契約締結に至ったという。
Priston Tale IIは,Unreal Engine 2.5を搭載するMMORPGで,前作「Priston Tale」(邦題 プリストンテール)を手がけたスタッフが,これまでに蓄積したノウハウを生かし,3年以上の時間と100億ウォン(約12億円)以上ものコストをかけて開発してきた。今回のE3への出展が初披露となるタイトルだ。
なお韓国での今後のスケジュールとしては,第3四半期中にクローズドβテストが行われ,2007年1月に正式サービスが開始される予定となっている。
もう一方のAuditionは,T3 Entertainmentが開発し,Yedang Onlineが韓国内外でのパブリッシャを務めるオンライン音楽ゲームだ。日本ではSeedCが,「Ryzme」としてサービス提供を行っているわけだが,先日お伝えしたように,同社によるサービス提供は,6月20日に終了することが決まっている。
Yedangとネクソンジャパンとの契約締結により,引き続き日本国内でも本作のサービス提供が行われることは,Ryzmeのプレイヤーにとって嬉しいニュースだろう。
なお,ネクソンジャパンが5月11日に配信した発表文によると,2006年夏にクローズドβテストを実施する予定とのことだ。
ちなみに,Yedangとネクソンジャパンの契約規模は,契約金と本作のローカライズ費用を含む80万ドルと,25%のロイヤリティとなっているという。
- 関連タイトル:
Priston Tale II: 2nd Enigma
- 関連タイトル:
プリストンテール
- 関連タイトル:
X-BEAT(エクスビート)
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