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「キネマ51」:第33回上映作品は「ジミー、野を駆ける伝説」
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印刷2015/02/28 00:00

連載

「キネマ51」:第33回上映作品は「ジミー、野を駆ける伝説」

 

1.ケン・ローチ監督
1936年6月17日,イングランド中部・ウォリックシャー州生まれ。一貫して労働者層を描き続け,世界三大映画祭などでは,ほとんどの作品が高い評価を受け続けている名匠


2.「ケス」(1969年)
長編作2作目。イングランド・ヨークシャー地方,炭鉱の町に住む少年ビリーとヒナから育てている鷹の姿を通じて,きれいごとの無い少年期の姿をリアリティのある描写で描いた作品


3.「レディバード・レディバード」(1994年)
実話を元に,イギリスの福祉問題にスポットを当てた作品。母親不適格とされた母親が,何度出直して子どもを産んでも,福祉局に子供を奪われてしまい,しまいには出産直後に引き離されて絶望の淵に落ちていく衝撃的な物語。ここでもリアリズムをもって日常を切り取っている


4.「SWEET SIXTEEN」(2002年)
スコットランドの片田舎を舞台に,鬱屈した若者が,ばらばらになった家族と再び幸せな家庭を築きたいと思い,覚せい剤の売人になってお金を稼ごうとするという物語。人として当たり前の生き方をしたいという思いさえ満たすことができない現実を,これまた赤裸々に描いた作品


5.「天使の分け前」(2012年)
スコットランド・グラスゴー。不況で仕事にあぶれた若者がウイスキーの奥深い世界に出会い,生きる希望を見出す感動作。コメディ要素も強いが,日常を描くことによって生まれる自然なおかしみが生まれる様は,リアリティを追求した監督ならではの作品といえる


6.「エリックを探して」(2009年)
大のサッカーファンである監督が,元マンチェスター・ユナイテッドのスター,エリック・カントナをキャスティングして描いた異色コメディ


7.「大地と自由」(1995年)
イギリスではなくスペイン内戦を描いたこれも,異色作。イギリスからその内戦に参加した男性と,労働者による革命を夢見るスペイン女性との恋を軸に,政治思想だけではひとくくりにできない複雑な戦いに巻き込まれた若者達の苦悩を描いた


8.「カルラの歌」(1996年)
スコットランド・グラスゴーでバスの運転手をしている若者と,移民としてやってきたニカラグアの女性のラブストーリー。ニカラグア内戦によって心に傷を追った女性とその事実を知った男は,ニカラグアに向かって旅に出る。前作「大地と自由」に続き,労働者,思想,若者の苦悩を,イギリスだけの問題ではないとして描いた作品


9.ジミー・スヌーカ
「スーパーフライ」の異名を持つ,1943年5月18日生まれ,フィジー出身のプロレスラー。コーナーポスト最上段から繰り出すダイビング・ボディ・プレス(スーパーフライ)で一世を風靡した。1981年,全日本プロレスの世界最強タッグ決定リーグ戦ではブルーザー・ブロディとのタッグで優勝。1985年にはブロディと共に新日本プロレスのIWGPタッグリーグにも参戦。また,1992年には初代および第3代ECW世界ヘビー級チャンピオンになっている
 
 
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