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[AGDC 2007]MMORPG「Fallen Earth」のゲームエンジンがミドルウェア化
Fallen Earthは,核戦争によって荒廃した22世紀の世界がテーマで,グランドキャニオンやフーバーダムなどのある北アリゾナを中心に7000平方kmの土地を,衛星写真から起こした3Dマップで再現している。
ミュータント化した動物などのモンスターと戦うPvE(プレイヤーvs.環境)のほかに,六つあるファクションに分かれてプレイヤー同士が戦うPvP(プレイヤーvs.プレイヤー)が重要な要素となる。ファクションは,Enforcers(軍隊/ポリス型),Children of the Apocalypse(反乱軍型),Vistas(自然協調型),Techs(科学者/技術者型),Lightbearers(カルト集団型),そしてTravelers(犯罪組織型)となっている。馬やバギーなどの乗り物も用意されており,映画「マッドマックス」のような抗争を楽しめるというわけだ。
ただし,最近の欧米産MMORPGの中で特筆できるレベルとはいい難く,Icarus PlatformがMMORPG開発用のミドルウェアとして大成するかは未知数といったところ。いくつかの開発者がIcarus Platformに興味を示しているとされるが,Fallen Earth以外には,このエンジンを起用したタイトルの具体的な発表は行われていない。
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Fallen Earth
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