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DirectX Runtime 2008年11月版公開。年末のタイトルに向けてぜひ更新を
対応OSはWindows 98/Me/2000/2000 Server/Server 2003/XP/Home Server/Vista/Server 2008(64bit版が用意されるOSは64bit版も含む)。日本時間11月10日10:30時点では,主にゲームデベロッパ向けとされるパッケージ,「DirectX End-User Runtimes(November 2008)- 日本語」が公開されているのを確認済みだ(※正確には,日本時間11月6日にWebインストーラが更新されているのだが,こちらでは正常にアップデートできないので注意してほしい)。
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毎度毎度同じ話の繰り返しで耳(目か?)にタコができている人もいるはずで,その点は本当に申し訳ないが,DirectX Runtimeは,DirectXを利用して開発されているゲーム,すなわち,ほとんどのPCゲームをプレイするのに必須のソフトウェアである。
そもそもの話として,DirectX 9ベースかDirectX 10かという世代にかかわらず,DirectXは定期的にアップデートされている。そして,最新世代のゲームタイトルをプレイするには,それら「定期的にアップデートされたDirectX」に対応したDirectX Runtimeを,プレイヤー側のPCにインストールしておく必要があるのだ。
パッケージタイトルの場合,インストールROMに対応したDirectX Runtimeが含まれており,セットアップ時に併せてインストールされる。そのため,ゲームをプレイするに当たってDirectX Runtimeの存在を意識する必要は(基本的に)ないが,体験版や,無料配布されるオンラインゲームのクライアントでは,必ずしもそうではない。DirectX Runtimeをアップデートしておかないと,予期せぬエラーでゲームをプレイできない可能性が高まるのだ。
つまり,2008年11月版Runtimeは,2008年末の新作タイトルをプレイするに当たり,4Gamer読者なら全員漏れなく導入しておかねばならないものである。――こう述べてもまったく過言ではない。
なお,4GamerのPCビギナー救済連載「PCゲームのお作法」第1回では,DirectXやDirectX Runtimeについて,もう少しかみ砕いて説明しているほか,入手&アップデート方法も紹介している。DirectX Runtimeなんて初耳という人は,今後のためにも,ぜひご一読を。
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