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Microsoft,「Xbox One」にも使われるDirectX 11.2の情報を公開
Microsoft Windows Dev Center「DirectX programming」
詳細についてはMicrosoftの公式サイトを参照してほしいが,DirectX 11.2はDirectX 11.1と比較して,ビジュアル面での大きな変化はないようで,主な新機能としては以下のような,開発のしやすさや,性能を向上させたりするようなものが多く挙げられている。
- HLSL shader linking:HLSL(High Level Shading Language)の分割コンパイル対応。。HLSLのライブラリ化がこれまで以上に容易になる
- DirectX tiled resources:少ないメモリ消費量で大きなリソースを扱う機能。いわゆる「Mega Texture」を実現するのに役立つ
- GPU overlay support:3D画面に2Dのユーザーインタフェースなどをオーバーレイさせるのに役立ちそうな機能
- Direct3D low-latency presentation API:ゲームUIのレスポンスの高速化に効果がありそうな機能
DirectX 12の開発が行われないという噂が流れるなど,このところあまりいい話が聞こえてこなかったDirect Xだが,少なくとも機能向上の努力が継続して行われていることはハッキリしたわけだ。
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