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カプコン,「ロスト プラネット」はSteamを使用してマルチプレイ対戦
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印刷2007/06/22 17:21

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カプコン,「ロスト プラネット」はSteamを使用してマルチプレイ対戦

 日本のデベロッパが開発したタイトルとしては初となる,Steamによるオンライン配信が決定した(関連記事「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」だが,カプコンは本日(6月22日),ロスト プラネットのマルチプレイに関する詳細を明らかにした。
 それによると,最大16人のプレイヤーが参加できる本作のマルチプレイもまたSteamのテクノロジーを使用して行われる(LAN対戦ももちろん可能だが)。ご存じのように,Valveのオンライン配信システムであるSteamには,ゲームの購入/ダウンロード以外にも,自動アップデート,プレイ中のインスタントメッセージ交換,サーバーのブラウズなど,オンラインゲームを快適に行うためのさまざまな機能が用意されている。
 ロスト プラネットでは,まず用意されたロビーに入り,そこでクイックマッチやカスタムマッチといったミッションを検索。表示されたミッションの中から好みのものを選んで参戦することになる。ミッションを選ぶときにはプレイヤーのレベルを参考にすることも可能だ。もともとSteamはマルチランゲージ対応なので,日本語の表示も問題ない。マルチプレイビギナーでも,メニューから好きなゲームタイプなどを順々に選択していくだけで簡単に参加できるだろう。



 そのゲームタイプだが,ロスト プラネットに用意されているのは「チームサバイバル」「サバイバル」「データポスト争奪戦」「フォックスハンティング」の4種類。

 チームサバイバルは,参加したプレイヤーがBlueとRedの二つのチームに分かれ,“戦力ゲージ”の優劣を競うもの。戦力ゲージは味方が倒されたりするごとに減少し,それがなくなるか,あるいはタイムアップまで戦って勝負を決める。
 サバイバルは個人戦,つまりデスマッチで,誰かの戦力ゲージが0になるか,あるいはタイムアップまで戦って優劣を争うのだ。
 データポスト争奪戦はちょっと個性的で,マップ上にあるデータポストを探し出し,タイムアップまでに起動させた数を競うチーム戦。もちろん,すべてのデータポストを起動させた場合も勝利となる。
 フォックスハンティングはその名のとおり,逃亡役となるホストを全員でハンティングするもの。タイムアップまで逃げ切るか,あるいは戦力ゲージを最大値まで溜めればホストの勝利。追跡側は当然,ホストを倒せば勝ちだ。ホストの戦力ゲージは移動距離や敵を倒すことによって回復する。

 マルチプレイ用のマップは「キャニオン810」「クラックタワー」など,下の写真にあるように全部で8種類。いずれも個性的なマップで,地形や構造もなかなか複雑そうだ。美しいグラフィックスに感心していると,あっさり撃ち倒されてしまうかもしれない。今後,追加マップのダウンロード配信も予定しているとのことだ。

左:キャニオン810 右:クラックタワー
左:NEVEC訓練施設 右:ロストコースト
左:暗く静かな街 右:雪賊砦
左:雪漠 右:大紅河


 DirectX 10対応やSteamによる配信など,国産タイトルにはあまり見られないようなグローバル展開を次々に打ち出してくるロスト プラネット。マルチプレイ好きな海外プレイヤーの間での期待も高いようであり,7月の発売が待ち遠しい。(松本隆一)







  • 関連タイトル:

    ロスト プラネット エクストリーム コンディション

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