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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第686回「『太閤立志伝V DX』は歴史好きじゃなくても楽しめるはず」
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印刷2022/06/02 11:00

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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第686回「『太閤立志伝V DX』は歴史好きじゃなくても楽しめるはず」

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 もらってないです
 定期的に言っておかないと,定期的に勘違いされるんで言っておく。私,この連載に関しては4Gamerからの原稿料以外の金銭は,一切もらっておりません。私,不器用なんでね。
 そもそも金銭効率で考えるならば,プロレスラーなんて職業はヤッてません。プロレスラーって,基本的にキャリアを重ねれば重ねるほどスキルが溜まって,知名度も少しずつ上がる職業なんだけど,とにかくつぶしが効かないのですよ。スキルが溜まるとはいっても,プロレス以外の職業では役に立たないスキルなのでね。知名度はまあ別だけど。
 なので,引退後には一般社会で通用するスキルがない状態で,次の仕事をしなきゃいけない。だから,プロレスラーの一生のスパンでの金銭効率はすこぶる悪い。履歴書に「前職プロレスラー」って書いて,面白くはなるけどプラスになることってあんまりありません。警備系や力仕事ぐらいかな。
 じゃあなんでプロレスをヤッてるかというと,楽しいからです。自分の試合を見て楽しんでもらうのが楽しい。もし人生が楽しむためにあるのだとすると,私はかなり目的を果たしています。お金を価値観の最上位に置くならば,愚かな選択をしている自覚はあるけれど,私は充実感を最上位に置いているので,その意味ではかなりいい人生を歩ませてもらってます。
 なので,この連載において原稿料以外のお金はいただいてませんし,くれるって話も聞いたことがないです。なので,本当に私が毎週,気になったゲイムを勝手に取り上げさせていただいているのです。比較的,大作が多いのも結局は普通に気になってるから取り上げるだけであり,取り上げるソフトのメーカーに偏りが出るのも,そのメーカーの作品が好きだっていう理由以外はないのです。

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 さて。今週取り上げるのは「太閤立志伝V DX」PC / Nintendo Switch)。もらってないです! 先々週はコーエーテクモゲームスの「Winning Post 9 2022」PC / PlayStation 4 / Nintendo Switch)を取り上げ,そして今週も同社のタイトル。しょうがないじゃん好きなんだから。
 これね,かなり面白いんですよ。戦国時代のシミュレーションゲイムなんだけど,知らない人からすると「信長の野望」シリーズとどう違うの? って思うこともあるでしょう。でもまったくの別物。
 信長の野望シリーズは大名として全国統一を目指すゲイムなんだけど,太閤立志伝シリーズは戦国時代に生きる人物になって,成り上がるっていうゲイムなのです。武将でもいいし,商人でもいいし,剣豪でもいい。天下統一が目的ではなく,それぞれの立場に応じた目標を達成すればいいのです。考え方としてはオープンワールドっぽいゲイムですよ。戦国時代の日本を用意しました。さあ自由に生きてくださいっていうゲイムだからね。
 ちなみに,太閤立志伝V DXは完全新作ではなく,2004年にPC版が発売された「太閤立志伝V」に追加要素を加えたHDリマスター作品ではあるんだけど,今遊んでもやっぱ楽しいよね。そして,“今の本気”をいずれは新作という形で遊んでみたい。そう思わせてくれるほど面白いです。

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 最初のうちは豊臣秀吉をはじめ,限られた数名の武将でしかプレイできないんだけど,遊べば遊ぶほど武将が開放されていくんですね。そして,プレイ中に出てくる人物って,だいたいはその人物としての人生を体験できるようになる。
 一つ不満があるとするならば,有名武将はイベントが多く発生するんだけど,マイナーな武将や人物にはイベントが起こりづらいのですね。ゲイムとしては,実際に起こった事件が時間経過に応じて発生するんだけども,無名の人物は歴史イベントにはなかなか関われないのですよ。例えば,本能寺の変はただの鍛冶屋には関係ない。だから,実際の歴史には起こってない超展開があって無理やり歴史に巻き込まれたりするといいなあって,遊びながら思ったりしました。

 ……という感想が生まれる程度には面白いです,このゲイム。売れて,いずれ完全新作が出たら嬉しい。作品のイメージから,歴史好きじゃないと付いていけないんじゃ? って思う人もいるかもしれない。もちろん歴史に詳しいほうが楽しいんだけど,私に言わせれば逆だな。歴史に詳しくない人が遊んで,楽しいから実際の歴史に興味が出る。そういう作品じゃないかなと。
 私,戦国時代に興味を持ったのは学生の頃に信長の野望シリーズを遊んでからなんだけど,太閤立志伝シリーズとの出会いが先だったとしたら,その時点で興味を持っていたはず。それと,“歴史に興味を持つ度”だけで言えば,信長の野望シリーズよりも太閤立志伝シリーズのほうが強いんじゃないかな? と勝手な私判定を下している。それくらいオススメってことです。ええ,もらってませんよ。

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 というわけで,今週は太閤立志伝V DXについて語らせていただきました。やっぱ,自由なんですよ人間は。生きる目的も価値観の置き方も人それぞれ。何かを成し遂げればもちろん成功,成し遂げられなくても楽しければ成功,長生きすれば成功,生きてて良かったなと思えれば成功,失敗したと思っても失敗だと思えたことが成功,金を稼げても成功,金がなくとも逆にその状況で生き抜いたから成功。成功しかないのです。だったら楽しく生きましょう。
 偉いヤツは天下をどうにかする。でもどうってことねえよ。自分の価値観では,目の前にいる人と笑い合うほうが楽しい。それでいいじゃねえか。どっちがすごいとかじゃない。自分が一生懸命生きよう。それがすごいんだから。また来週。

今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「eFootball 2022
Nintendo Switch:「太閤立志伝V DX
iOS:「ロードモバイル
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
男色“ダンディ”ディーノ選手が所属するDDTプロレスの運営元であるCyberFightは,6月12日に埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会「CyberFight Festival 2022」を開催します。ディーノ選手は飯野“セクシー”雄貴選手&今成“ファンタスティック”夢人選手&彰人選手とのタッグで,高木三四郎選手&ケンドー・カシン選手&青木真也選手&堀田祐美子選手と対戦予定です。「さいたまスーパーアリーナをフェロモン漬けにする」とのことでした。
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