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シンプルさが魅力のライト系MMORPG「ニアディアオンライン」のスクリーンショット24点を掲載
公式サイトではとくに,詳しいバックストーリーや世界観などは説明されていないものの,基本的に剣と魔法の世界をベースにした中世ヨーロッパ風ファンタジーのデザインで,キャラクターは2D,フィールド全体は3Dで描かれている。
■職業ごとの役割分担はシンプル
ファイターは高い防御力とHPが特徴のタンク役で,一方のモンクはアタッカー。後衛職のエレメンタラーは地/氷/風/火の属性魔法を操るダメージディーラーだが,ディヴァインは治癒と支援魔法を使うというふうに,職業ごとの役割はかなり明確だ。ただし,レベルアップ時のボーナスステータス値は自由に割り振れるので,個性的なキャラクター育成も可能。外見については髪型と髪の色ぐらいしかカスタマイズできないのが残念だが,その代わりゲーム内には頭装備を中心に,外見に反映されるさまざまなおしゃれアイテムが用意されているようだ。
■初心者を意識した分かりやすいインタフェース
移動はマウスで行き先をクリックするタイプで,NPCとの会話やモンスターとの戦闘,トレードやパーティへの勧誘などもすべてマウスのみで行える。習得したスキルはF1〜F8のショートカットキーに割り当て可能。Insertキーでキャラクターを座らせて体力を回復したり,F11キーでスクリーンショットを撮影できたりと,キャラクター操作とキー設定は,ごく一般的なライト系MMORPGに準じたものになっている。
■プレイヤーキャラと一緒に育つ召喚獣
一方の召喚獣はモンスターがドロップする「召喚玉」を自分の装備欄にセットすることで,召喚獣を呼び出せるようになるというもの。プレイヤーが得た経験値の一部を召喚獣に分け与えれば一緒に成長できるので,良きパートナーとなってくれる。
ただし,騎乗も召喚獣の利用もスキルの習得が前提条件にあり,最低でもレベル20まではキャラクターを育てる必要がある。召喚獣は育てば特殊なスキルも覚えるので,プレイの大きな目標となることは間違いない。
パステルカラーが目立つグラフィックスデザインといい,クリックベースのシステムといい,やや低めの年齢層がメインターゲットと思われるが,ごくシンプルで誰にでも手軽に楽しめるタイプのMMORPGだ。こなしきれないほど膨大な量のクエストもないし,職業ごとの戦い方やステータス値と育成方法の関係なども分かりやすい。擬人化されたチューリップやペンギンといったモンスターにも,人によってはちょっと癒されるかもしれない。
とはいえ,キャラクターの通常時の移動テンポやマップの作り込みなど,細かい部分でいろいろ積み残した課題は多いように思われる。また,これといった特徴の見出しづらい作品だけに,競合作品の多いライトMMORPG市場でどれだけの成果を上げられるか,少々心配ではある。チャットしつつ狩りをしたり,知らない人と気軽にパーティを組んで遊んだりと,全体にのんびりしたプレイを求めているなら,オープンβテストの機会を活かして試してみるのもよいだろう。(ライター:麻生ちはや)
■「Nea-Dea Online」のSS集は「こちら」
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