プレイレポート
新生 「LEGEND of CHUSEN 2 -新世界-」先行プレイレポート,4Gamerから登録してお得なアイテムを手に入れよう
では,いったいChusenは2になってなにが変わり,それはどういった目的で行われるのか? そして,従来の武侠の世界観やプレイヤー達との住み分けは,どのようになっているのか? 先行プレイを経て分かった情報をお伝えしていきたい。
人間族から隔絶したエリア「神域」
最初に軽く紹介しておくと,(従来の)Chusenとは,中国の著名な武侠小説「誅仙」の世界観をモチーフにしたMMORPGである。小説中では人間や神々の戦いが描かれており,これまでプレイヤーは,人間族のキャラクター(仙人)を作成し,冒険を行ってきた。今回のChusen2ではそれに対し,神々の末裔という設定の「神族」でのプレイが可能となる。
神域の最初のエリア“カムイ遺跡”は,ジャングルの奥地にあるマヤ文明といった雰囲気だ。そしてオリエンタルな建物や官服を着たNPCなど,武侠系の要素は(あまり)見当たらない。これはChusenの経験者にとって,にわかに信じがたい光景かもしれない。
逆に,人間族が神域へ行くことは一応不可能ではないのだが,エリアの位置的にかなり険しい道のりとなるとのこと。そのため低レベル帯で両種族の初心者が共にパーティを編成して遊ぶことはない。Chusen2のリニューアル後も,人間族で新規キャラクターを育成することは可能だが,レベル30まで両種族の接点はないと見てよい。
ここでポイントとなるのは,新規プレイヤーが神族で始めた場合,ほとんど武侠を意識することそのものがない,ということである。新規プレイヤーが神族でキャラを作成した場合は,当分の間Chusen2は“新作ファンタジーMMORPG”と言い切ってもよさそうである。
巨人族のクレイと,狐族のロアが登場
神族であるクレイとロアの外見や能力は,半人半神といった雰囲気。もちろんゲームバランスの観点から,同レベルの人間族と比べて極端に能力が高いというわけではないのだが,スキルなども含めた見た目がかなり個性的な印象だ。それでは,クレイとロアの特徴を見ていこう。
【クレイ】
人間族を含め,プレイヤーが選べる中では最も大きなキャラクター。その外見からイメージできるように,前衛としての適性が高く,ヒットポイントや防御力の能力はトップクラスとのことだ。
使用武器は斧で,タイプとしては前衛アタッカーとなる。習得スキルは斧を用いた攻撃系が多いが,神族であるクレイは,巨人などの力を一時的に身に宿すことも。スキルエフェクトの派手さには定評のあるChusenでは,このあたりの演出面にも期待できそうだ。
【ロア】
耳と尻尾を持った,ちょっと個性的なキャラクター。ロアの使用武器は弓で,Chusenでは初めて登場する遠隔系アタッカーとなる。HPなどはそれほど高くないものの,離れた距離から先制攻撃を叩き込めるのは大きなアドバンテージといえるだろう。
ロアのもう一つの大きな特徴は,神獣のようなペットを召喚して戦わせる,ペットクラスとしての側面を持ち合わせていることだ。ペットの名前も“ロキ”や“セクメト”といった感じで,武侠っぽさは見当たらない。
自ら狐に変身したり,動物と植物の2系統のペットを同時に使えたりなど,かなり個性的な種族となっている。
今回導入されるのはクレイとロアの2派閥(クラス)だが,神族にはそのほかにも四つの種族が存在し,今後のアップデートで順次実装されていく予定だ。
ちなみに,人間族から隔絶された環境で,2クラスしかない(とくにヒーラークラスがいない)ことに不安を覚える人もいるかもしれないが,その点は問題ない。Chusen2ではキャラクター作成後間もなく,膨大な量の回復アイテムが入手できるなど,ソロプレイで十分に育成できるゲームバランスとなっているのだ。
人間族と神族との遭遇,そして再び神の世界へ
つまり,神族で始めたプレイヤーにとっては,ここで初めて武侠チックな世界観を目にすることになる。また,人間族のプレイヤーが天音で冒険していると,突如としてファンタジーなキャラクターが現れるわけで,これはお互いにちょっとしたカルチャーショックといえそうだ。プレイヤーがその瞬間,どのような心境になるのか,個人的にちょっと気になるところ。
天空の地で注目すべきは,人間族と神族との争いがゲームシステムとして取り入れられていること。例えば,エリア内では,人間族と神族のNPC達が実際にバトルを行っており,それにプレイヤーキャラが加担することが可能だ。今回の取材では詳細まで確認できなかったものの,いわゆるRvR的なコンテンツの導入も視野に入れられているようである。このあたりの今後の展開にも注目したいところだ。
武侠要素が払拭されたChusen
“ファンタジー系のMMORPG”とまでいうと語弊があるかもしれないが,少なくとも“武侠系のMMORPG”という印象はまったく受けなかった。
武侠という世界観は,中国では定番ではあるものの,この日本ではどうしても好き嫌いが生じる傾向がある。今回のリニューアルで,そのアクの強さがなくなることで,より多くの人に受け入れられやすそうな気がした。
「それなら新作のMMORPGのほうがいいじゃないか」という人もいるかもしれないが,一概にそうとも言い切れない。なぜならChusenは,正式サービスから約1年4か月が経過しており,コンテンツの充実や,運営ノウハウの蓄積といったアドバンテージがあるからである。
現在のキャラクターのレベルキャップは150で,スキル強化やアイテム強化,さらにはミニゲームなど,かなりの量のコンテンツがある。新作のタイトルでは,ここまでの受け皿が用意されていることはまずない。
新作MMORPGのサービスイン当初というのは,大小さまざまなトラブルが付きモノである。個人的には,お祭り騒ぎにも似たその空気感が楽しかったりするのだが,長時間ログインできなかったりすると萎えてしまう人も多いだろう。今回のChusen2ではそういったシステム周りの不安要素もほとんどなく,安心してプレイできる。ここに魅力を感じた人は,Chusen2のリニューアルを機に,神族でプレイしてみる価値はあるのではないだろうか。
「LEGEND of CHUSEN 2 -新世界-」へのリニューアルは,3月16日に行われる予定だ。4Gamerではほかにもリニューアルに関する記事を掲載しており,また公式サイトにも情報が載っているので,気になった人は調べてみるとよいだろう。
また,今回は,本日(3月11日)から3月14日までの間に,この記事のリンク(下記の黄色ボタン)から新規登録した人に限り,お得なアイテム,題して【無双の刺客セット】を用意してもらえることになった。これは,レベルが15上がるごとにサポートアイテムをもらえるというもので,レベル90まで継続するという太っ腹仕様になっている。
Lv1 称号(無双の刺客)
Lv15 騎乗(7日限定)×1,絵文字(7日限定)×1
Lv30 霊獣(3日限定)×1
Lv45 飛仙剣(7日限定)×1
Lv60 ロック麒麟の髄×2
Lv75 騎乗(7日限定)×1
Lv90 悟りの霊珠×5
武侠だけの世界から脱却して,新たな道を歩み出すChusen2。この機会に始めてみようと思っている人は,ぜひこちらから登録して,手に入れた【無双の刺客セット】をご活用いただければと思う。
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