「Fallout」の開発者Jason Anderson氏が，inXile Entertainmentへ移籍

　RPG「Fallout」（1997年）の開発者であるJason Anderson氏が，ゲームパブリッシャ/デベロッパのInterplayを退社し，inXile Entertainmentに入社した。

　Jason Anderson氏は，InterplayでFalloutと「Fallout 2」の開発に携わったのち，デベロッパのToika Gamesを設立。「Arcanum: Of Steamworks and Magick Obscura」や「Vampire：The Masquerade - Bloodlines」「The Temple of Elemental Evil」の3作品を世に送り出した。
　その後Troika Gamesを閉鎖し古巣のInterplayへ戻り，「Project V13」という未発表の新作に携わっていた。
　ちなみにProject V13はMMORPG版Falloutと噂されており，シリーズファンの期待を集めている。

　Anderson氏の新たな職場であるinXile Entertainmentは，アメリカのカリフォルニア州にあるデベロッパで，ファンタジーRPG「The Bard's Tale」で有名だ。最近ではiPhone/iPod touch向けの新作ゲームの開発に力を入れている（関連記事）。

　Anderson氏は，inXile Entertainmentで未発表の新作RPGに携わるといわれており，RPGを開発し続ける同氏が，再びどんなRPGを生み出してくれるのかに注目が集まっている。