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Intel,「Clover Trail+」ことAtom Z2500シリーズを発表
Atom Z2580のイメージ写真 |
一方,「SGX 544MP2」という名で統合されるグラフィックス機能は,従来の「Atom Z2460」のグラフィックス性能と比較して最大で3倍の性能を持つとのこと。また,1080p/30fpsのビデオエンコード&デコードにも対応するという。
グラフィックスAPIとしては,Open GL ES1.1とES 2.0+などをサポート。最大表示解像度は1920×1200ドットで,高解像度を志向したタブレット端末の多くに対応可能だ。
ちなみに,3モデルの主な違いは動作クロックにあり,最上位のAtom Z2580の場合,CPUは最大が2GHz,グラフィックス機能は最大533MHzとされている。以下,Z2560は順に1.6GHz,400MHz。Z2520は1.2GHz,300MHzで動作するようになっている。
Clover Trail+のブロック図。デュアルコアといってもCPUは左上にある小さなブロックだけ |
Atom Z2580を採用するLenovoのスマートフォン「IdeaPhone K900」 |
去る2013年1月に開催された「International CES 2013」で披露されたLenovoのスマートフォン「IdeaPhone K900」は,Atom Z2580を採用しているという。同製品は中国市場で2013年第2四半期に発売される予定とのことだった。また,ASUSTeK ComputerやZTEからもタブレットやスマートフォンが登場する予定である。
Intelのプレスリリース(英語サイト)
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