コンバットフライトシム「H.A.W.X」，高解像度衛星画像をゲームに採用

　UbisoftとGeoEyeは，開発中のコンバットフライトシミュレータ「Tom Clancy's H.A.W.X」に，GeoEyeによる高解像度の衛星写真のデータを使用すると発表した。

　GeoEyeは衛星や航空機などから撮影した地形画像を提供している会社で，親会社のSpace Imagingが打ち上げた画像衛星IKONOSは，最高解像度が1メートルという，商業利用できるものとしては現時点で世界最高の性能を誇っている。また，2008年9月4日には最高解像度が41センチメートル（衛星直下を撮影した場合）という，超高解像度画像の撮影が可能な衛星GeoEye-1を打ち上げる予定だ。
　Tom Clancy's H.A.W.Xは，トム・クランシーブランドでは初となるフライトシミュレータで，プレイヤーは現代の最新鋭戦闘機を操縦して，さまざまなミッションに挑むことになる。ゲーム中でプレイヤーが飛行する16以上のインターナショナルなロケーションには，GeoEyeのIKONOS衛星が撮影した高解像度画像を元に3次元化したグラフィックスが使われる。