「CroXino -クロシーノ-」，「DINOX」というタイトルにリニューアルされ韓国でサービス予定。善と悪の対立を描く，PvPに主眼を置いたMMORPGに

　2009年11月30日をもって日本でのサービスが終了した（関連記事）「CroXino -クロシーノ-」が，「DINOX」というタイトルにリニューアルされ，韓国でパブリッシングされる。本作のデベロッパは，クロシーノを手がけたNJ Interactive（旧社名 Nglim Soft）で，パブリッシャはHiOne Entertainment。韓国では，2011年8月に本作のクローズドβテストが実施されており，9月29日からオープンβテストがスタートする予定だ。



　DINOXには，ゲーム開始時，所属する陣営や勢力を選択する場面はないものの，キャラクターレベルが15に達したとき，善または悪のどちらの道を進むか選ぶことになる。
　善と悪のキャラは常に対立関係にあり，フィールドにおいては基本的にいつでも，ライバルキャラとのPvPが行える。ただし，ゲーム内が昼の場合は相手に同意を得る必要がある。夜のあいだは，いつでもライバルキャラに攻撃される危険がつきまとうため，油断は禁物だ。
　ちなみに本作には，空中を飛べる翼やブースターなどの装備のほか，地上をスピーディに移動できる乗り物も登場する。華麗に飛び回ったり，駆け回ったりしつつ，バトルを繰り広げられるわけだ。


　本作の特徴の一つに，ほかのプレイヤーから援助を受けられるというシステムがある。一般的なMMORPGでもほかのプレイヤーとアイテムを取り引きすることは可能だが，このシステムでは，援助を受ける側のキャラが相手に対し，モノをもらったことへの感謝を示すしぐさをするという。
　このほか本作には，レベルが上位のキャラがビギナーの「後見人」となり，育成を手助けする「ガーディアンシステム」や，フィールド間を自動的に移動できる「じゅうたん移動システム」，そして，素材の採取やアイテムの作成に関連したミニゲームなどが用意されている。

　なお，Neowiz Gamesが本作のグローバル版権を獲得しており，現在，台湾とドイツでサービス中だ。かつて日本でサービスされていたタイトルのリニューアル版ということで，日本でプレイできる日が来るか，注目したい。

「DINOX」公式サイト