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[G-Star 2010]懐かしさと新しさを併せ持つ“遠距離攻撃中心のMOアクションRPG”「メタルブラック:オルタナティブ」を,プロモムービーとあわせて紹介
メタルブラック:オルタナティブは,同社が現在開発中の,MOタイプのアクションRPGである。視点はクォータービューで,それだけなら定番中の定番ジャンルといったところだろう。しかし本作品がとてもユニークなのが,マイキャラの攻撃方法が“遠距離攻撃中心”ということ。キャッチコピーからして「ハック&スラッシュから脱皮し,“シュート&ボム”へ」で,こういった方向性のタイトルは,ありそうであまりなかったような気がする。遠距離攻撃がメインのゲーム性とも関連しているのかもしれないが,本作の世界観はファンタジーではなくSFベースだ。
下に,本作のプロモーションムービーを掲載するので,具体的にどのようなゲームなのかを,ぜひ確認してほしい。
本作の開発者は,日本のゲームの影響を大いに受けているようだ。たとえばボスキャラは,弾幕系シューティングかと思うほどの猛攻をしかけてくる。実際に開発者は,とくに影響を受けたタイトルとして,「怒」「魂斗羅」「1945」といった往年のアーケードゲームの名を挙げており,日本のゲーマーとしては思わずニヤリとしてしまう。カンファレンス後に単独インタビューを行った際に聞いてみたのだが,やはり彼らは,筋金入りのアーケードゲームマニアであった。
G★2010の出展バージョンを一足早くプレイさせてもらった感想を一言でいうと,「非常に日本人好み」のタイトルに仕上がっているように思う。それでいて,クォータービュースタイルのハック&スラッシュに,シューティングをミックスした独自性も,ゲームとしてかなり面白みがある。今のところ韓国でのサービススケジュールも決まっていない状況だが,個人的には日本のプレイヤーからの反響を見てみたいなぁ,と思った次第。
メタルブラック:オルタナティブは,G★2010会場にも出展されるタイトルである。アクションRPGファンだけでなく,シューティングゲームが好きな人も,4Gamer取材陣からの続報に注目してもらいたい。
- 関連タイトル:
メタルブラック:オルタナティブ
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