THQ，「SmackDown vs Raw Online」を「覇拳伝」開発元と共同開発

「WWE2007 Smackdown vs Raw」のパッケージ画像

　THQは9月19日，新作「SmackDown vs Raw Online」を，韓国のデベロッパVertigo Gamesと共同開発すると発表した。本作は名前からも分かるように，THQの看板タイトルであるSmackDown vs Rawシリーズをオンラインゲーム化したものだ。

　発表会では，THQがVertigo Gamesをパートナーとして選んだ理由として，同社が，日本でもサービス中の「覇拳伝」のデベロッパであり，オンライン格闘ゲームの開発ノウハウを持っていることが挙げられていた。なお本作の開発費用は，THQが全面的に負担しているそうだ。
　また本作には，オンライン版ならではのさまざまな新機能やコンテンツが盛り込まれるという。

「覇拳伝」の画面写真

　THQのMartin Good氏によると，同社では，次世代ゲーム産業の成長を牽引するのはオンラインゲームであると認識しているとのこと。同氏は，SmackDown vs Rawという同社の著名なIPをオンラインゲーム化し，世界市場でサービスすることを目標に準備を進めていると述べていた。

　今のところ，社内でのテスト段階ということで，今回の発表会では残念ながら，ゲームの詳細は明らかにされなかった。本作は，まず韓国で2010年にサービスインされる予定となっており，具体的な情報が公開されるのはしばらく先のこととなりそうだ。