このゲームの読者の評価
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悲しくなるほど酷い動作パフォーマンス 50 - 投稿者:Foo(男性/30代)
- 投稿日:2008/11/02
- 良い点
- ・基本のんびり明るいノリで楽しく遊べる
・難易度はシリーズ中でも易しめで気楽に調合できる
・戦闘シーンに力が入っている - 悪い点
- ・いちいちパフォーマンスが気に障る
- 総評
- この作品を語るにはパフォーマンスが全てであると言っても過言ではない。他の悪い点について考えを巡らしてはみたものの、この大元凶が頭に浮上するばかりで、他の細々としたビハインドには注意が向かなかった。また、せっかくの良い点についてもどうでも良くなってしまいかねない程のレベルなのである。
本作品にはメディアインストールというカプコンの開発した技術が利用されているが、戦闘シーンの一部にのみ利用されているようで、ゲーム全体のパフォーマンスへは全く良い影響が及んでいない。
その戦闘シーンでさえ、パフォーマンスが気になる場面もあり、プレーヤは終始パフォーマンスについてのアレコレに悩まされるという宿命にある。
メディアインストールという技術は冠しているその名の通り、メディアリソースを予め外部記憶領域に退避させておくことによりプリキャッシュし、描画の高速化を実現しているものと想像がつく(もっとも、VRAMから参照する方が遥かに高速であることは留意しておくべきである)。
しかし健闘も虚しく、メディアインストールは大きく貢献しなかったようである。主人公の必殺技である"アナライズ"では明らかにグラフィックの再キャッシュが走っている。そのため、初回動作時のみ描画のコマ落ちが深刻なものとなっている。
おそらく、オブジェクトのトランスフォームを行うことによりキャッシュが発生しているのだろう。そのあたりの実装方法について、ガストの開発チームはまだまだ対応しきれていないという印象がある。
正直なところ、本作品のビジュアルから直感的に判断するに、メディアインストールを必要とするほどのリソースを内包しているようには感じられない。メディアインストールはパフォーマンス向上に喘いだ末に採用した苦肉の策なのだろう。発売延期を決断した時期に、彼らが一体どのような打ち合わせを行っていたかと思うと、他人事なのに何故か胃が痛くなってしまう。
HWパフォーマンスへおんぶに抱っこでやって来た彼らにとって、携帯ゲーム機での開発は1つの壁になるだろう。これからこの壁を乗り越えんとする彼らの雄姿を見守りたい。 - プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 1 3 3
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