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「LJL 2020 Spring Split」Week1の試合結果をお届け。昨シーズンの覇者DFMはSGに敗れ,1勝1敗でスタート
6月13日に開幕した「LJL 2020 Summer Split」は春シーズン同様,Week1からWeek7まで行われ,上位6チームがプレイオフへと進出し,そこで優勝したチームは世界大会「Worlds 2020」に日本代表として出場することになる。
なお,LJL 2020 Summer Splitは,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況を考慮し,「オンライン」「無観客オフライン」「オフライン」の3段階での開催を検討しているとのことだ。詳しい開催方針については公式サイトを確認してほしい。
LJL公式サイト「LJL 2020 Summer Splitの開催方針について」
Week1 試合結果
- | 勝利チーム | - |
---|---|---|
第1試合 | Crest Gaming Act | AXIZ |
第2試合 | V3 Esports | AXIZ |
第3試合 | Crest Gaming Act | Barning Core |
第4試合 | V3 Esports | Barning Core |
第5試合 | Sengoku Gaming | Rascal Jester |
第6試合 | Sengoku Gaming | DetonatioN FocusMe |
第7試合 | DetonatioN FocusMe | SoftBank HAWKS Gaming |
第8試合 | SoftBank HAWKS Gaming | Rascal Jester |
Week1 順位表
各チームの滑り出しは?
DetonatioN FocusMe(DFM)
メンバー変更:なし
昨シーズンの覇者,DFMは4期連続の同じメンバーで,今シーズンも優勝を狙う。この日は強敵SGに対して,やや難しいチーム構成(ウーコン,パンテオン,ゼラス,セナ,マオカイ)で挑んだものの敗北を喫した。試合後のEvi選手のインタビューによれば最近,チームとしての調子がよくないそうだが,ここからの王者DFMの巻き返しに期待したい。
Sengoku Gaming(SG)
メンバー変更:なし
昨シーズン前半戦で苦戦していたSGだが,今シーズンは開幕から絶好調。ライバルであるDFMに勝利し,この日2連勝でのスタートとなった。目立ったのはBlank選手の活躍ぶりと,apaMEN選手のエイトロックスのパフォーマンスの高さ。TOPレーンではウーコンやヘカリムといったチャンピオンがピックされるようになってきているが,apaMEN選手がこの2体のチャンピオンを使用したときでも同様に活躍できるのか,気になるところだ。
V3 Esports(V3)
メンバー変更:なし
ジャングラーであるBugi選手の個人技の高さは健在で,1試合目ではニダリー,2試合目はエリスを使用して,試合を序盤から破壊するような活躍をしてみせた。V3はチーム全体として,安定したプレイングのできる選手が揃っており,今シーズンでも上位争いに食い込むチームとなることは間違いないだろう。
Rascal Jester(RJ)
メンバー変更
ロール | in | out |
---|---|---|
MID | Pink | Ninja |
SUP | Nagi | viviD |
RJは韓国に帰国中のNinja選手とviviD選手(入国次第,チームに合流予定とのこと)の代わりに,日本人選手が開幕ロースターとなった。主力選手2名を欠いている影響は大きく,この日は2試合ともに大敗を喫してしまった。
AXIZ
メンバー変更
ロール | in | out |
---|---|---|
TOP | Natsume | uinyan |
BOT | uinyan | Hide |
韓国へ帰国中のHide選手の穴を埋めるために,TOPレーナーのuinyan選手がまさかのADCへの(おそらくは一時的な)転向をしてみせた。uinyan選手のADCとしてのプレイングは決して悪くなかったものの,この日チームは2連敗を喫し,苦しい立ち上がりとなった。
Crest Gaming Act(CGA)
メンバー変更
ロール | in | out |
---|---|---|
JG | Yunika | Yoshi |
新人のジャングラーであるYunika選手は,この日2試合ともにセトを使用し,チームファイトで見事な立ち回りを見せた。昨シーズン,各レーンに技量の高い選手を揃えていながらいまいち試合に勝ちきれていなかった印象のあるCGAだが,Yunika選手の加入によりチームとして大きな変化が起きるのか,今後の試合を見守りたい。
Burning Core(BC)
メンバー変更
ロール | in | out |
---|---|---|
MID | Eugeo | Roki |
RJは,MIDのRoki選手が競技シーンから身を引き,Eugeo選手がその後を引き継ぐことになった。Eugeo選手はこの日CGA戦ではルル,V3戦ではカシオペアを使用したが,両試合ともジャングラーからの強いプレッシャーを受けたこともあり,思うような活躍はできず,チームは2連敗を喫した。
SoftBank HAWKS Gaming(SHG)
メンバー変更
ロール | in | out |
---|---|---|
TOP | Arumik | Dasher |
MID | Dasher | Ramune |
昨シーズンではTOPレーンをプレイしたDasher選手だが,今季はかつての活躍の場であるMIDレーンへと舞い戻ってきた。この日使用したのはイレリアとコーキで,結果は1勝1敗。TOPレーンを経験したことでプレイの幅が広がったDasher選手が,今後どのようなチャンピオンを使って試合を動かしていくのかに注目したい。
Week1 ロール別 ピック回数TOP3
ロール | TOP | JG | MID | ADC | SUP |
---|---|---|---|---|---|
1位 | ウーコン | グレイブス | ルブラン | アフェリオス | スレッシュ |
3勝3敗 | 2勝3敗 | 1勝1敗 | 2勝1敗 | 4勝1敗 | |
2位 | エイトロックス | セト | ガリオ | エズリアル | ノーチラス |
3勝0敗 | 2勝0敗 | 1勝1敗 | 2勝1敗 | 2勝2敗 | |
3位 | ヘカリム | ニダリー | コーキ | ミス・フォーチュン | ユーミ |
1勝1敗 | 4勝0敗 | 1勝1敗 | 1勝2敗 | 1勝1敗 |
昨シーズンから大きな変化があったのはTOPレーン。ウーコンという強力なピックが出現したことにより,長射程系のチャンピオンは使いづらくなり,レネクトン,オーン,モルデカイザーといったインファイトに優れるチャンピオンたちの重要性がより高まった。
また,テレポートの仕様変更とパッチ10.11でのQの強化を受け,ヘカリムもTOPレーナーとしてピックされるようになっている。
Week1 バン回数TOP5
順位 | チャンピオン | バン回数 |
---|---|---|
1位 | ヴァルス | 8バン/0ピック |
2位 | シンドラ | 7バン/1ピック |
3位 | ゾーイ | 5バン/1ピック |
4位 | アフェリオス | 4バン/4ピック |
5位 | ルブラン | 4バン/2ピック |
これといった対策が見当たらず,BOTレーンでほぼ確実に有利な状況を築けるヴァルスは8試合すべてでバンされた。
Week2 試合予定
Week2は6月20日,13時にSG vs. SHGの試合で開幕する。
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