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「LJL 2020 Summer Split」Week5,6の試合結果をお届け。波乱続きのスーパーウィークに,王者DFMは同率5位へと後退
2日間で16試合(1チーム4試合)というハードスケジュールで進行したスーパーウィーク。以下,その試合結果をお届けする。
参加チーム
- DetonatioN FocusMe(DFM)
- Sengoku Gaming(SG)
- V3 Esports(V3)
- Rascal Jester(RJ)
- AXIZ(AXZ)
- Burning Core(BC)
- Crest Gaming Act(CGA)
- Softbank HAWKS Gaming(SHG) ※LJL 2020 Spring Splitレギュラーシーズン順位順
Week5 試合結果
- | 勝利チーム | - |
---|---|---|
第1試合 | AXIZ | Sengoku Gaming |
第2試合 | Sengoku Gaming | Rascal Jester |
第3試合 | Barning Core | Rascal Jester |
第4試合 | Barning Core | AXIZ |
第5試合 | V3 Esports | DetonatioN FocusMe |
第6試合 | Crest Gaming Act | V3 Esports |
第7試合 | Crest Gaming Act | Softbank HAWKS Gaming |
第8試合 | Softbank HAWKS Gaming | DetonatioN FocusMe |
Week6 試合結果
- | 勝利チーム | - |
---|---|---|
第1試合 | Sengoku Gaming | Barning Core |
第2試合 | Softbank HAWKS Gaming | Sengoku Gaming |
第3試合 | V3 Esports | Softbank HAWKS Gaming |
第4試合 | Barning Core | DetonatioN FocusMe |
第5試合 | V3 Esports | Rascal Jester |
第6試合 | Crest Gaming Act | Rascal Jester |
第7試合 | DetonatioN FocusMe | AXIZ |
第8試合 | AXIZ | Crest Gaming Act |
Week5 第6試合ではCGAがV3に勝利し,ここまで無敗だったV3に初黒星がついた。CGAは,ほかのチームがその強みを活かしきれないADCジンをGango選手が巧みに操り,行動阻害スキルの連携やチームファイトの面でV3を一歩上回った。
CGAはこのほかにもAria選手のMIDサイラス,Gango選手のADCドレイブンなど他チームにはない引き出しを持っているチームであり,プレイオフの戦いではライバルチームにとって厄介な存在となるだろう。
AXZは,今週からDay1選手がADCとしてチームに一時復帰した。それにともない,韓国から日本に渡航できず,合流できないHide選手の代わりにADCをプレイしていたuinyan選手は,本来のロールであるTOPレーンへと復帰した。
これによって本来の「上位チームキラー」の力を取り戻したAXZは,Week5の第1試合でSG,Week6の第8試合ではCGAに対して勝利。すでにプレイオフ進出への望みが絶たれていたAXZだが,このスーパーウィークは来季に向けてファンに希望を残す2日間となった。
昨シーズンの覇者DFMは,長い不調のトンネルから抜け出せずにいる。AXZ戦では,Ceros選手がMIDコグ=マウという珍しいピックを持ちだし,Gaeng選手のエルダードラゴンスティールに救われて辛勝したものの,V3,SHG,BCに対しては敗北を喫し,1勝3敗で5位へと後退した。
AXZ戦でヒーローインタビューを受けたGaeng選手の表情はどこか曇りがちで,チームの状態が芳しくないことが見て取れた。
Week6 順位表
Week7を残し,プレイオフへと進出できる上位6チームが確定したが,CGAとSGの2位争いは白熱しており,Week7では両チームの直接対決が待っている。
Week5,6 ロール別 ピック回数TOP3
ロール | TOP | JG | MID | ADC | SUP |
---|---|---|---|---|---|
1位 | レネクトン | ボリベア | ゾーイ | アッシュ | バード |
3勝2敗 | 2勝8敗 | 3勝2敗 | 10勝1敗 | 7勝1敗 | |
2位 | ケネン | グレイブス | ルブラン | ジン | スレッシュ |
2勝2敗 | 4勝1敗 | 3勝1敗 | 2勝3敗 | 3勝5敗 | |
3位 | オーン | ニダリー | ガリオ | カリスタ | ノーチラス |
2勝1敗 | 2勝2敗 | 3勝0敗 | 1勝4敗 | 2勝6敗 |
Week4で6勝2敗という好成績を残したアッシュは,Week5,6でも10勝1敗と大暴れ。「アッシュへの対抗策としてジンをピックする」という戦術を用意してきたチームも見られたが,4試合で行われたアッシュ vs. ジンの対決は,アッシュ側の3勝1敗という結果に終わっている。
サポートはバード,スレッシュ,ノーチラスが現行の3大人気ピックとなっている。その中で目につくのは,バードの7勝1敗という勝率の高さ。Rスキル「運命の調律」で敵ADCをキャッチできるのが最大の強みで,Week5,6では試合を決定づけるようなプレイが何度も見られた。
Week5,6 バン回数TOP5
順位 | チャンピオン | バン回数 |
---|---|---|
1位 | フェイト | 12バン/1ピック |
2位 | カルマ | 11バン/4ピック |
3位 | アフェリオス | 11バン/2ピック |
4位 | セト | 9バン/5ピック |
4位 | ルブラン | 8バン/4ピック |
ゲーム序盤から中盤にかけて,MIDレーン周辺で主導権を握る(そしてヘラルドやドラゴンを獲得する)のが重要な現在のメタでは,多くのチームがMIDにバン枠を割いている。
例外は,ゲーム終盤で圧倒的な火力を発揮するADCのアフェリオスと,ADC以外のどのロールもこなすことができるセトへのバン。セトは5試合でピックされ,そのうち2試合はJG,1試合はMID,2試合はSUPとして使用された。
Week7 試合予定
レギュラーシーズン最終週となるWeek7は,8月1日13:00にDFM vs. RJの試合で開幕する。
上位3チームのほかにも,BCやSHG,AXZといったチームがここにきて調子をあげてきており,最後の順位争いは予想のつかない激しいものとなりそうだ。
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