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[TGS 2008#037]セガ×プラチナゲームズ プロジェクト記者発表会で,「BAYONETTA(ベヨネッタ)」「無限航路」「MAD WORLD」がお披露目
“クライマックス感”にこだわった
期待の新作「BAYONETTA(ベヨネッタ)」
これは,さまざまなジャンルで実績を重ねてきた実力派ゲームクリエイター達が集うゲームスタジオ,「プラチナゲームズ」が制作中の新タイトルを,各ゲームクリエイター自らがプレゼンするという発表会。著名なクリエイターが作品の概要を直接語る場とあって,セガブースの特設ステージには多くのプレス関係者がつめかけた。
プラチナゲームズ 代表取締役社長の三並達也氏(左)と,セガ 執行役員 開発本部長の宮崎浩幸氏(右) |
プラチナゲームズ ディレクターの神谷英樹氏(左)と,同社プロデューサーの橋本祐介氏(右) |
BAYONETTAは,人知を超えた肉体と能力を持つ魔女「ベヨネッタ」が,手足に装着した銃器による攻撃を含む,華麗な技で「天使」達を狩るという“クライマックスアクション”ゲームだ。「善と悪が逆転したような世界観」(神谷氏)と,ベヨネッタの華麗な攻撃が生み出すプレイ感は,会場で披露されたムービーを見る限り,確かにクライマックスシーンの連続だ。PS版「バイオハザード2」やPS2版「デビル メイ クライ」「大神」などを手がけた神谷氏が,「自分への挑戦」だと語る同作は,2009年,PLAYSTATION 3/Xbox 360で発売予定である。
“戦艦/SFラブ”を注ぎ込んだ力作
試遊も可能な「無限航路」
ヌードメーカー代表取締役/ディレクターの河野一二三氏(左)と,プラチナゲームズ プロデューサーの稲葉敦志氏(右) |
そんな両氏が紹介したのは,「ニンテンドーDS版としてはあり得ないほど巨大なプロジェクト」(稲葉氏)である,SF RPG「無限航路」だ。これは,無限に広がる宇宙を舞台としたSF RPGで,プレイヤーに「宇宙の旅にどっぷりと浸る」楽しみを提供するべく開発が進められている。
河野氏の手がける作品らしく,スキのない世界設定と生き生きとした登場キャラクターが魅力で,総勢150人以上の人物が奥深いストーリーに絡んでくるという。また,艦隊の編成や搭載武器の種類などを考慮しつつ,戦艦同士の緊迫感溢れるコマンドバトルが楽しめるほか,戦艦のカスタマイズ要素も非常にこったものとなっている。
発売予定時期は2009年春とのことだが,TGS 2008では開発バージョンのものがプレイアブル出展されている。一見ストラテジーに見えなくもない,シンプルながら奥の深い戦闘シーンや,丁寧に構築された世界観の一端などは,十分確認できるだろう。セガブースに足を運んだら,ぜひ一度は触れてみてほしい注目作だ。
なお発表会では,アニメ版「無限航路」第1話の導入部分も,ちらっと紹介された。第1話の本編は無限航路公式サイトで,10月17日より公開予定となっているので,河野氏が描くSF世界/ストーリーに興味がある人は,そちらにも注目してほしい。
海外展開を強く意識した意欲作
「MAD WORLD」の続報にも期待したい
発表会の最後に,海外での発売が予定されている(日本での発売は未定)Wii用アクションゲーム,「MAD WORLD」の映像も公開された。黒と白,そして赤のみで描かれるアクションシーンが印象的な同作。インパクトの強い作品だけに,今後の情報公開と,日本発売のゆくえが気になるところだ。
なお,これとほぼ同様のステージイベントが,明日10月11日(土)の1:30PM〜2:15PMに,セガブースで開催される(出席者や)。プラチナゲームズが開発中の強力なラインナップに関心がある人は,ぜひセガブースに足を運んでほしい。
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BAYONETTA(ベヨネッタ)
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