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【PR】GTX 260で本当に大丈夫なのか? ベンチマークテストとプレイ動画で確認する「FFXIV冒険Ready PC」の実力
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印刷2010/07/24 12:00

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【PR】GTX 260で本当に大丈夫なのか? ベンチマークテストとプレイ動画で確認する「FFXIV冒険Ready PC」の実力

画像集#008のサムネイル/【PR】GTX 260で本当に大丈夫なのか? ベンチマークテストとプレイ動画で確認する「FFXIV冒険Ready PC」の実力

「HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp/CT」
BTO標準構成価格16万6430円(税込)
画像集#012のサムネイル/【PR】GTX 260で本当に大丈夫なのか? ベンチマークテストとプレイ動画で確認する「FFXIV冒険Ready PC」の実力
 ついに「ファイナルファンタジーXIV」(以下,FFXIV)の発売日が発表された。βテストでの必要動作環境も発表されたので,PC環境を見直している人もいるのではないだろうか。はたまた,PlayStation 3版の発売日は来年なので,あわててFFXIVが動くPCを導入しようとしている人もいることだろう。
 さて,日本ヒューレット・パッカード(以下,HP)から登場した「ファイナルファンタジーXIV冒険Ready PC」こと「HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp/CT」(以下,HPE 290jp/CT)。本製品は,1000台限定でFINAL FANTASYR XIV βテストレジストレーションコードが付いてくることが最大のウリとなっているが,実際にどの程度のパフォーマンスを発揮するのか気になっている人も多いことだろう。

 すでにFFXIVのオフィシャルベンチマークテストが発表されており,本誌で発表した主要GPUによる比較も大きな反響をいただいた。「ATI Radeon HD 5870やGeForce GTX 480でも“快適”に届かない!」と,オンラインゲームらしからぬ要求性能の高さにおののいている人も多々見受けられるようだ。その一方で,冒険Ready PCに搭載されているGeForce GTX 260のスペックで本当に大丈夫なのかと不安に思う人が出ても不思議はないだろう。
 まず,最初に言っておきたいのは,フルHD解像度でのゲームプレイは現時点では忘れておいたほうが幸せかもしれないということである。FFXIVは,数年後のPCスペックのメインストリームを想定して製作されているため実際のところ,
現時点での最強構成を持ってきても高解像度では“快適”には届かない。
 しばらくの間は,“Low”のほうが一般的なゲーム環境に近いものと考えたほうがいいだろう。“Low”というと,なんとなく言葉のイメージはよくないのだが,“Low”とされている1280×768ドットだって,普通のゲームなら決して低解像度扱いなどはされないだけの情報量を持っている。それを忘れないようにしたい。

 また,スクウェア・エニックスから示されている“快適”や“やや快適”といった指標は,具体的にどれくらいの速度で動くことを示しているものなのかも分かりにくいかもしれない。“やや快適”というと,どこかに快適でない部分が残っているのではないかと疑ってしまいがちなのだが,“普通”の上であることを考えると,「普通以上に快適」な状態であることに注意したい。

 ここではFFXIVオフィシャルベンチを含めたいくつかのベンチマークテストによって,FFXIV冒険Ready PCのゲームでのポテンシャルをチェックし,実際のゲームプレイ環境に近い設定でどの程度動くのかを確認してみたい。


Core 2 Duo搭載PCとパフォーマンス比較

FFXIV Official Benchmarkも実施


 改めてHPE 290jp/CTのスペックを簡単にまとめると,表1のとおりとなる。機材調達の都合上,今回はこの基本スペックから,BTOオプションによりCPUを「Core i7-980X Extreme Edition/3.33GHz」に変更したモデルでテストを行った。FFXIVベンチマーク実行時にも平均CPU負荷は8%程度と,余力ありまくりだったので,ベンチスコア自体は標準よりも多少性能が上がっている程度に考えておいていただきたい。

 また,今回の比較対象には,同じくHPのエントリー向けデスクトップPCの「HP Pavilion Desktop PC p6420jp/CT」(以下,p6420jp/CT」で,CPUに「Core 2 Duo E7500/2.93GHz」を,グラフィックスに「GeForce 315」をそれぞれ選択したモデルを用意した。
 p6420jp/CTの主なスペックも表1に併記してあるので,両者の違いはその表を参照していただきたい。Core 2 Duo E7500は,2コアCPUながら,普通のオンラインゲームならまったく問題なく動かせる性能がある。GeForce 315は,GeForce 220とGeForce GT 240の中間的なスペックのGPUとなる。たいていのオンラインゲームなら十分使えるレベルのグラフィックス性能だが,それ以上のものではない。ざっくりといってしまうと,メインストリームモデルとして発売されている数多くのPCの平均より,ちょっと上くらいのスペックのモデルだと思っていいだろう。そのp6420jp/CTでFFXIVが満足にプレイできるのかどうか,はたまたFFXIV冒険Ready PCに買い換える必要があるのかを見てみようというわけである。

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 テスト内容は本誌ベンチマークレギュレーション9.2に準拠だが,時間の都合上,定番ベンチマークソフトの「3DMark06」(Build 1.1.0)とDirectX 9世代のFPS「Call of Duty 4: Modern Warfare」(以下,Call of Duty 4),それにDirectX 10世代の「バイオハザード5」,Unreal Engine 3世代の「ラスト レムナント」に絞って実施。さらに,FFXIV冒険Ready PCということで「FFXIV Official Benchmark」(以下,FFXIVベンチ)のHighモードでのテストを行っている。また,細かな解像度設定が用意されていないFFXIVベンチ以外のテストでは,解像度は1280×1024/1680×1050/1920×1080ドットの三つのみ行っている。


両者の差は決定的

FFXIV以外の多くのゲームでHPE 290jp/CTが有利


 では早速,テスト結果に移ろう。グラフ1,2は3DMarkにおける総合スコアをまとめたものだ。p6420jpでは3DMark Vantageは正常動作しなかった。3DMark06の総合スコアは,CPUとGPUの両方のパフォーマンスがスコアに影響を及ぼすが,さすがにHPE 290jp/CTは,p6420jpの4倍前後の高いスコアを発揮している。とくに高負荷設定において両者の差はより開く傾向にあり,これはGPUの性能差に起因するものと見てよいだろう。

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 また,CPUの性能差については,3DMark06のデフォルト設定である1280×1024ドットにおけるCPUスコアを抜き出したグラフ3を見ても分かるとおり,こちらもHPE 290jp/CTのスコアはp6420jpの約3倍とかなり高いパフォーマンスを叩き出している。

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 では実際のゲームにおけるHPE 290jp/CTのパフォーマンスはどうなのか。グラフ4はCall of Duty 4の平均フレームレートをまとめたもの。本誌レギュレーションでは快適にプレイするには60fpsが必要としているが,p6420jpは標準設定の1280×1024ドットでさえ,その基準を満たしていない。一方,HPE 290jp/CTは高負荷設定の1920×1080ドットでさえ楽にその基準を上回っており,両者の差はかなり開いている。

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 続いてグラフ5は「バイオハザード5」の結果である。バイオハザード5はカプコン独自の開発フレームワーク「MT Framework」で制作され,マルチスレッド処理に最適化されている。そのため,HPE 290jp/CTは6コア12スレッド処理が可能なのに対して,p6420jpは2コア2スレッド処理しかサポートしていないことから,高負荷設定ではHPE 290jp/CTはp6420jpの5倍以上のスコアを発揮しており,パフォーマンスの高さが光る。

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 さらに「ラスト レムナント」の結果がグラフ6となる。ラスト レムナントでも,これまでのテストと同様に,両者の開きはかなり大きい。スクウェア・エニックスは,グラフィックス設定を高めに設定した状態での快適な動作には,スコアが65fps必要としており,Core 2 Duo搭載マシンであるp6420jpは,それにまったく届いていない。一方,HPE 290jp/CTは1920×1080ドットでその基準を上回っており,高い解像度でも快適なプレイが可能である。

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 パフォーマンステストの最後に,FFXIVベンチのHighモードの結果をグラフ7に示す。FFXIVのスコアに関しては,スクウェア・エニックスが一定の基準を示しており,1500未満は動作困難としている。
 まず,Highモードでは,p6420jpはその1500にもまったく達しておらず,HPE 290jp/CTは,Highモードでは“普通”の2500には届かないものの,“やや重い”と,一応ゲームプレイが可能なレベル。すでに述べたように,現存するどんなGPUを使っても“やや快適”レベルにしかならないので素直に諦めよう。
 現実的な解像度を使ったLowモードでは,HPE 290jp/CTは見事に3000を超えるスコアを出し,“やや快適”レベルとなっている。標準以上の快適さが保証されていると思ってよいだろう。
 一方,p6420jpでもスコアの向上は見られるが,まだまだ満足なプレイができるとは言い難い。

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実際に動かすと,両者の差はさらに明らかに

ローエンドGPUでは真っ直ぐ歩くのさえ難しい


 それでは実際に,FFXIVをプレイした際の性能差はどの程度なのかを確認してみよう。ここでは,スクウェア・エニックスを訪問して,両マシンで,FFXIVの限りなくβ版に近いかもしれないバージョンをプレイしてみた。その模様を動画として公開したい。
 以下の動画で,左がHPE 290jp/CT,右がp6420jpの動画となる。横に並べて同時にプレイしたものを直撮りしている。順に,街,ダンジョン,フィールドでのプレイの模様となっている。街とフィールドについては,昼と夜の2パターンを連続して撮っている。ストリーミングの状態だとフレームレートが安定しないので,できるだけ,一度全体を読み込み終わってから再生した状態で比較してほしい。




 両者の差はフレームレートを計測しなくても明らか。1280×720ドットのフル画面表示,かつスクウェア・エニックスが想定する一般的な描画設定でプレイを行っているのだが,p6420jpは画面がカクカクしてストレスが溜まるのに対して,HPE 290jp/CTは非常に滑らかな画面描写が行われている。
 実際のところ,p6420jpでは,コントローラを操作してから実際の画面に反映されるまでに少々のタイムラグが発生してしまい,真っ直ぐ走るだけでも難しいレベルだった。これは動画を見ていただければ,なぜか蛇行しながら走っていたりするのが確認できるだろう。とくに戦闘でも行おうものなら,画面描画を待っているタイムラグの間にHPが削られ,危うく死に掛けるほど。

 今回は街中,ダンジョン,草原の3種類のシーンで動作確認を行ったが,かなり遠景まで描画される草原のシーンでの両者の違いは顕著で,そこにほかのプレイヤキャラクタの描画まで加わると,p6420jpでFFXIVをプレイするにはハッキリいって無理といわざるを得ない。

 一方で,HPE 290jp/CTでは,どのシーンでもかなり滑らかな画面描画が行われ,プレイするにはまったくストレスが溜まらなかった。
 一部を除いて(フィールドの夜景とダンジョンのみ30fps撮影),動画は60fpsで撮影&エンコードされているので,ぜひコマ送りで確認していただきたい。HPE 290jp/CTの画面では,ほぼ全コマ動いているのが確認できるはずだ。ほかに人がいないエリアとはいえ,60fpsキープで「やや快適」レベルだとすると,スクウェア・エニックスの基準はかなり高めなのが分かる。
 もちろん,このHPE 290jp/CTは,FFXIVのβテストでの必要スペックを上回っている。FINAL FANTASYR XIV βテストレジストレーションコードが付属する点だけに目を奪われがちだが,実際にFFXIVをプレイするには十分なスペックを備えていると見てよいだろう。


FFXIVを即プレイできる点は魅力的

Core 2 Duo世代のユーザーなら買い替えも一考の価値アリ


 テスト結果から明らかなように,HPE 290jp/CTはFFXIVだけでなく,そのほかのゲームにおいても高いパフォーマンスが期待できる。もちろん,動画で示したようにFFXIVを快適にプレイすることが可能であり,付属するFINAL FANTASYR XIV βテストレジストレーションコードを即,活かすことができる。
 単にパフォーマンスの高いPCを作るだけなら,高性能パーツを投入すればよい。しかし,長時間のプレイが行われがちなMMORPGの場合,それだけでは不十分である。HPE 290jp/CTは,日本国内,それも「東京生産」を謳い文句にしており,製品は最高クラスの信頼性の高さを誇っている。メーカー製PCを購入する最大のメリットは信頼性とサポートにあり,これはMMORPGを快適に楽しむためにも重要な要素となる。
 FFXIVをいち早くプレイしたいのであれば,購入後即プレイできるFFXIV冒険Ready PC「HPE 290jp/CT」はオススメのマシンであることは間違いない。とくにCore 2 Duoシリーズ世代のPCを利用している人でFFXIVに興味があるのであれば,HPE 290jp/CTの購入は一考の価値アリだ。

HP Direct 公式サイト

  • 関連タイトル:

    HP Pavilion Gaming(旧称:HP ENVY,HP Pavilion)

  • 関連タイトル:

    FINAL FANTASY XIV(旧)

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