2010年1月14日に発売が予定されている期待のミリタリーFPS,
「OPERATION FLASHPOINT: DRAGON RISING」(
PlayStation 3/
Xbox 360)だが,パブリッシャのコードマスターズは本日(12月22日),本作の最新情報としてマルチプレイの詳細および,登場する武器/兵器について発表した。また,公式サイトではゲームに登場する兵器や戦闘車両などが見られるムービーを公開。その名も“Weapons”と題されたムービーには,アメリカ軍の主力戦車M1A2や中国軍の99式戦車,そして戦車を狙う対戦車ミサイル,さらに地上に弾丸の雨を降らせる攻撃ヘリコプターAH-1Zの姿が確認できる。スピーディで殺傷力の高い,現代の戦闘の様子がよく分かるはずだ。
というわけで,まずはマルチプレイ。詳しいダンドリについては下のリリース文を参照してほしいが,概略を述べると,本作のマルチプレイにはオンラインとLANの二つの接続方法があり,ゲームモードとして「協力ミッション」「殲滅作戦」,そして「潜入作戦」の三つが用意されている。見てのとおり,結構決めることがあるので,慣れれば簡単だがやはり日本語はありがたい,ほんと。
新たに公開された兵器/武器についても,以下のリリース文を見てほしいが,大は戦車から小はファーストエイドキットまで,ズラリと並んでいるのが分かる。これが全部ゲームに登場してくるというのだから,リアリティに対するこだわりはすごすぎ。
もちろん,発売日である1月14日までに,これらの兵器/武器の諸元を丸暗記する必要があることはいうまでもない。双眼鏡を覗いて「99式戦車だ。不整地での最大時速は60km/hだから,ここには3分で来るぞ。迎撃準備」とかなんとか言っちゃうと,めちゃくちゃカッコいいと思うのだが,どうだろうか?
※上に掲載したスクリーンショットは,英語版のものです
PLAYSTATION3 版およびXbox360版
『OPERATION FLASHPOINT: DRAGON RISING』
武器、戦闘車両やプロモーションムービー
などの最新情報を一挙に公開!
1.マルチプレイヤーモードについて
『OPERATION FLASHPOINT : DRAGON RISING』(以下、『OFP : DR』)の特長の一つである、オープンフィールドを最大限に活用しできるモードがマルチプレイモードです。本モードには、「オンライン」接続と、システムリンクでプレイする「LAN」接続の2種類があり、いずれのモードにおいてもシングルプレイヤーとは一味違うプレイが楽しめます。
本作の提供する、広大な戦場には決められたルートがありません。ミッションを遂行するための、ありとあらゆる戦略や戦術を用いてアプローチすることが可能です。AIとの戦いでは出来ない、人間同士だからこそできる"駆け引き"を楽しみ、知能戦を展開することが、本作にて"オンラインでつながる"醍醐味です。仲間を気遣いながら、目標を達成するために連携して行動し、絆を深める。実際にサバイバルゲームに参加しているような体験も、本作では味わうことができます。
ここでは、システムリンクの実際の画面と共に、プレイ可能な内容の一部をご紹介します。
・プレイするモードの選択
メインメニューからマルチプレイヤーを選択
・接続方法の選択
オンラインもしくはLAN(システムリンク)を選択
・ホストとゲストの選択
ホストになる場合は、「マッチの作成」を、ゲストとして参加する場合にはサーバーを表示」を選択する。
協力プレイでホストになると、隊長となり、その他のゲストが部下となる。
・ゲームモードの選択
ゲームモードは全部で3種類ある。
1.協力ミッション:最大4人で協力プレイが可能。ミッションは解除されると増えていく。
2.殲滅作戦:最大8人で対戦プレイが可能。各プレーヤーはアメリカ軍か中国軍のいずれかを選択する。
3.潜入作戦:最大8人で対戦プレイが可能。各プレーヤーはアメリカ軍か中国軍のいずれかを選択する。アメリカ軍が攻めを、中国軍が守りを行う。
・マルチプレイヤーのロビー表示
ロビーでは設定や戦績など、詳細が表示される。サーバーを作成すると、ロビー画面左に参加者と所属する国の国旗などが表示される。また、画面右にはプレイのタイプやプレーヤー数、ミッション名やゲーム時間が選択ごとに変わる。今回は協力ミッションを選択。
・ブリーフィング画面の表示
シングルミッションと同じように、ブリーフィング画面が表示される。
・部隊での役割の選択
「部隊を確認」を選択すると、所属する部隊が表示され、兵士のタイプを選択できる。なお、ミッションなどによりタイプも変わる。
協力ミッション時:ホスト(この場合、code 01)が隊長、ゲストはそれ以外から兵士を選択。
殲滅作戦時:対戦プレイであるため、隊長の表示も現れる。
・マップ表示
友軍の位置を確認することもできる。
戦闘画面の一部
戦闘の模様。
・友軍の配置と指示の一例
画面に広がっている兵士の全てを率いる。発砲射撃許可、制圧射撃指示をしている様子。
・ゲストの画面
別のプレーヤーの画面で見ると、ホストのセッションに合流することになる。
・別プレーヤー視点
自分以外のプレーヤーはこのように見える。
・コンディション表示
左下のコンディション表示が赤い部分が減っている。これは死ぬ寸前であることを示す。
・自動復活設定
死亡しても自動的に復活できる設定にしていたため、戦闘に戻って参加できる。
・復活後の設定
復活後は戦地が変わり、元の場所には戻らない。
・殲滅作戦での復活後の設定
復活後は戦地が変わり、元の場所には戻らない。
※PLAYSTATION3およびXbox360版にはマップエディターが搭載されておりませんが、発売後もマルチプレイヤー対戦用のマップやミッションなど、充実のダウンロードコンテンツを随時配信していく予定です。
2.追加の武器・戦闘車両について
『OPERATION FLASHPOINT : DRAGON RISING』に登場する武器や戦闘車両を新たにご紹介します。どれも現代戦にて使用されているものばかりが、きめ細やかに描かれています。
・M4A1
コルト社製
口径:5.56mm
銃身長:368.3mm
装弾数:20発/30発
作動方式:ガス直圧/ターンロックボルト
全長:850.9mm
重量:3480g
発射速度:700〜900発/分
M4カービンはM16A2の全長を短縮し軽量化したモデルである。取り回しの良さから近接戦闘に従事する特殊部隊や空挺部隊で使用されている。
M4A1はM4カービンの3バースト機構をフルオートに変更。又本体上部にフラットトップレシーバーを採用しているため用途に合わせて様々な照準器を装備することが可能である。
・M16A4
コルト社製(現在はFN社がライセンス生産)
口径:5.56mm
銃身長:508mm
装弾数:20発/30発
作動方式:ガス直圧/ターンロックボルト
全長:999mm
重量:3500g
発射速度:900発/分
M16はAR-10を基に携行弾数を増やすために口径を7.62mmから5.56mmに変更。またアルミ合金を本体に使用、ストック及びバレ ルカバーをプラスチック製とし軽量化が図られている。
ベトナム戦争時にアメリカ軍の正式アサルトライフルとして採用。現在にいたるまで様々なバリエーションが製造されている。
M16A4はベトナム戦争で使用されたM16A1を基に様々な改良が施されたM16A2のキャリングハンドルを着脱式にしたモデル
[CQB]:IRレーザー/ライト照射器とホロサイトを装備した近接戦闘仕様
[MARKSMAN]:IRレーザーサイト、4倍光学スコープを装備したマークスマン仕様
[ASSULT]:IRレーザーサイト、M203グレネードランチャーを装備した突撃仕様
[NIGHT OPS]:IRレーザーサイト、赤外線スコープ、サイレンサーを装備した夜間狙撃仕様
[STEALTH]:M68ドットサイト、サイレンサーを装備した狙撃仕様
・Binoculars
レーザー距離計が装備された10×50光学双眼鏡。
・Marksman Scope
10倍率の狙撃用照準器。
・Thermal Sight
光源を必要とせず熱放射を映し出す赤外線照準器。
・Thermal Sight
10倍率赤外線照準器。
・Marksman Scope
中国軍の10倍率の狙撃用照準器。
・Marksman Scope
20倍率の狙撃用照準器。
・Thermal Sight
中国軍の赤外線照準器。
・M939A2
全長:7.89m
全幅:2.47m
全高:3.07m
搭載重量:6.8t
乗員:3名
米軍で使用されている一般的な中型輸送トラック。基本モデルをベースに様々なバリエーションがある。
・SURC
全長:12m
全幅:3.1m
全高:3.07m
重量:7.9t
乗員:2名+16名
速度:35ノット(クルーズ) 39ノット(スプリント)
武装:重機関銃×3、スモークランチャー
・AH-1Z(バイパー)
全長:17.88m
翼幅:4.42m
全高:3.76m
乗員:2名
航続距離:685km
固定武装:M197 3砲身20mmガトリング砲
戦闘ヘリコプターAH-1(コブラ)の近代化改修型。光学センサーシステムを装備し様々な兵装を搭載可能。
・MH-60S(ナイトホーク)
全長:19.76m
全幅:2.36m
全高:5.13m
乗員:2名
航続距離:2.220km(ESS及び増槽装備時)
多目的強襲ヘリコプター。海軍に配備されておりSEALSの作戦支援を主な任務としている。
・TYPE99
全長:11m
全幅:3.4m
全高:2.4m
重量:54t
乗員:3名
主砲:50口径125mm滑腔砲
副武装:12,7mm重機関銃
98式戦車に欧州の技術を取り入れて改良された中国軍の主力戦車。アクティブ・レーザー防御システムを搭載しており、敵のレーザー照準器を攪乱し攻撃を防ぐ。攻撃力は米軍のM1A2と同等である。
・TYPE95
全長:6.71m
全幅:3.2m
全高:3.4m
重量:22.5t
乗員:3名
主武装:25mm機関砲×4、QW-2地対空ミサイル×4
中国軍の自走対空砲。光学射撃管制システムが装備されており、昼夜全天候下で迎撃を行うことが可能である。低空を飛行する航空機及びヘリコプターに高い戦闘力を発揮する。
・BJ2022
全長:4.48m
全幅:1.85m
全高:1.87m
重量:1.71t
乗員:1+7名
最高速度:155km/h
中国軍初の民間企業が開発した多用途四輪駆動車。コスト削減のため市販車パーツが随所に使用されており長時間の運転も快適になるよう設計されている。
・BJ2022 /HMG:BJ2022に12.7mm重機関銃を装備したタイプ。
・BJ2022 /GL:BJ2022に40mmグレネードランチャーを装備したタイプ。
・M14 AP Mine
アメリカ製のプラスチック成形された対人小型地雷。爆発力は比較的小さく、歩兵の足を負傷させる事を目的とする。
・M18A1 Claymore Mine
アメリカ製指向性対人地雷。起爆すると内部の鉄球が扇状に発射される。リモコン起爆やワイヤーを使ってのブービートラップ、時限信管等用途に合わせて設置可能。
・TM62 AT Mine
ロシア製対戦車地雷。圧力信管や磁気信管など信管の変更が可能。
・Combat Knife
多目的戦闘用ナイフ。銃剣としても使用可能。
・Field Dressing
包帯とモルヒネが入ったファーストエイドキット。
・Medical kit
モルヒネ注射器。
・Marker Smoke
アメリカ軍が使用するマーキング及び煙幕用グレネード。色は"緑""紫""赤""黄色"がある。
・Smoke Grenade
中国軍の煙幕用グレネード。
・FIM-92A Stinger
射程:8km
有効高度:4.8km
速度:マッハ2.2
重量:15.7kg
必要人員:1名
アメリカ軍の携行式地対空ミサイル。低空を低速で飛行する航空機に威力を発揮する。パッシブ式赤外線・紫外線シーカーが用いられミサイルが独自で目的を追尾する。
・PF98 Queen Bee
口径:120mm
射程距離:800m(HEAT弾)1800m(HE弾)
中国製対戦車ロケットランチャー。簡易射撃統制システムが搭載されており、動体に対しての射撃が可能となっている。HEAT弾及びHE弾の発射が可能。三脚に設置することにより射手の負担を軽減することができる。
・M240
口径:7.62mm
銃身長:627mm
装弾数:ベルト給弾
作動方式:ガス直圧
全長:1245mm
重量:12.5kg
発射速度:650〜950発/分
FN社のMAGをアメリカ軍向けに改修した機関銃。1977に陸軍の同軸機銃としてしようされて以来、現在では車載機銃として広く運用されている。
・M2 0.50 Calibar
口径:12.7mm
銃身長:1143mm
装弾数:ベルト給弾
作動方式:ショートリコイル
全長:1645mm
重量:38.1kg
発射速度:400〜600発/分
第二次世界大戦以来、現在も世界各国で使用されている重機関銃。
・Combat Scope
M16及びM4に装着可能な4倍光学照準器。