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[E3 09]リンクと行く,蒸気機関車の旅。任天堂「ゼルダの伝説 スピリットトラックス(仮称)」を遊んでみた
今回の目玉は,リンクの移動手段となる蒸気機関車。レールの上を走る乗り物だけに,前後左右自在に動かすわけにはいかないが,これまで以上に旅気分が味わえそうな雰囲気だ。今回の体験版では,この蒸気機関車を走らせるモードがプレイできた。
蒸気機関車の操作で必要なのは,スピード調整とポイント切り替えだけ。それに加えて,敵や障害物を攻撃する大砲が撃てる。この機関車は単に移動シーンで使われるだけでなく,敵を大砲で攻撃したり,ポイントを切り替えて敵の列車を避けたりと,操縦することが一つのアクションゲームとして成り立っているのだ。
このほかにもダンジョン攻略とボス戦という,“ゼルダ”とは切り離せない二つのモードも用意されていた。ダンジョンでは,前作で敵キャラクターだった「ファントム」なる動く鎧をお供に連れて,彼(彼女?)をタッチペンで誘導しながら一緒にダンジョンをクリアしていく。ファントムとリンクを交互に,いかにうまく動かすかがカギとなりそうだ。
一方のボス戦は,直前に手に入れたアイテムを駆使して戦うという伝統のスタイル。ここでは「Whirlwind」なるつむじ風を起こすアイテムを手に,カブトムシのようなボスと戦ってみた。このWhirlwindは,マイクに息を吹きかけるとつむじ風が発生するのだが,周りの音を拾って勝手に風が出てしまうのが,もどかしくも面白かった。
こうしたさまざまな要素を,一つのゲームの中にいかにうまく組み込んで仕上げてくれるのか,開発陣のお手並み拝見といきたい。なお,本作の北米での発売は2009年末が予定されている。
- 関連タイトル:
ゼルダの伝説 大地の汽笛
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