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派手なアクションが癖になる,カワイイ系MMORPG「IL:Soulbringer」。序盤のイロハが分かっちゃう,プレイレポートを掲載
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印刷2011/06/21 00:00

プレイレポート

派手なアクションが癖になる,カワイイ系MMORPG「IL:Soulbringer」。序盤のイロハが分かっちゃう,プレイレポートを掲載

 2011年6月8日に正式サービスが開始された,ガーラジャパンのMMORPG「IL:Soulbringer」。正式サービスの前日(6月7日)まで行われていたオープンβテストからの流れを引き継ぎ,今も多くのプレイヤーで賑わっている本作のプレイレポートをお届けしよう。

 正式サービス開始から1週間以上が経過した今,多くのプレイヤーがキャラクターの育成とピオの収集にいそしんでいることと思うが,今回は,キャラクターの選択から育成方針,インスタンスエリアの攻略まで,序盤で行き詰まりがちな部分を中心にガイド形式でお伝えしていく。これから本作をプレイしようという人は,ぜひ参考にしてもらいたい。

画像集#039のサムネイル/派手なアクションが癖になる,カワイイ系MMORPG「IL:Soulbringer」。序盤のイロハが分かっちゃう,プレイレポートを掲載

「IL:Soulbringer」公式サイト



最初の一歩のキャラメイク。どのクラスを選ぶ?


 プレイを始めるにあたり,最初に悩むポイントとなるのがキャラクターメイキングだ。本作において,現状選択できる職業は以下の6種類。それぞれ習得できるスキルや能力値の伸びが異なっているので,まずはそれぞれの職業の特徴から紹介していこう。

ガーディアン

 「ガーディアン」は,攻撃力と防御力のバランスがいい職業だ。反撃能力に秀でており,強力な敵とも渡り合える強さを持つ。初心者にもオススメできる職業の一つだ。

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アサシン

 高い敏捷性が魅力のアタッカー「アサシン」。どちらかというと手数で押すタイプで,回避能力も高めだが,防御力は低いという特徴がある。

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ハンター

 高威力の弓攻撃を使いこなす,遠距離攻撃のスペシャリスト。単体攻撃と範囲攻撃どちらも覚えるので,状況によってスキルを使い分けて戦おう。

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バーサーカー

 大剣による重く破壊力のある攻撃を得意とする前衛職の「バーサーカー」。広範囲/高威力のスキルを連打できるので,多数の敵を一気に屠ることも可能だ。

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ソーサラー

 効果範囲の広い魔法スキルが,ザコ敵を殲滅する場面で大活躍の「ソーサラー」。敵を凍らせて動きを制限する冷却系の魔法は,ソロでもパーティプレイでも役立つ。

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クレリック

 自分/味方の体力を回復する回復魔法と,支援魔法を使いこなす「クレリック」。回復/支援だけでなく,エーテルを使った攻撃魔法も使用可能だ。

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 基本的にほかのMMORPGでも見られる職業名が多く,各職業に期待される“役割”は,ネーミングからたやすくイメージできるだろう。だが本作では,パーティプレイにおける役割が,比較的緩く設計されているのが特徴といえる。
 ガーディアンが盾役になり回復はクレリック,ほかの職業がアタッカーとして敵を攻撃,という役割分担ももちろん可能ではあるが,本作においてはそれは絶対ではない。ガーディアンやクレリックがいないパーティであっても,充分に戦っていけるバランスがとられているのだ。

 例えばガーディアンやクレリックを含むパーティ全員がアタッカーとなり,パーティ全員で敵を攻撃するのも一つの方法。当然,職業によって覚えるスキルは違うので,その辺りを考慮して戦い方を工夫する必要はあるが,実際にプレイしていて,「必須職」「不要職」などといったことを思わず考えてしまいたくなる場面には,ほとんど遭遇することがなかった。少なくともゲーム序盤においては,どの職業を選んでも,とくに困ることはないだろう。

 それでは次に,各クラスの戦い方をタイプ別に紹介していこう。


物理攻撃タイプ(ガーディアン/アサシン/バーサーカー/ハンター)


 主要スキル使用時に,スタミナを消費するのが特徴の物理攻撃タイプ。スタミナは最大値こそ少ないが,回復速度は速い。そのため,一定周期で敵を集めて,スキル攻撃でまとめて殲滅したり,やや強めの敵に対してスキルを連打したりといった戦い方が基本になるだろう。少数の弱い敵が相手の場合は,スタミナを消費しない通常攻撃で戦うようにし,スタミナの残量を調整するといい。敵が格下ならば,突進系のスキルで敵の群れに特攻し,範囲攻撃をぶちかますといった派手な戦闘も狙っていける。

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魔法攻撃タイプ(ソーサラー/クレリック)


 スタミナを消費しない代わりにMPを使ってスキルを繰り出す魔法攻撃タイプ。MPは最大値こそ多いが,回復速度はスタミナよりも遅いという特徴がある。通常攻撃の威力が低く,敵を攻撃するにはどうしてもスキルを駆使することになため,MP切れには悩まされることになるだろう。
 物理攻撃タイプほど防御力が高くないため,敵を集めすぎると殲滅できなかったときに大変なことになる。格上の敵に対しては無理をせず,逃げながらスキルを当てていくことに徹したほうがいいだろう。

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 なおパーティプレイを前提に考えた場合は,どの職業でも充分に戦っていける能力がある。ただしソロプレイを中心に考えているなら,最初のキャラクターは物理攻撃タイプにしたほうが無難かもしれない。敵の攻撃の中には,絶対に避けられないものがあるので,防御力とHPが低い魔法攻撃タイプは,どうしても生存率が低くなってしまう。実際筆者も,逃げ場のないボス戦などで,ポーションでの回復が間に合わないことが多々あった。
 もちろん,出現する敵がワンランク低いダンジョンで戦うなどすれば,どの職業でも問題なく戦える。今後のバランス調整等でスキルの使い勝手が変わる可能性もあるので,基本的には自分の好きな職業をプレイするのが一番だとは思う。


一筋縄ではいかないピオの生成。あせらずマッタリ楽しむが吉


ピオの管理はピオマスターを通じて行う。なお,キャラクターのスキルはお金さえ払えばすべて習得できるが,ピオのスキルは,ピオ自身のレベルアップで得られるスキルポイントを使って習得する
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 お次は,本作のメインコンテンツの一つである「ピオ」の育成について,筆者の経験談を交えて紹介していこう。ただし,少なくともゲーム序盤に関しては,現在の仕様だと“手軽に”楽しむのは難しい感触だった。キャラクターレベルが30くらいになれば育成環境も変わるそうなので,あくまで序盤の話である事を断りつつ,参考にしてもらいたい。

 具体的なピオの生成方法については,以前の記事に詳しいので割愛するが,ざっくりと説明しておくと,NPC商人から「空のタマゴ」を購入し,そこへ敵を倒したときに得られるエーテルを溜めていくことで,孵化させることができる。孵化に成功するかどうかは確率の問題なので,孵化可能状態のタマゴをどんどん量産し,片っ端から孵化器にかけていくのが基本的なプレイスタイルだ。

 しかしゲーム序盤のプレイヤーにとっては,空のタマゴはかなり高価だ。筆者のポーション類を大量に使うプレイスタイルが悪いのか,はたまた拾った武具を全部分解しているからお金が溜まらないのかは定かではないが,少なくとも鎧ピオを装着できるようになった段階では,いくつものタマゴを買えるような資金は貯まっていなかった。

 それでもなんとか購入資金を捻出して,いざエーテルを集めてタマゴを孵すぞ,という段階までたどり着くと,かなりテンションが上がるものだ。筆者は,いきなりボスの卵を作ってやろうと意気込み,意気揚々と最初のボスであるライムスタークイーンのタマゴを入手したのだが,タマゴを孵化器にかける際にはまたお金が必要になる。どうにかこうにかお金を貯めて,孵化待ち状態までもっていったのだが,結果が判明するのはなんと40時間後……。

 一連の流れを確認し,「ピオのタマゴは寝る前にセットし,1〜2日後にどんな具合か確かめるというマッタリ進行」で楽しむものだということに気が付いた筆者だが,最初に受けた“面倒くさい”という印象は,しばらくぬぐい去れなかったのは事実だ。

 これからピオの育成を始めようとしているプレイヤーは,ピオの育成は焦ってやるものではなく,マッタリ楽しむものだという点だけは覚えておいたほうがいいと思う。孵化の成功率も高くはないので,「生まれたらラッキー」くらいの気持ちで挑むこと。ちなみに,それぞれのピオには装着できる職業が決まっているので,その点にも注意してほしい。

 なおピオの「配合」については,レベル20台中盤くらいのクエストをクリアしないと配合機が使えないこともあり,残念ながら今回は試すことができなかった。ピオを進化させるには何度も配合を繰り返す必要があるそうなので,筆者も引き続き,ピオ育成をマッタリ頑張ろうと思う。

メインクエストの進行具合はビジュアルで分かりやすく説明される。途中で挿入される,漫画調のストーリーも見ていて楽しい
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経験値稼ぎとレアアイテムの収集が行えるインスタンスエリア


 キャラクター育成には欠かせない経験値稼ぎは,フィールドでザコ敵を狩りまくったり,敵を蹴散らしながらダンジョンを周回したりするのが基本。フィールド狩りは,クエストを絡めたり,称号の入手条件を満たしたりするときにオススメだ。敵のリポップがそれほど速くないので,自分のペースで経験値稼ぎが行える。HPやMPが少なくなったら安全な場所で回復できるので,財布に優しい経験値稼ぎといえる。

 ダンジョンのほうは,道中の敵から得られる経験値だけでなく,クリア時に大量のボーナス経験値がもらえるのが魅力。ボスからのレアなドロップ品もある。ただし,ダンジョンには3種類の難度があり,一番簡単なノーマルでも,適正レベルのダンジョンを攻略するのは至難の業だ。適正レベルが下のダンジョンならソロ攻略もできるが,あまりにもレベル差があると,ボーナス経験値が入手できなくなってしまうので要注意。

 それでは,序盤のダンジョンについて順に紹介していこう。

インスタンスエリアの難度,βテスト時にあったEASYがなくなり,代わりに超高難度のMASTERが追加された。難度が高いと敵は強くなるが,その分クリア時の経験値も高くなる。ドロップアイテムの品質が向上
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鍾乳石の洞窟


 序盤のメインクエストで向かうことになる場所で,ダンジョンではあるがインスタンスエリアではない。洞窟内部の敵を20体倒し,“恐怖と対峙した子”という称号を入手したら,北西の隅にある宝箱から“カイのメモ”を手に入れて街へ戻ろう。クエストで訪れる時点では,この洞窟内で経験値稼ぎをする必要性はないはずだ。

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凍てつく畑


 ボスのライムスタークイーンがいるインスタンスエリア。周囲のザコ敵は倒す必要がなく,発見されなければボスの元へと一直線に向かってかまわない。エリア内の「エーテルストーン:回復」は,30秒のクールタイムごとに使えるので,HPやMPが減ったらこれに触れるようにすれば,それほど苦戦することなく撃破できるだろう。
 ライムスタークイーンからは大量のエーテルが得られるので,ボスのタマゴを作成するにはもってこいの場所といえる。お金に困っているようなら,空のタマゴを700goldで買って,ボスのエーテルを100%集めたタマゴを1400Goldで売るといい。

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試練の洞窟

 ほかのプレイヤーキャラクターとスピード勝負をし,ゴールを目指す遊びができるインスタンスエリアで,モンスター出現しない。もちろんレベル上げには向かない場所で,狩りに疲れたときに立ち寄る憩いの場だ。

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ティニピ川-地下鉱脈

 ジャイアントスライムというボス敵はいるが,倒してもボーナスは得られない。生産に使うであろう鉱石類を多数入手できるが,ストーリー進行のために立ち寄る機会はない。途中の閉じた扉は,骸骨兵を倒すと入れるようになるが,この骸骨兵がかなり強いため,レベル上げには向かないインスタンスエリアだ。

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ティニピ川-上流〜白滝農場

 プレイヤーが初めて遭遇することになる本格的なインスタンスダンジョン「ティニピ川-上流」。しかし難度を上げさえしなければ,それほど強い敵は登場しない。しかも一本道なので道に迷うこともなく,適当に敵を集めて範囲攻撃で一掃していけば,効率よく経験値が稼げる。
 浄化率がMAX近くになったら,奥の白滝農場へと移動しよう。白滝農場にはハリーピキングというボスモンスターが出現する。このボスはエリア内を動き回るので,あらかじめ周囲のザコ敵を掃除しておいたほうが安全だ。ボスは攻撃を始めると,バリアを纏いダメージが通らなくなってしまう。こうなったら,召喚されるザコ敵を倒していくことで,再び攻撃できるようになる。
 ちなみにボスは,HPが半減すると自身のHPを回復するキノコを生やす(?)のだが,強引に範囲攻撃を当てていけば,そのキノコを同時に破壊できる。
 このエリアにも「エーテルストーン:回復」があるので,HP等があぶなくなったらこれに触れて長期戦を挑むといい。パーティの場合,エーテルストーン周辺に集まった全員が回復できることを覚えておこう。

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ティニピ川-湿地帯〜ティニピ沼

 入場制限は8レベル以上だが,職業によっては適正レベルでの攻略が厳しいかもしれない。「ティニピ川-湿地帯」エリア内に点在する繭は,近寄ると一定時間でモンスターが生まれてくる。クエストアイテムの一部には,繭状態で壊さないと出現しないものもあるので注意しよう。道幅が広いエリアで,敵を避けて通ることも容易なので,浄化率を達成したらボスのいる「ティニピ沼」まで駆け抜けてしまうといい。
 ボスのバタフリークィーンは,毒攻撃がいやらしいが,基本的にはハリーピキングと同様の戦いかたでOK。バリアで攻撃が通らなくなったら,周囲に繭が発生するので,これを残さず壊し,再びボスを攻撃すればいい。
 ただし,このエリアには「エーテルストーン:回復」はないので,HPが減ってきたら早めにポーション類で回復するように。なお,初めて撃破した直後はそこから街へ戻らず,「神秘の森-上り坂」まで行ってエーテルゲートに触れておこう。

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神秘の森-地下鉱脈

 「ティニピ川-地下鉱脈」同様に,素材集めが主体になるインスタンスエリア。ボスとして巨大コウモリ王が出現するが,やはり倒してもボーナスは得られない。

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神秘の森-下り坂〜神秘的な植物群

 敵のレベルが上がり,相対的に攻略難度が高まってくるが,大量の敵を同時に相手にしなければ,どんな職業でも対応可能だ。ただ,「神秘的な植物群」のボス,ベアロードキングは別格。ここまで順調に進んでこられたとしても,コイツで行き詰まるプレイヤーは多いだろう。
 とくに注意しなければならないのが,ベアロードキングが怒ったときに使ってくる回転攻撃。近くにいるだけでゴリゴリとHPが削られていき,防御力の低い魔法攻撃タイプは,一瞬にして瀕死に追い込まれることも。ソロで挑む場合は,怒り状態になる直前にベアロードキングから離れて被ダメージを最小限にし,隙をみて攻撃するようにしたい。ただし,離れていても,回転しながらこちらへ突進してくるため,油断は禁物だ。常にポーションでの回復ができる状態をキープし,地道にボスへのダメージを蓄積させていこう。

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エイルン丘-一本道〜薄氷の泉

 このエリアの手前の「エイルン丘-入り口」に到達するには,柵の鍵を探すクエストをクリアしなければならない。鍵はクエストを受けたあと,マップに表示される目的の木を叩くと出現する敵がドロップする。
 「エイルン丘-一本道」は,その名のとおり一本道で迷うことはないが,奥の「薄氷の泉」に通じる道は,氷のフェンスで通行止めになっている。道中に隠された「リーファントの光像」を3つ壊すことで,このフェンスが開く仕組みだ。隠されているといっても,大通りの脇にひっそりと設置されているだけなので,壁沿いをくまなく探せば簡単に見つかる。
 「薄氷の泉」にいるボスのリーファント族長は,HPが半減すると焼夷弾のような爆弾を投げるモードに移行する。派手な攻撃であるが,爆発までにタイムラグがあるので,ボスの周りをグルグルと回りながら攻撃すればそれほど苦戦することなく倒せるはずだ。先述のベアロードキングよりも楽なボスといえる。

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エイルン丘-頂上への道〜甲虫の憩いの場

 ザコ敵の種類も増え,遠距離攻撃をしてくるタイプも多く出現する。そのため,気がつかない間にどこからともなく攻撃されて,HPが半減しているケースもあるだろう。面倒でも敵をまとめず,各個撃破を心がけたほうがいいかもしれない。
 なお,「エイルン丘-頂上」への道には仕掛けがあって,道中にある光るキノコから「ルーンの欠片」を3つを集め,「甲虫の憩いの場」へ通じる扉を開けるためのアイテムを作らなければならない。アイテムの収集に必要なものは,ダンジョン入り口近くにある宝箱から入手できる。
 甲虫の憩いの場にいるボスはシバーズキング。突進力があり,さらに攻撃力も高い強敵だ。入場制限がレベル17にも関わらず,ソロではレベル20程度でもかなり苦戦する。筆者は「復活の心臓」をフル活用して何とか倒したが,この辺りからはソロにこだわらず,パーティで挑戦するようにしたほうが無難かもしれない。

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戦闘システムは良好。今後のコンテンツ拡充に期待


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 以上,本作の序盤をプレイガイド形式でお伝えしたが,いかがだっただろうか。1週間程度のプレイではあったが,スタンダードなMMORPGとノンターゲットリングアクションの中間にあるような独自の戦闘システムは,個人的にはかなり楽しめた。
 現状,コンテンツ不足は否めないが,それは今後のアップデートによって解消されるだろう。正式サービス開始間もない今の段階では,プレイの大部分を占めるであろう戦闘システムの根幹が,しっかりと完成していることを評価したい。

 ちなみに正式サービス開始直後の週末である6月10日〜11日は,用意されていたチャンネル1〜8で終日“混雑”表示が続き,いずれのチャンネルでも,パーティ募集システムによるプレイヤー間のコミュニケーションが活発に行われていた。
 本作が気になりつつも,手を出していなかった人は,スタートダッシュキャンペーンも行われている今がチャンスだ。本稿を参考にしつつ,本作での冒険をスタートしてみてはいかがだろうか。

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