ニュース
「End of Eternity」,“ゼファー”“ヴァシュロン”“リーンベル”“実験体20号”の設定や,物語の舞台となる“バーゼル”を紹介
「End of Eternity」公式サイト
ちなみに公式ブログでは,グラフィックデザイナーの中川氏による制作秘話「キャラクター紹介(1) ゼファー&ヴァシュロン」「キャラクター紹介(2) 実験体20号&リーンベル」のエントリーが掲載されているので,本作のことをより深く知りたい人は目をとおしておくといいかもしれない。
【ゼファー:Zephyr】 17歳 男
「俺が生きていること自体が神様の否定さ」
幼い頃から施設で育った少年。数年前、ある事件を起こし、依頼を受けて制圧に来たヴァシュロンと出会う。そこでヴァシュロンに撃たれて致命傷を負ったはずだが、何故かかすり傷ひとつ負わず・・・。現在はヴァシュロンと共に暮らし、PMFとして生活している。運命に抗う少年
【ヴァシュロン:Vashyron】 26歳 男
「俺は肯定も否定もしない。大事なのは自分の感情、だろ?」
ゼファーと共に暮らす元軍人。PMFを生業としている。「少年が暴れているので制圧して欲しい」との依頼を受け、そこでゼファーと出会う。大規模戦闘によって壊滅状態になったカーディナル配下の戦闘部隊の生き残りだが、過去については多くを語らない。運命を受け入れた男
【リーンベル:Reanbell】 21歳 女
「夢は、叶えられない人達が作り出すもの?」
駆け出しのPMFの女性。ある出来事で命を落としそうになっている時にゼファーと知り合い、PMFになる。前向きな性格で、PMFとして一流になるため目下努力中。仕事着に着替えると気持ちが引き締まるらしいが、普段着はブタさんのTシャツ。ファッションについてなど、若干世間の感覚からズレている点がある。運命を克服する女
【実験体20号:Subject#20】 19歳 女
「残りの…一年?」
生後間もない頃から研究所の被験者「実験体20号」として育てられた少女。ある実験のため生後20年で死ぬように設定されている。19歳の誕生日を迎えたある日、自分に残された時間が少ないという事実を知り、研究所を抜け出す。20歳の誕生日になる前に自らの命を絶つことで、定められた運命に抗おうとしたのだが・・・。運命と決別した少女
【PMF】 ※Private Military Firmsの頭文字
従軍経験やその技術を生かし、報酬と引き替えに警備や戦闘業務、危険地帯での業務を請け負う人々。元々は戦闘を伴う依頼を受けることが中心だったようだが、全く戦闘を伴わない依頼しか受けない者も含め、報酬と引き替えに依頼を請け負う人々は総じてPMFと呼ばれる。
遠い未来の地球では,生態系が狂ってしまい,その環境変化に対応できない人類は滅亡の危機に瀕した。そこで人類は環境を正常化するために巨大な装置“バーゼル”を作り上げ,惑星と自らをその管理下に置いた。やがて人類はバーゼルの内部に街を作り居を構えるようになるが,バーゼルの機能は徐々に低下し,この小さな“世界”は終わりゆく運命にある。
……というのが本作のおおまかな世界観である。物語の舞台となるバーゼルは巨大な塔で,回転し続ける無数の歯車が象徴的だ。
公式ブログのエントリー「物語の世界、バーゼルのデザインについて」で,アートディレクターの鏡氏が解説をしているように,ワールドマップとなるバーゼルは,“横に狭く縦に長い、かつ限定された空間”となる。
バーゼルは縦に複数の階層に分かれており,各階層には街やダンジョンといった各種施設が存在する。施設内やダンジョンでは別マップが展開され,フィールドの移動中にはセミリアルタイムで進行するエンカウントバトルが発生する。
●世界観紹介
遠い未来、地球。
毒された大気は地上に沈殿し、捻じ曲がった地軸は地上から時間の概念を奪っていった。生存さえも脅かされた人類は、巨大な装置「バーゼル」を作り上げ、惑星と自らをその管理下に置いた。全てを機械にゆだねるところまで、種として疲弊しきっていたのだった。やがて人々は「バーゼル」に群がり、暮らしだす。内部に入り込み、居を構え、街をつくった。だが、「バーゼル」は徐々に蝕まれその機能を低下していく。人々はいつしか過去の事実を忘れ、小さな世界に引きこもり、過ちを繰り返していた――。
●物語の舞台
【バーゼル】
滅びつつある人類が、自らの存続のために地球に埋め込んだ機械。バーゼルによって惑星と人類の生命が維持されている。上層部には宗教施設や富裕層の生活する居住区域があり、下層に行くにしたがって貧しく、治安も悪くなる。下層部には鉱脈もある。
●社会情勢
バーゼルは、宗教上の指導者階級「カーディナル」によって治められている。この宗教は“経典”を生活の指針とし、信仰心の篤さに差はあれど、バーゼルに住まう人たちはこの宗教を信仰している。
●文明
かつて「バーゼル」を作り出したように、かなり機械文明が進んでいた形跡がある。しかし現在は一部の学者がバーゼルの仕組みを解き明かそうとしているに留まっている。バーゼル内の発電所から居住区域に電力が供給され、電灯やテレビなどを使用している。
【カーディナル】
バーゼルで信仰されている宗教「リデール教」の指導者階級。多くの者が独自の装束を身に着けており、バーゼル上層部の大きな邸宅に住んでいる。本来は教皇を中心とした組織だが、教皇の死後、カーディナル・ロエンが事実上の統率者である。
そのほか,公式ブログのエントリー「雑誌に載ってないセールスポイント」でプログラム担当の北尾氏が紹介しているが,本作はSD解像度でも文章が読めるように文字サイズを調整してあり,HDDインストールしなくても快適にプレイできるように最適化&ディスク交換が不要,と明言されている。また,リトライ機能や中断セーブといったユーザーフレンドリーな機能が盛り込まれ,“アイテムを2周目に引き継げる”ようにしてあり,エンディングを見たあとも引き続き楽しめる模様だ。
本作の発売日は2010年1月28日とまだ少々先になるが,4Gamerでは新しい情報が公開され次第ニュースをお届けしていくので,続報を楽しみに待っていてほしい。
「End of Eternity」公式サイト
タイトル名称: End of Eternity
タイトルカナ表記: エンド オブ エタニティ
対応機種: PLAYSTATION3/Xbox 360
発売日: 2010年1月28日 発売予定
価格: 7980円(税込)
ジャンル: RPG
CERO表記: B(12歳以上対象)
開発元: 株式会社トライエース
発売/販売: 株式会社セガ
著作権表記: (c)SEGA
Developed by tri-Ace Inc.
- 関連タイトル:
End of Eternity(エンド オブ エタニティ)
- 関連タイトル:
End of Eternity(エンド オブ エタニティ)
- この記事のURL:
キーワード
(C)SEGA Developed by tri-Ace Inc.
(C)SEGA Developed by tri-Ace Inc.