出た！　BethesdaとSplash Damageがタッグを組んだ新作，「BRINK」発表

　「The Elder Scrolls IV: Oblivion」（2006年），「Fallout 3」（2008年）と立て続けにヒットを飛ばす北米のパブリッシャ/デベロッパ，Bethesda Softworksと，Quakeの世界観を使ったマルチプレイFPS「Enemy Territory: Quake Wars」（2007年）を開発したイギリスのSplash Damageがジョイントしてゲームを開発するという驚きのニュースを掲載したのは，2008年5月23日のこと。あれから一年以上，なんの音沙汰もないままに推移し，我々もなんとなく忘れかけていたが，日本時間の本日（5月28日）いきなり公式サイト（要年齢認証）がオープンした。
　公式サイトにはイメージムービーが一本公開されているが，ゲームタイトルが「BRINK」であること，設定がSFっぽいかな？　ということ，そして対応機種がPCのほか，Xbox 360，PLAYSTATION 3であるということのほか，ゲームの内容はほとんど分からない。おっと，発売日は2010年春が予定されている。

「BRINK」公式サイト

　詳細については来週6月2日からロサンゼルスで開催されるElectronic Entertainment Expo 2009で公開される予定になっているが，とくにBethesda Softworksは情報管理の厳しさには定評があるので，どの程度明かされるのかはなんとも言えない。果たしてどんなジャンルの，どんなストーリーを持ったゲームなのだろうか？
　片やワシントンDC，片やロンドンと，大西洋を挟んだ二社のコラボレーション。しかも，オープンワールドのシングルRPGを得意とするBethesdaに対し，マルチプレイFPSの経験が豊富なSplash Damageと，メーカーのカラーもかなり対称的。興味は尽きないが，E3のレポートをいましばらくお待ちいただきたい。