日本一ソフトウェアは,PSP用シミュレーションRPG「
ラ・ピュセル † ラグナロック」を,
2009年11月26日に発売(予定)すると発表した。価格は,
初回限定版が7329円(税込),通常版が
5229円(税込)となっている。
本作は,PlayStation 2(以下,PS2)で発売された,ディスガイアシリーズの原点といえる元祖やりこみSRPGで,PSP版はPS2版の内容に加えて,さまざまな要素が追加されている。プレイヤーは,悪魔祓いの資格を得て新人ラ・ピュセル(悪魔祓い専門のシスター)となった女の子「プリエ」を操作し,仲間達と共に「光の聖女」を目指すことになる。
PSP版は,
全編新規収録のフルボイスとなっているほか,デモスキップや戦闘演出スキップ,マップの回転といったプレイのしやすさが向上する機能や,新しい技,拠点における仲間との会話,ディスガイアシリーズでお馴じみの記録屋・音楽屋など,よりプレイが楽しめる要素が追加されている。
また,戦闘においてパズル的な要素もある「不浄点の浄化」もパワーアップ。PS2版では,浄化を行うには1ターンを消費する必要があったが,これを改良し,浄化したキャラクターは再移動が可能となり,浄化中の地場の上にいたキャラクターが再移動可能となるなど,うまく利用すれば戦闘をより有利に進められる。
さらに,本作の追加要素として新シナリオ「魔王プリエ編」の追加が決定しており,新規書き下ろし全4話を楽しめるとのこと。加えて,エクストラボスとして,「魔界戦記ディスガイア」のキャラクター,“ラハール”“フロン”“エトナ”“プリニー”が登場するとのこと。ディスガイアファンは,ラハール達の活躍(?)にも注目だ。
なお,初回限定版には,PS2版「ラ・ピュセル 光の聖女伝説」発売当時のラフから最新のイラストまでを厳選して収録した設定資料集,オリジナルサウンドトラックなどが同梱されるとのことだ。詳細については,続報を待とう。
骨太な戦闘システム! 笑いあり涙ありのストーリー!
元祖やりこみS・RPG「ラ・ピュセル」がPSPに新たな旋風を巻き起こす!
あの「魔界戦記ディスガイア」シリーズの原点ともいえるS・RPGが満を持してPSPに登場です!
可愛い見た目からは想像がつかないくらい骨太な戦闘システムと壮大なストーリーが盛り込まれた本タイトル。
更にマールシリーズやPS2版のラ・ピュセルで可愛らしいキャラクターデザインを担当したRyoji氏と、日本一ソフトウェアの多くのタイトルでおなじみのあたたかいサウンドを奏でる佐藤天平氏、両名が物語をより盛り上げます。
2009年11月、新たなS・RPGが登場です!!
追加要素・改良点も加わり、更に面白く! 更に快適に!
新シナリオ「魔王プリエ編」の追加をはじめ、エクストラボスの追加
など、プレイ済みのユーザーも新鮮にプレイすることが可能です!
またシステム面の大幅な改良等によってよりプレイしやすくなりました!
世界観
これは、いにしえより語り継がれし伝説……
『闇の王子甦る時、聖なる乙女現れん』
闇の王子───
堕天使カラミティに愛されし人類の反逆者
その力、世界に暗黒をもたらさん
闇あれば光あり
彼の王子目覚めし時、一人の少女現れ、
世界を救わん
其は光の聖女
女神ポワトゥリーヌの御使いにして
奇跡代行者なり
プロローグ
「聖パプリカ王国」に存在する二大教会、「聖女会」と「聖母神教会」。
この二大教会は人々の信仰の拠り所となっていました。
闇の王子と戦った光の聖女を
女神ポワトゥリーヌと同様に信仰する「聖女会」
愛と正義と平和を教義とする「聖母神教会」
幼くして両親をなくした「プリエ」と「キュロット」の姉弟は
4年前、「聖女会」に入信しました。
そしてこの春、プリエとキュロットは悪魔祓いを専門に行う
シスター「ラ・ピュセル」の資格を得、新人ラ・ピュセルとして
駆け出すことになりました。
そんなプリエには大きな夢がありました。
それは女神ポワトゥリーヌに選ばれし奇跡代行者
「光の聖女」になることでした―――
キャラクター
プリエ
CV 中原麻衣
12歳のころ聖女会の聖歌隊員になり、この春に初めて悪魔祓いとしての資格を得た、新人ラ・ピュセル。
光の聖女に憧れている。行動派でおてんばな女の子。
いつも言動をアルエットに注意されている。
キュロット
CV 水橋かおり
プリエの弟。同じく新人ラ・ピュセル。
謙虚でまじめな性格のため、いつもプリエに振り回されている。
アルエットに恋心を抱いている。
アルエット
CV 橘ひかり
プリエとキュロットの先輩ラ・ピュセルとして、教育係を担当しているシスター。
信仰心が強く、それが災いして、時に融通が利かないことも。
物事を慎重かつ冷静に見つめるタイプ。
クロワ
CV 関俊彦
ある事件をきっかけにプリエたちと行動をともにするフリーの悪魔祓い。
記憶喪失で自分の記憶を取り戻すために、各地を旅している。
陽気で頼りになる存在。
エクレール
CV 桑谷夏子
聖パプリカ王国の姫。
「光の聖女候補」として周囲から大きな期待を寄せられているが、それを苦痛に感じている。プリエやキュロットとは数年来の親友で、プリエのことは「お姉さま」と慕っている。
喜怒哀楽・・そして殴る!? 表情豊かに変化するドット絵に注目です!
くるくると表情を変えるドット絵も「ラ・ピュセル」の魅力です! 物語をより臨場感豊かに表現します。
動揺するプリエ、殴るプリエ等、キャラクターが生き生きと動きます。
ドット絵に自信のある日本一ソフトウェアならではの、美麗なドット絵にご注目くださいませ!
プリエに殴られてうずくまるキュロット。さりげにタンコブができているのもポイント
|
ウィンクするプリエ。 たてた人差し指にも注目! |
動揺するプリエ。 さりげに足のポーズも変化しています |
戦闘システム
◆初心者も上級者も楽しめる戦闘システム
ラ・ピュセルの戦闘システムは、日本一ユーザーにはおなじみのターン制のシミュレーション形式となっています。
移動はマス目単位になり、キャラクターごとに行動を選択し、実行していきます。
【戦闘の流れ】
マス目上を移動し、敵に対し通常攻撃や特殊攻撃を選択します。
|
行動を入力後「ターン終了」もしくは「行動開始」をすると画面が切り替わり、戦闘開始! |
まるでRPGの戦闘画面のように画面いっぱいに動きまわります! |
3Dで構成されたマップ上でユニットを操作して戦うといった基本構造は、これまでのS・RPGと同様。 広いマップにどう戦略を描く!? |
行動順序や特殊技はもちろん浄化システム、「闇の地場」などの独自システムによってプレイヤーの戦略の幅が広がります。 |
◆ところせましと動き回る戦闘演出に注目です!
ラ・ピュセルの戦闘の魅力といえば、横向き視点で繰り広げられる戦闘演出があげられます!
コマンド入力後、「戦闘開始」「ターン終了」を選択すると画面が切り替わり、戦闘画面へとうつります。
バトンで殴るプリエ、敵にリンゴを投げつけるキュロット等、画面いっぱいに動き回るキャラクターに注目です!
ド派手なエフェクトも「ラ・ピュセル」ならでは。プリエの必殺技やアルエットの魔法が大画面で繰り広げられます!
◆おなじみの連携攻撃も健在!
本作ではディスガイアシリーズ同様、「攻撃」を実行したユニットに味方が隣接していれば「連携攻撃」が発動します。
上手く配置すれば、敵一体に対し多くの味方で攻撃することが可能となります
配置した際に矢印型のアイコンが表示されているユニットは、全員攻撃に参加します。
|
上図では敵1体に対し、こちらはプリエとキュロットの二人で攻撃が可能。連携攻撃を駆使して、効率よくダメージをあたえよう! |
もちろん敵も連携攻撃を使用してくるので、戦闘画面では大乱戦が予想されます。この大乱戦もラ・ピュセルの醍醐味です。 |
◆ラ・ピュセルならではの『浄化』システムで戦闘をより有利に!
戦闘エリアマップ上には、さまざまな色の「不浄点」と「闇の地場」が存在します。中央で光っているものが「不浄点」、「不浄点」から発生する帯状のものが「闇の地場」です。
「闇の地場」はそのマス上にいるユニットに、さまざまな効果や悪影響を及ぼします。また「不浄点」は一定時間放置しておくと、新たな敵が出現することも。そのため、「不浄点」を「浄化」コマンドで消してしまうことが重要になります。
「不浄点の浄化」にはパズル的要素も含まれているため上手く浄化方法を考えるのもラ・ピュセルの楽しみです!
【浄化の流れ】
不浄点を浄化すれば、闇の地場上の敵にダメージを与えることが出来ます。
|
|
闇の地場の流れは、ユニットを途中に立てることで向きの変更が可能。上手く流れを誘導すれば敵に与えるダメージもアップ!
|
浄化によってこんな効果も…!?
詳細は次報にて!!
|
◆浄化を上手く使えば、再行動が可能に!
PS2版では「浄化」を行うには1ターンを消費していましたが本タイトルでは、システムを改良いたしました!
・浄化したキャラは再移動が可能に
・浄化中の地場の上にいたキャラも再移動可能に
上手く利用すれば更に戦闘が有利になる!?
PSPからの追加要素 〜追加シナリオ・エクストラボス〜
◆新シナリオ 「魔王プリエ編」の追加が決定!
本作の追加要素として、新シナリオ「魔王プリエ編」が追加!
新規書き下ろしの全4話構成になっています。
(本編12話構成)
「光の聖女」を目指していたはずのプリエが、どうして魔王への道を歩むことになったのか――?
本編に沿った形で展開される、もう一つの「ラ・ピュセル」をお楽しみください。
詳しい内容は次報以降にて、ご紹介いたします!
◆新たなエクストラボスが登場!?
なんと今回、ラハール、フロン、エトナ、プリニーがラ・ピュセルの世界へ乱入決定!!
エクストラボスとして、挑戦することができるようになりました!
ラハール一行の登場で、ラ・ピュセルの世界に一波乱まきおこる!?
|
|
|
|
プリエ達とラハール達の掛け合いにも注目です!
PSPからの追加要素 〜システムの改良〜
ユーザー様からご要望の声が多かった点を、大幅改善!
PS2版でユーザー様からご意見をいただいた点や、一部システムを改良することにより、
快適にプレイできるようにいたしました!
以下枠内の機能は本タイトルからの改良点になりますのでご注目ください
◆デモスキップや戦闘演出スキップが可能に
各デモイベントや戦闘の演出スキップが可能になりました。
また浄化演出の速度や、メッセージ速度の切り替えが可能になりました。これにより、やり込みのためのプレイ時間も大幅に短縮できるはず!?
◆マップの回転を可能に
戦闘中マップ回転が出来なかった箇所を、回転可能にしました。
さらに回転のみではなく、マップを真上から見下ろす視点で見ることも可能になりました。さらなる戦略を練る上で手助けになるはずです!
◆新しい技を新たに追加
本タイトルより新しい技を新たに追加いたしました。
戦闘がさらに盛り上がること間違いなしです!!
一層派手になった戦闘シーンにご注目ください。
◆拠点で仲間と会話が可能に
拠点にキュロットやアルエットなどが村人として登場!
各話の間で会話ができるようになりました。
キャラクターの新たな一面がみられるかも?!
◆記録屋・音楽屋の追加
ディスガイアシリーズでおなじみの「記録屋」「音楽屋」がラ・ピュセルにも登場です。ゲーム内の音楽を購入し、聞くことができる「音楽屋」や、最大ダメージや総プレイ時間など自分のプレイ記録を網羅した「記録屋」と、やり込み好きにはうれしい要素!
また記録屋の収集率によっては素敵なことがおきるかも…!?
◆選択による移動が可能に
拠点ポトフ内の移動が選択によって、簡単に移動できるようになりました。「移動時間がもったいない! 」そんなユーザーさまにぴったりです!
その他「ユニットの並び替え強化」「戦闘前の掛け合いの増加」等、幅広く改良いたしました!
追加要素〜フルボイス化〜
◆全編、新規のフルボイスに!!
今回PSPでの発売にあたり、なんと台詞の全編新規録りおろしが決定!!
全編にわたりフルボイスとなり、物語を更に盛り上げます。
PS2版とPSP版とのキャラクターの声の違いを比べてみるのも楽しいかも!?
初回限定版内容
初回限定版の内容は
PS2版「ラ・ピュセル 光の聖女伝説」の発売当時のラフから最新のイラストまでを厳選して収録した設定資料集とオリジナルサウンドトラックのセットです。
Ryoji氏の描く可愛らしいキャラクターと佐藤天平氏によるあたたかなサウンド両方を楽しめる、豪華な限定版となっております!
気になるパッケージ等の詳細は次報にて、ご紹介いたします!
タイトル :ラ・ピュセル † ラグナロック
ジャンル :シミュレーションRPG
対応機種 :PSP (PlayStation Portable)
メディア :UMD
セーブデータ容量 :未定
発売日 :2009年11月26日発売予定
標準小売価格 :通常版 5,229円(税込)
:初回限定版 7,329円(税込)
初回限定版特典 :オリジナルサウンドトラック 設定資料集
CERO年齢区分 :CERO C
キャラクターデザイン:Ryoji(PS版マール王国シリーズ、PS版ラ・ピュセル キャラクターデザイン)
公式サイト :http://nippon1.jp/consumer/lapucelle_ragnarok/