ソニー・コンピュータエンタテインメントは,7月8日に発売を予定しているPlayStation 3用ソフト
「白騎士物語 -光と闇の覚醒-」で,
各種武器/魔法の特徴や,
新たなスキルを公開した。
本作では,一つ一つの武器や魔法が前作よりも明確に特徴づけられており,装備する武器,習得済みのスキルによって,プレイスタイルが大きく変化する。
オンラインパートのクエスト関連では,「ひとりであそぶ」を選んだ場合,ストーリーパート同様,レナードなどのキャラを連れていけるようになっている。
前作までは,アバター(プレイヤーキャラ)が単独で挑戦する形だったが,ほかのキャラを連れていけるようになったことで,難度が高いクエストにもより気軽に取り組めそうだ。
今回の発表では,素材を組み合わせて
「聖石」を作り,騎士に装備させてカスタマイズする要素や,最高難度のダンジョン
「古の都ヴェルガンダ」,そして前作と最新作の両方を内包する(
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「2nd.パート」(「光と闇の覚醒」部分)のストーリーも公開された。
そのほか,2nd.パートだけで武器/防具が
計400種類以上も登場し,さらに,製品発売後に配信予定の追加コンテンツで新武器/防具が続々提供予定であることも明らかにされている。
今回公開された資料を下に引用するので,じっくり目をとおし,あと2週間弱に迫った本作の発売に備えよう。
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武器と魔法のスキル
多彩なスキルと立ち回り
前作よりも武器や魔法スキルの特徴が明確になったことで、戦闘時の立ち回りも、使用武器や取得スキルに合わせた戦い方が求められるようになった。
ここでは武器と魔法の基本的な概念と、あわせて新スキルを紹介していこう。
片手剣(得意属性:「斬撃」「刺突」「打撃」「炎」「風」)
装備を変えることで攻撃役から盾役まで幅広くこなすことが出来る。
盾を装備した時に使える「挑発」や攻撃に徹する「二刀の構え」など幅広い選択肢がある。
なお片手剣スキルには短剣と片手斧も属する。
短剣は魔力が上がり、片手斧は壊れやすいが、クリティカル率が高い。
両手剣(得意属性:「斬撃」「刺突」「打撃」「炎」「水」)
重い斬撃で敵をなぎ倒すアタッカー。
重装備を着込むことで吹き飛ばされ難くなり、「肉斬骨断」を覚えることで、HP減少時に行動速度が速くなる。
なお、同スキルに属する両手刀は壊れやすいが、クリティカル率が高い。
両手斧(得意属性:「斬撃」「打撃」「風」「土」)
一撃必殺を得意とするアタッカー。
重装備を着込むことで吹き飛ばされ難くなり、「底力」を覚えることで、HP減少時に攻撃力が上昇する。
最大パワーで放つ「魔神の一撃」は恐ろしき威力を誇る。
同スキルに属する両手槌は壊れやすいが、クリティカル率が高い。
槍(得意属性:「斬撃」「刺突」「水」「土」)
重装備と盾を装備することで鉄壁の防御を誇る。
乱戦に強く、複数の敵のターゲットを奪える「威嚇する」や防御技の「フィジカルガード」などを持つ。
「ガーディアン」を覚えることで、敵の攻撃を受けた時のAC量が増える。
弓(得意属性:「刺突」「炎」「水」「風」「土」)
遠距離から敵の弱点を狙い撃つスナイパー。
範囲攻撃や状態異常付加のスキルが多く、味方のサポートや乱戦に強い。
「精霊の歌」でMPを回復でき、魔法系のスキルとも相性がいい。
杖(得意属性:「打撃」「炎」「水」「風」「土」)
単体の攻撃力は低いが、豊富なサポートスキルを備えている。
魔法と相性が良く、極めることで消費MPや詠唱時間を抑えられる。
なお「精霊の祝福」を覚えることで、味方のMPを回復することが出来る。
精霊魔法(得意属性:「炎」「水」「風」「土」)
各属性を自在に操る攻撃魔法。
ステータスの「魔力」や「賢さ」が上がることで威力が上がる。
杖スキルの「精霊憑依」と組み合わせることで、強大な威力を発揮する。
神聖魔法
味方の体力や状態異常を回復する魔法。
「杖」を装備することで効果が上がり、詠唱時間が短縮される。
ステータスの「精神」が上がることでも効果が上がる。
攻撃力は弱いがアンデット系に強い「ホーリーライト」なども使用できる。
騎士のカスタマイズ
強化することでより頼もしい存在に!
アバターのアークナイト同様、ストーリーパートでのシンナイトも、シンナイト工房にてカスタマイズすることでより強大な力を発揮する。
「聖石合成」
素材を組み合わせ、武器やアクセサリーなどの聖石を作ることが可能。
作成した聖石は騎士に装着することができる。
「コアユニット強化」
素材を使用することで、シンナイトのコアユニットを強化することが可能。
コアユニットを強化するとジュエルポイントが増加し、ポイント分だけ、より多くの聖石を装着させることができる。
最強難易度を誇る謎のダンジョン
古の都ヴェルガンダ
世界のどこかに突如として現れる、古の都ヴェルガンダ。
荘厳かつ邪悪な威圧感を放つこの都こそ、『白騎士物語』史上、最強の敵がはびこるダンジョンである。
オン・オフどちらでも挑戦することができるこのダンジョンは、未知の強さを誇る敵はもちろん、時にはアイテムやコンボが封印されるエリアがあったり、さらに謎のアークナイトや月姫らシンナイトまでもが、冒険者の前に立ちはだかる。
あまりの難易度から、制覇した者はいないとさえ噂されるこのダンジョン。
果たしてこのダンジョンの正体とは一体・・・?
2nd.パートダイジェスト
物語のキーとなるシーンを紹介
『大賢者ユグラ』
新生イシュレニア帝国の侵攻によって危機に瀕している世界。
バランドール王国の王女であるシズナは、フォーリア公国の大賢者ユグラに会い世界を救う教えを請うべく、レナードたちをフォーリアに向かわせる。
一万年前のドグマ戦争で、古代イシュレニア帝国と戦った賢者とされるユグラ。
フォーリアで出会ったその賢者の正体とは・・・?
『回帰の書』
過去の出来事に触れることができると言われている回帰の書。
あるきっかけでこの書物を手に入れたレナードたちは、一年前に命を落とした世界の指導者たち、ダラム大公(フォーリア公国)、ドリスドール伯爵(自由都市グリード)、そしてヴァルトス王(バランドール王国)を救うことを決意する。
ダラム大公はミウにとっては祖父であり、ドリスドール伯爵はシーザー、ヴァルトス王はシズナのそれぞれ父親である。
今作では、各国の指導者であり、かつ、それぞれの肉親に再び出会うという、時を越えた愛と戦いの軌跡が描かれていく。
だが過去の世界には、憎きウィザードも暗躍している。
果たして、彼らはかつての愛すべき人たちを救うことができるのか?
ひとりでも遊びやすくなったクエスト
レナードたちを仲間としてクエストに連れて行ける
これまでのクエストは「ひとりであそぶ」を選択すると、文字通りアバターひとりでしかクエストに挑戦できなかったが、今回からストーリーパート同様にレナードたちを連れて行くことができる。
これによって、今までライブパートで集まりにくかった時間帯やクエストなども、オンライン上の仲間が居なくても気軽に挑戦できるようになった。
もちろん、レナードらNPCはストーリーパートクリア後もレベルアップが可能なので、難易度の高いクエストも彼らを強化することで戦いやすくなっていくことだろう。
新クエスト紹介
個性豊かな新クエストに挑戦せよ!
『四界の王』
迷いの森に突如、小さな魔物たちが現れて森を荒らしていると言う。
どうやら隠れて小さな魔物を操っている魔像王がいるようだ。
迷いの森に隠れている魔像王を全て倒し、森の状態を元に戻して欲しい。
『雷雨の救出作戦』
クレイドール平原にて戦いが続いているバランドール軍とイシュレニア軍。
バランドール軍の部隊が敵に襲われ計画に支障が出ている様だ。
急いで現地に向かい兵士たちを救い出し、イシュレニア軍を制圧せよ。
400種類以上の武器防具
防具紹介
前作にもまして登場する武器防具、その数は「2nd.パート」だけでなんと400種類以上存在する。
これは、発売後に配信されるクエストの報酬でもまだまだ増える予定である。
今回はその中でも特徴的な装備品をピックアップして紹介する。
なお、今回から防具には従来のアクセサリーのカテゴリーに頭装備が追加され、より見た目の変化が楽しめるようになった。
また、以前までの能力重視で各部位バラバラの装備を着るという選択よりも、各シリーズには強さUPや素早さUPなど共通の特徴があるので、同じシリーズを装備した方がより効果的であるのも、大きな変更点である。