ディースリー・パブリッシャーは,2009年冬に発売予定のTPS
「Eat Lead マットハザードの逆襲」(
PlayStation 3/
Xbox 360)の最新情報を公開した。
本作は,架空のゲームメーカー,マラソンメガソフトが開発した,8-bitゲーム機用ソフトの主人公(……という設定の)
「マット・ハザード」の活躍を描いた三人称視点シューティングだ。
かつては子供達の絶大な人気を獲得した彼だが,このところはすっかり落ちぶれてしまい,子供向けのカートレーシングに登場しても人気を回復できない。
そんな彼が今回,マラソンメガソフトのCEOに就任したウォレス・ウォーリー・ウェルズリーIII世により,同社の最新作に主役として抜擢されたというわけである。
このように本作は,ゲームファンならばついニヤリとしてしまいそうなバックグランドを持った,ユーモア溢れる作品だ。
本作に関心を持った人は,登場キャラやゲームシステム,ボスキャラなどについて,下のリリースで確認してほしい。
また,Eat Leadの続編となる横スクロールアクション
「マット・ハザード ブラッド・バス・アンド・ビヨンド」(
PlayStation 3/
Xbox 360)が,PlayStation Network/Xbox LIVEアーケードを通じて2010年1月中に配信開始されることも,併せて発表されている。
第1作の発売前にこうして続編が発表されるのも珍しいが,TPSの続編が横スクロールアクションになるという例も,あまり聞いたことがない。
とはいえ,PS3やX360用のソフトらしく3Dグラフィックスが採用されており,奥行きのあるゲーム画面が描かれる。ミサイルや弾丸の飛び交うステージを突き進む,スリリングなプレイフィールが味わえそうだ。
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■キャスト紹介
マット・ハザード
8bit時代から、ポリゴン創世記にかけて活躍した(という設定の)超人気ゲーム主人公。
近年ではすっかり落ちぶれ、子供向けのカートレースゲームに出演するも人気は回復しなかった。
本作、EAT LEADでは久々の主演作と次世代機初登場ということで気合が入っている。
キャラクターボイス:小山力也
名称不明 通称:QA(きゅー・えー)
マット・ハザードをサポートする謎の美女。
どうやらマラソンメガソフトの社員らしい。
マットたちの住むゲーム世界に外部からハッキングで侵入し、時にはアドバイスを行い時にはステージ工作も行う頼もしい存在。
しかし・・・彼女には驚きの正体が!
キャラクターボイス:名塚佳織
ウォレス・ウォーリー・ウェルズリーIII世
ゲーム外世界の住人でマラソンメガソフト社の新任CEO。
決断力があり、頭脳明晰。子供時代は神童と呼ばれ、市販されている全てのゲームをクリアしたと豪語している。
何故かマット・ハザードに対し異様なまでの執着心を持つが、それは、彼の子供時代が関係しているらしい。
キャラクターボイス:中川慶一
■システム紹介
カバーアクション
このゲームは物陰に身を隠しながら敵を倒すサードパーソンシューティングゲームだ。
敵に遭遇したら、カバーボタンを押して物陰に身を隠せ。
敵を倒したい場合は、物陰に身を隠しながらカーソルを向け引き金を引くと、こちらの安全を確保したまま敵を倒すことが出来るぞ。
武器と弾薬の調達
武器や弾丸の入手は、敵を倒して現地調達だ。
暴力ゲームに批判的な家族が一緒のときは水鉄砲を拾って、誤魔化すことも出来るんだぜ!
武器の調達が間に合わないときがあるかもしれない。
そんな時は、ぶん殴っちまえ!スカッとするぜ。
ダメージマーク
マット・ハザードが攻撃されると、攻撃された方向に応じて赤い円を描くようにダメージマークが表示される。
このマークは、安全な場所に身を隠すことで消すことが出来るが、円が完成するまでダメージを受け続けると画面がゆがみ、最後にはマットが死んでしまうから注意が必要だ!
だが、もっと注意が必要なことがある。
ダメージマークのことをドクロマークと呼ぶと、海の向こうから怒られるぞ!
■特殊オブジェ
メタルハザード
フィールドの端に設置されているブースターに接触すると発動する大技だ。
メタルハザード状態になるとマット・ハザードが金属で包まれたような形状になり敵の攻撃を一切受け付けなくなるぞ。
効果は一定時間を過ぎると消えてしまうので、マットが無敵であるうちにできるだけ多くの敵を倒せ!
メタリックな見た目は、どこかで見たことがあるかもしれないが、口に出して言ってはダメだぞ!
マキシマムハザード
円筒状のブースターを発見したら、それはマキシマムハザードの発動装置だ。
マキシマムハザード状態では、マットの体が赤く発光し、攻撃力が向上する。
普通の敵なら拳銃一発、パンチ一発で吹き飛ばすことができるぞ。
ただし、体力に関しては通常のマット・ハザードのままなので、調子に乗って突進しすぎると死んでしまうから気をつけろ。
ただの障害物
マット・ハザードや敵が身を隠すのに最適な、ただの障害物だ。
だが、気をつけなければいけないことがある。
このゲームのオブジェクトには予算がかかっていないから銃で撃つとだんだんゆがみ始め・・・ポリゴンが割れてフィールドの裏が見えちまうぞ。
■ボス紹介
クモーリ=アメモヨーウ
キャラクターボイス:不在
ゲームアーカイブの奥底に眠っていた伝説の戦士「クモーリ=アメモヨウ」。
マットが近付くと、深い眠りから目覚め襲い掛かってくる。
テキストウインドウとボタン送りでしか会話してくれないからマットもウンザリだ!
クモーリの戦闘方式は、タイムゲージを利用した伝統的なコマンド選択バトル。
クモーリに合わせる必要はないのでお約束無視で行動しない隙を見て撃って、撃って、撃って、撃って・・・攻撃!
ただし、調子に乗っているとメテオの洗礼が怖いぞ!
今度のマットハザードは、横スクロールアクションゲーム。
8bitを越えた9bitシューティングアクションだ!
マット・ハザード永遠のライバル「ニュートロノフ将軍」が巻き起こす、ゲーム界きっての大暴動。
冷戦時代に活躍した悪役「ニュートロノフ将軍」がEATLEADに続いて登場。
核だ軍備だと冷戦時代の思考が抜けきらないニュートロノフ将軍が、スーパー・マット・ランドの敵やカリビアンの女海賊を率いてマットに対峙する。
次世代機の美麗な3Dグラフィックでありながら、(将軍の古い思考で)戦闘スタイルは、横スクロールアクション。
海賊の隠れ家、日本の城、西部の荒野と盛りだくさんのステージがマットたちを待ち受けるぞ。
ニュートロノフ将軍の思考なんぞ関係ない!
現場では、派手に行くぜ!
ニュートロノフが用意した2D面なぞ関係ない!
ゲームの主役は、オレ様「マット・ハザード」だ。
横スクロールを無視して、180度に弾丸を撒き散らし、画面奥の敵まで撃ち抜いてやる。
マット・ハザードBBBでは、攻撃があらゆる方面へ撃てるのだ。
画面奥を撃ちぬけば、懐かしい(という設定の)敵が登場する。
有毒廃棄物を吐く突然変異ペンギン、赤と青のパッケージで販売されていた、デス・ワズル、巨大オートバイに乗るカウボーイ、身長60メートル以上にもわたるRhino-zilla(某怪獣ではありません)や動く灯台が襲い掛かる。
名づけて「オレのライフはオレのもの
貴様のライフもオレのもの」システム
マット・ハザードBBBは、友達同士で二人プレイが可能。
相棒は、もちろんオレの心の友「デクスター・ディア」だ。
マットと僕は、深い絆で結ばれているんだ。
だからピンチになるとライフを分け合うのさ。
ボタン1つで、互いに知らせず、奪うようにね。
友達に相棒のデクスターデアの操作を任せて、二人で将軍の野望を打ち砕け!
マット・ハザードの行く手を阻むように
多彩なステージが待ち受ける。
海賊の秘密基地、日本の城、ウエスタン、シベリアの氷の鉱山、そして月へ
日本の城はアメリカのスタッフが史実どおりにツクリマシタ!
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